沖縄移住を後悔しないために知りたい島暮らしの現実

沖縄の離島、宮古島に移住して5年のshimagurashiです。

「南国」「常夏」「楽園」 観光客が沖縄に抱くイメージはとてもポジティブなものです。沖縄の開放的な雰囲気は、観光客にとってはとても魅力的。旅行で沖縄を訪れて、このまま移住しちゃいたいと考えた人も少なくないはずです。

しかし、インターネットで「沖縄移住」と検索すると「失敗」や「後悔」の文字が目立ちます。沖縄移住をポジティブに書いた記事よりも、ネガティブに書いた記事の方が多くヒットします。

実際、沖縄移住の現実はそんなに甘くはありません。私もこの5年間で何度も移住したことを後悔し、毎日のように島から帰ることを考えていた時期がありました。

沖縄への移住を考えているあなたが、将来後悔しないために。島暮らしの現実を綴ります。

より本音に近い形で書くために、友人からの質問メールに答えるつもりで書きました。

スポンサーリンク

不便なことは?

普段の生活で不便なことは全くありません。離島の宮古島でも不便がないので、沖縄本島では全く不便はないと思います。

宮古島は渋滞もほとんどなくとても快適です。私の通勤時間は車で10分。これは本当にありがたいことです。同じ沖縄でも那覇は渋滞が深刻だとよく聞きます。那覇から転勤してきた人は宮古島の渋滞のなさに感動します。

生活費は高い?

お酒を飲む機会は多いですが、交際費は内地にいた時ほどはかかりません。物価は決して安くありませんが、生活費は沖縄に来てからの方が安いです。

帰省するときの飛行機代がすごく高いのがネック。早めに予約して少しでも安く抑えようとしていますが、家族に不幸があって急に帰る時の飛行機代は、目玉が飛び出るほど高いです。1ヶ月の給料が1回の帰省でなくなります。

移住者に仕事はある?

仕事の内容を選ばなければ働ける場所はあります。移住生活がうまくいってる人は、移住前と同じ仕事をしている場合が多いです。

沖縄のメイン産業は観光業。ホテルで働く移住者は多いですが、離職率がすごく高いです。時間が不規則で、給料も安い。接客業に慣れていない人はストレスがたまる職場です。

観光客にとってはリゾートホテルは癒しの空間でも、働きだすと裏側が見えてきます。むしろ裏側がメインになってしまうので「リゾート」のイメージでホテルで働きだすと痛い目にあいます。

沖縄は土曜日も働いている人が多いです。週休2日の企業の方が少ないと感じます。給与水準は全国平均の3分の2。残業代が出ない職場も、ボーナスがない職場もあります。

沖縄の人たちの「なんくるないさ~」に観光客は和まされますが、同じ職場に「なんくるないさ~」という考えの沖縄の人がいるとイラっとします。「こっちにしわ寄せが来るから、もっとてきぱき働いて」と言いたくなります。

沖縄離島の移住者はどんな仕事をしているの?
宮古島に移住して5年になります。 沖縄の離島で暮らしている人は珍しいので、友人に島暮らしについて質問されることがよくあります。 中でも多いのは「移住者はどんな仕事をしているの?」という質問。 移住者の仕事について聞かれた時...

移住者は差別される?

差別まではいきませんが、最初のうちはなかなか心を開いてくれません。沖縄の人たちは地元出身者と移住者を明確に区別してます。移住者は「ないちゃー」と呼ばれます。

沖縄の人に信頼してもらえるまでは、ないちゃーはよそ者扱いです。移住生活成功のためには沖縄の人たちの信頼を得ることが重要ですが、そう簡単には深い関係にはなれません。

まずは職場の人に信頼してもらえるようになって、そこから人脈を広げていくのが現実的。職場で沖縄の人がのんびりしていても許されますが、移住者が同じようにサボるのはNG。甘ったれた移住者は誰も相手にしてくれません。

移住者とだけ仲良くしていても生きてはいけますが、そのうち限界が来ます。移住生活が長い人たちは、移住者だけのコミュニティーではなく、沖縄の人たちの和の中に自然に溶け込んでいます。

郷に入っては郷に従えの謙虚な気持ちがなければ、移住生活は破たんします。移住者がでしゃばりすぎるのもNG。地域の行事に必要以上に積極的に参加して、よくするために変化を加えようとする人は煙たがられます。頑張りすぎも迷惑になることを心得ましょう。

宮古島の人たちの性格~移住者差別を克服する方法~
観光客は宮古島の魅力として人の良さあげますが、実際に住んでみると、優しさだけでは語れない島の人たちの性格が見えてきます。移住者の中には宮古島の人たちと馬が合わずに、島を出ていく人も多いです。 宮古島の人たちの性格は、時に腹立たしく、時...

移住を後悔した理由は?

「このままレールに乗って定年退職まで働くのか?それで幸せなのか?」と思って沖縄に移住しましたが、レールに乗ったままの方が幸せだったかもしれないと後悔しています。

沖縄は給料が安い。夏の暑さは耐えられないレベル。親のことも心配。移住生活がキラキラして新鮮だったのは最初の数カ月。その後は「人生このままでいいのか」とか自問自答しています。

同じように悩んでいる移住者は多いです。

「移住失敗」を私につきつけた3つの言葉
宮古島に移住してからの5年間「移住は失敗だったかもしれない」と思ったことは何回もありました。 理由は様々ですが、宮古島の人たちに「移住失敗」をつきつけるような言葉を言われたことがきっかけになったこともありました。 今回は、宮古島...

移住失敗する人は多い?

沖縄移住はうまくいかないケースの方が多いように感じます。特に単身移住者は島から帰る確率が高いです。30代、40代ぐらいの子育て世代、働き盛り世代は、家族のために頑張りますが、帰る人もます。家族のために頑張るのがメインなら、わざわざ給料が安い沖縄で生活する必要はありません。

島を離れて次の仕事を探すときに、沖縄への移住経験は大きなデメリットになります。転職活動では「沖縄移住=仕事から逃げた」というイメージを採用担当者に持たれてしまいます。沖縄移住は人生の汚点になりかねません。

地方移住のメリットデメリット 失敗しないのはどんな人?
地方での移住生活には都会では感じられないメリットがあります。自然が豊かで、人ゴミや渋滞はありません。都会での暮らしに比べるとストレスは圧倒的に少ないです。 地方での移住生活が長くなると、メリットだけでなくデメリットも見えてきます。給料...

まとめ

沖縄移住を後悔しないために知ってほしい島暮らしの現実をまとめました。

私の移住先は離島の宮古島なので、沖縄本島とは違う部分もあると思いますが、大半は的を射ていると思います。

沖縄移住の現実は甘くはありません。現実を知り、覚悟を決めた上で移住を決断しなければ、移住後に後悔することになりかねません。

沖縄離島生活の心得〜移住を決めたあなたへ〜
沖縄の離島、宮古島に移住して5年。 この5年間、宮古島での移住生活に見切りをつけて帰っていく移住者を何人も見かけました。 私自身、宮古島から帰りたいと思ったことは何度もありますが、なんとか踏ん張って宮古島生活を続けています。 ...
宮古島移住に失敗しないために~移住10年の今だから話せる島暮らしの現実~
私たち夫婦が宮古島に移住したのは10年前。宮古島の知名度は今より低く、移住希望者もそれほどいませんでした。大きな変化の波にのまれた宮古島。移住した当時年間30万人台だった観光客は年間100万人を超え、移住者も増えました。南国宮古島で...
タイトルとURLをコピーしました