宮古島旅行いつから行っていい?〜コロナで観光客激減の島から〜

宮古島移住者のshimagurashiです。

新型コロナウイルスで自粛続きの毎日。早く宮古島に行きたい!

宮古島に住んでいると、いつから宮古島に行っていいのか?と知人に聞かれます。

宮古島では飲食店の時短要請が解除され、自信を持って「宮古島に旅行に行って大丈夫」と言える状況になりました。

【2022年7月追記】

宮古島の観光客はかなり回復しました。国内観光客はコロナ禍前と同じぐらい来ています。

島でもウィズコロナが定着し、観光客を白い目で見る人はいなくなりました。

ホテル、レンタカー、タクシー、バス、お土産店、宮古そば店などは全て通常営業。

ビーチや観光施設の閉鎖はなく、宮古島旅行を満喫できます。

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宮古島旅行いつから行っていい?

宮古島では新型コロナウイルスデルタ株の感染が2021年8月に爆発的に広がりました。

毎日40人ぐらい感染者が確認されました。

人口5万4千人の小さな島で、毎日40人感染。大変なことです。

1年前は1人感染者が出ただけで大騒ぎしていました。

ピーク時は1週間で300人ぐらい感染者が出ました。

宮古病院の病床は40床ぐらいしかなく、自宅療養が爆発的に増えました。

8月に宮古島市長が「感染爆発中。宮古島に来ないで」と言ったことで話題になった宮古島。


このメッセージのあと、宮古島の観光客は激減しました。

2021年9月時点では観光地はどこも閑古鳥です。

GoToトラベルキャンペーンがあった2020年10月はバブルの頃と変わらないぐらい観光客が来てました。

今年の夏は、バブルに比べると観光客は半分ぐらい。

宮古島市はかなりの危機感で「宮古島に来ないで」と呼びかけましたが、観光客を完全にシャットアウトしきれないのが現実。

政治家が本気で島の人たちの命を優先した観光客を止めたいなら、大バッシング覚悟で宮古空港と下地島空港を閉鎖すればいいのですが、そんなことはできません。

空港を閉鎖してしまえば、経済は大打撃。急用で島外に行く市民も困ります。高校球児も試合に行けなくなります。

コロナ収束後は宮古島に多くの観光客に来てくれないと困る人がこの島にはたくさんいます。

あまり過激なことをして宮古島に悪いイメージを持たれるのは得策ではありません。

過激なことをしてでも、空港を閉鎖してでも島を守れと言う人もいましたが、現実的には厳しい。

観光客が島に入って楽しそうにしている姿を黙認しながら島民は我慢するしか、宮古島が生きるすべはありませんでした。

感染爆発で閉鎖されているビーチもありましたが、現在は解除されています。

2021年11月には飲食店の時短営業が解除され、やっと自信を持って「宮古島に来ていい」と言える状況になりました。

島の人の観光客に対する感情は感染状況次第です。

感染状況が落ち着けば島の人たちも油断しているので、観光客を見かけても何とも思いません。

感染爆発している時期は「あ、観光客だ」と意識してしまいます。

「観光客が悪いわけではない」というのは理解しているつもりです。でも、ビーチでキャッキャと楽しそうにはしゃいでいる観光客を見ると、怒りがこみあげて来ます。

宮古島の人たちは優しいので観光客を睨んだり、自粛警察みたいなことはしません。

静かに怒っていました。

今ならら全く後ろめたさなく宮古島に旅行できます。

島の人たちに迷惑をかけることはありません。

観光客は楽しめるか

結論から言うと、緊急事態宣言中であろうが、宮古島市が来ないでといっていようが、観光客は宮古島を楽しめます。

一部のビーチは閉まっていましたが全て解除されました。

ダイビングツアーもシュノーケリングツアーもシーカヤックツアーも普通にやってます。

いつもの年に比べると来ている人が少ないので人気店の予約が取りやすいです。

ホテルも営業中。レンタカー店もタクシーも営業中。

飲食店は通常営業に戻り、コロナ禍でテイクアウトの店も充実しています。

この時期に来ている観光客が批判される理由はありません。

飛行機は飛んでいるし、ツアーも販売されているし、来るなと言うのはおかしな話です。

島の人たちは観光客を悪者にしたがりますが、観光客のほとんどは感染対策をしっかりしています。

自らコロナに感染したい人などいません。

観光客は日中は外に出ますが、夜はテイクアウトで済ませてホテルにこもっている人も多いです。

「マスクをしない観光客が多い」と島の人は言いますが、実際は9割の観光客がマスクをちゃんとしてます。

ビーチではマスクを外していますが、ビーチでまでマスクをしろと言うのはお門違いな気もします。

飛行機をおりると観光客はすぐに空港からいなくなります。密を避けることには全力です。

飛行機の機内もガラガラ。夏休みなのに搭乗率は4割ぐらい。

宮古島旅行で密になる場所はほとんどありません。

節度を守っている観光客にまで来ないでと言う理由はありません。

個人的にはワクチン2回打ってる人、PCR検査で陰性を証明した人には、来るなと言う理由はありません。

今まで観光客に「来てください」と散々アピールし、島を開発し、受け入れてきたのだから、急に「来ないで」は都合が良すぎるとも言えます。

とはいえ、後ろめたさがあるならやめた方がいいです。

「宮古島の人に迷惑をかけるかも」という気持ちが少しでもあるなら宮古島旅行はやめた方がいいです。

宮古島をレンタカーで走行中。島の人の車とすれ違って「ごめんなさい」と思う気持ちが少しでもあるならやめた方がいいです。

心の底から宮古島を楽しむことはできません。

ワクチンを2回打った人が「自分は健康だから迷惑をかけることはない」と胸を張って言えるなら、宮古島旅行を楽しめるはずです。

ワクチン接種

宮古島でもワクチンを打つ人が増えています。

2021年9月末には宮古島の接種は完了しました。

全国的に見てもかなり早いペースで宮古島のワクチン接種は進んでいます。

宮古島でワクチンを打ちたいと思う市民は全員、9月末までには2回接種終えました。

とはいえ、コロナの波は何度も押し寄せて来ました。

夏休みに感染者が急増し、直前で宮古島旅行をあきらめた人も少なくありません。

今年宮古島に旅行するなら、直前でキャンセルすることも想定しておく必要があります。

観光産業で成り立っている宮古島。いつまでも「宮古島に来るな」とは言ってられません。

観光客を受け入れながらコロナ対策を徹底していくしか宮古島が生きていく道はありません。

宮古島に観光客がコロナを持ち込んでいるのも事実ですが、島の人が島外と往来してコロナを持ち込んでいるのも事実。みんなで気をつけるしかありません。

観光客がどれだけ宮古島にコロナを持ち込んでいるのかはよくわかりません。

観光客は体調が悪くても自己申告しません。

宮古島で発熱した観光客が、宮古島の病院を受診するのはかなり稀なケースです。

もしコロナ感染が判明すれば、2週間は宮古島で療養することになります。

体が弱い人はすぐに病院に行くかもしれませんが、体力に自信がある観光客はスル―します。

自覚のないまま宮古島にコロナを持ち込んでいる観光客もいるはずです。

観光客が宮古島で病院を受診してコロナ感染が判明し、宮古島の病院のベッドを一つ占有するのも島の人からすると困った話。

病院を受診せずにコロナを持ったまま島内をうろうろされるのも困った話です。

島の人たちのことを考えるなら、少なくとも宮古島の感染者が増えている時期は観光で来るのはやめましょう。

宮古島に旅行するなら、自分の体調チェックも大切ですが、宮古島の感染状況を知ることも大切です。

宮古島のリアルタイムの感染者数は、宮古島市のホームページで確認できます。

宮古島を嫌いにならないで

私は宮古島が大好きで移住しました。

旅行を考えているあなたも宮古島を魅力的に感じているはずです。

島の人たちの中には、観光客を感染爆発の犯人扱いしたがる人もいます。

観光客を睨む人はいませんが、陰で悪口を言う人はいます。

宮古島市は観光客に「来ないで」と言いましたが、収束してからも来ないままだと困ります。

観光業で働く人たちは、コロナ収束後人を呼び込むために知恵を絞っています。

プランを考えては、感染の波に飲み込まれるという悲劇を繰り返しています。

海外旅行需要はしばらくは回復しないはずです。

コロナが落ち着いて観光需要が回復した時、宮古島を観光客に選んでもらえるのか。

貧しい島は、観光産業でここまで成長してきました。最近は開発しすぎとの指摘もありますが、観光客が戻ってこないと困る人はたくさんいます。

いつまでも観光客をあたたかく迎えられる島であってほしい。それが私の願いです。

まとめ

宮古島旅行いつから行っていい?に、やっと自信を持って「今なら大丈夫」と答えられるようになりました。

2021年11月に飲食店の時短営業が解除され、ホテル、飲食店、レンタカー店などは普通に営業しています。

できればワクチン2回接種後、PCR検査の陰性照明後が好ましいですが、今なら全く後ろめたさなく宮古島を旅行できます。

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