沖縄在住のshimagurashiです。
新型コロナウイルスの影響で4月、5月の石垣島旅行者は激減しました。
石垣島では4月に4人の新型コロナウイルス感染が確認されました。5月に入ってからは感染確認ゼロが続いています。
石垣島旅行はいつまで自粛すべきか。いつから行っていいのか。飛行機は減便しているのか。観光施設や飲食店・居酒屋は開いているのか。ビーチには普通に入れるのか。石垣島の状況をまとめました。
新型コロナウイルスを巡る状況は日々刻々と変化しています。情報は随時更新中です。
感染者数
石垣島では4月に4人の新型コロナウイルス感染者が確認されました。5月に入ってからは感染確認ゼロが続いています。
石垣島での新型コロナウイルス発生は、島外からの旅行者がきっかけでした。
石垣島では、春休みに旅行者が目立ちました。
南の島は安心とネットのデマを信じた人、石垣島に感染者がいないことから旅行をキャンセルしなかった人、海外旅行を石垣島旅行に変えた人。
若者の1人旅、大学生のカップル、学生のグループ旅行など、自粛ムードが広がる中でも旅行を強行した人たちはマスクもせず島内を観光していました。
4月に入り緊急事態宣言が出されたことで、島の空気が大きく変わりました。
「命最優先」の考えが島に広がり「石垣島に来ないで」の声はネットであっという間に全国に広がりました。
緊急事態宣言中、石垣島旅行者は激減しました。
石垣島への飛行機は5割以下に減便。羽田、成田、関西、中部、福岡空港からの直行便は全て運休。那覇空港からの便も半減しました。
ゴールデンウィークを前に、石垣市長が観光施設の封鎖を発表。コロナで市町村が観光地を封鎖するのは沖縄では石垣島が初めてでした。
川平湾や底地海水浴場、平久保崎灯台など11ヶ所の観光地が封鎖されました。
石垣島と竹富島・西表島などを結ぶ離島航路は全て運休していました。
旅行はいつまで自粛?
沖縄県の緊急事態宣言は5月14日に解除されました。
沖縄県の方針
沖縄県は沖縄への観光客受け入れについて3つのステップを設けています(5月29日発表)
【6月1日~ ステップ①】
・北海道、東京、神奈川、埼玉、千葉、福岡からの沖縄旅行自粛を要請。
・県内旅行の促進。離島旅行については各市町村の意向を踏まえる。
【6月19日~ ステップ②】
・全国からの観光客受け入れを徐々に促進。
・航空会社・旅行会社連携プロモーションの実施
【7月10日~ ステップ③】
・7月下旬からのGoToキャンペーンに向けたプロモーション
石垣市の方針
石垣市はホームページ上で、新型コロナウイルス感染症について「観光客向け情報」を発信しています。
「緊急事態宣言解除」「万が一島内で新型ウイルス感染の疑いが生じた場合でも即日での検査体制が構築されること」から「6月1日より段階的な観光客受け入れを再開する」と明記しています。
直行便運航再開
石垣島への直行便の運航再開も、石垣島旅行に行っていいかどうかの1つの目安になります。
石垣島への直行便は5月末まで全て運休していました。
5月以降は新型コロナウイルスの感染拡大状況を見て航空各社が判断します。
6月18日からJALの羽田-石垣便が運航再開します。
6月26日からJALの関西-石垣便が運行再開します。
石垣島と竹富島・西表島などの離島を結ぶ航路はゴールデンウィーク期間は全便運休していましたが、ゴールデンウィーク後、通常運行に戻っています。
石垣空港と市街地を結ぶバスも通常通り運行されています。
観光施設・ビーチ・飲食店
川平湾や底地海水浴場などの封鎖は、ゴールデンウィーク明けに解除されました。駐車場やトイレ・シャワー施設も自由に使えます。
繁華街エリアの飲食店や居酒屋も通常営業に戻りつつあります。
沖縄県では5月21日に休業要請が全面解除されました。
バーやキャバクラ、カラオケなども含め、全ての業種で営業が認められています。
地元の人は飲食店でのランチや飲み会を少しずつ解禁しています。
島の雰囲気
石垣旅行を自粛するかどうかの大きな判断材料の1つが周囲の反応。
せっかく石垣島に旅行するなら、友人からも石垣島の人からも白い目で見られることなく楽しみたいところです。
ゴールデンウィークに石垣島に旅行に来た人には、地元の人からかなり冷たい視線が送られていました。
島外から来たというだけで、ウイルス扱い。レンタカーに乗っている観光客っぽい人を見かけると「バカじゃないの?」と不信感を抱く人は少なくありませんでした。
石田純一さんが沖縄旅行中に新型コロナウイルスを発症し大バッシングを受けたように、石垣島旅行者は非国民のような扱いをされていました。
国や県の要請、飛行機の減便状況を見ると、6月18日までは石垣島旅行は自粛すべきです。せっかく沖縄に来ても、逆にストレスをためる結果になりかねません。
実際に沖縄の離島に住んでいて感じるのは、島の空気は状況によって一変するということ。
石垣島では3月まではピリピリした雰囲気はありませんでした。
春休みに旅行者が増えたことで、島の空気が変わり始めました。
4月に入り沖縄本島で感染者が急増すると、「沖縄に来るな」の声に島が支配されました。
感染者が増えている時期に緊張感が一気に高まったように、緩も時も一気に緩む可能性があります。
石垣市長は条件付きで6月1日から観光客の受け入れ再開を表明しました。6月以降、石垣島旅行者は少しずつ増えそうです。
本来ならば、石垣島旅行のピークはゴールデンウィークと夏休み。
コロナショックでゴールデンウィークの利益を失った石垣島の観光業者は大打撃を受けています。
夏休みまでこの状況が続けば廃業する業者も増えそうです。
石垣島は観光業で栄えて来た島。石垣市長が条件付きでの観光客受け入れ再開を決断したのも無理はありません。
スカイツアーズや
HISなど石垣島ツアーを扱う旅行会社では夏の先取りセールも始まっています。
まとめ
石垣島旅行はいつまで自粛すべき?いつから行っていい?についてまとめました。
石垣島には6月以降、徐々に観光客が増えそうです。
ゴールデンウィークまでは「石垣島に来るな」の声が島を支配していましたが、島の雰囲気は変わりつつあります。
地元の観光事業者は旅費が半額補助される観光庁のGOTOキャンペーンに期待しています。
新型コロナウイルスを巡る状況は日々刻々と進化しています。今後も情報を更新していきます。

