宮古島の保育園事情~移住者の待機児童問題~

全国的に問題になっている待機児童問題。宮古島市も例外ではなく、我が家も子供が保育園に入れるかひやひやする時期がありました。

待機児童の数

宮古島には公立保育所8ヵ所、法人保育施設(認可保育園)18ヵ所、小規模保育施設7ヵ所、家庭的保育施設3ヵ所、認定こども園3ヵ所、認可外保育施設4か所があります。

これだけ見るとかなりの数のように感じますが、宮古島にも待機児童問題はあります。

0歳児、1歳児で待機児童が多い傾向にあります。待機児童は毎年4月時点で50人~100人。年度末時点ではその倍には膨らんでいると考えられます。

もし待機児童になったら

移住者の私たちにとって保育園に通えるかどうかは、この島で移住生活を続けられるかどうかを左右するほどの死活問題です。もし子供が保育園に入れていなければ、妻は仕事をやめていたかもしれません。

宮古島は内地に比べると給料が少ないので、共働きでなければ子育ては厳しく、移住生活を断念せざるを得なかったかもしれません。

希望の園に入れず

入園希望届には第1希望から第3希望までを記入します。保育園に通わせることが最優先だったので、見学したり電話の問い合わせで保育定員を片っ端から聞き、地元の知人のアドバイスも参考に入れそうな園を3つ記載しました。

幸い私たちの子供は保育園に入ることができましたが、第1~第3希望で記載した園とは違う園に回される形となりました。共働き世帯なので優先順位は低くないとは思うのですが、それでも希望の園には入れなかったことを考えると、待機児童問題の深刻さが伺えます。

4月入園以外は・・・

もっと大変な市町村も多いと思いますが、宮古島でも年度が切り替わる4月のタイミングでしか0~2歳は入園できないケースがほとんどです。

宮古島は地域全体で子供を育てるという文化が残っていて、とても子育てはしやすいです。ここ数年で保育園に子どもを預けたいという親が増えてきています。私たちのような移住者の増加も原因の一部だと思うので「ごめんなさい」という気持ちです。

私の子供が通っている保育園は先生の7割は地元出身、3割が移住者。在園児の8割は地元、2割は移住者といったところです。

保育内容については不満はありません。誕生日会もひなまつりも七夕も、内地の保育園と同じようにあります。子どもが宮古方言を覚えてきたり、エイサーを練習したり、給食にゴーヤチャンプルーや宮古そばが出たりと、宮古らしいところももちろんあります。

子連れで移住するなら

小さな子供と一緒に移住を考えている方は、保育環境についてもリサーチすることをお勧めします。南国宮古島の豊かな環境の中で子育てをしながらスローライフ♪保育園には頼りません♪と聞くと響きはすばらしいですが、移住成功者のほとんどは保育園を利用しています。

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