宮古島の時計の針を進める移住者たち

ゆっくりと時間が流れる南国宮古島。移住から5年しても基本的にそのイメージは大きく変わりません。

ただ、一部の移住者が宮古島の時計の針を進めているように感じてしまう出来事もあります。

宮古島で知らない人はいないスーパーマーケット「サンエー」いつも多くの人で混み合っています。

私が移住した頃「サンエー」では、レジ店員が袋詰めサービスをしていました。

レジで会計をすませた後、その場でレジ店員がカゴの中から商品をエコバッグやレジ袋に入れてくれるのです。

移住前にこのようなサービスを受けたことがなかった私は、とても驚くとともに、さすが宮古島!と感銘を受けたものです。

買い物客には高齢の方や小さな子供連れも多く、袋詰めサービスはとても助かります。

私のようにスーパーでの買い物に慣れていない男性だと袋詰めに手こずることもありますが、レジ店員は袋詰めのプロ!とても効率よく袋詰めをしてくれるので、持ち運びもしやすく、ありがたいサービスでした。

ところが、5年前に10レーン全てで行われていた袋詰めサービスは、今ではわずか2レーンになってしまいました。残る8レーンには「お客様ご自身で袋詰めをお願いします」と表示があります。

私個人としては、宮古島のいいところが縮小してしまった感じでとても残念です。

私は、郷に入れば郷に従えがあたり前だと思っていますが、中には自分の価値観を押し付けようとする人もいるようで、「袋詰めサービスは無駄。レジ待ちが長くなる。俺を待たせるな」とクレームをつけた人がいたようです。

移住者の増加で変わりゆく宮古島。ゆっくりと流れる島の時計の針を早めるようなことは、してほしくないなと思います。