宮古島に移住して5年のshimagurashiです。
宮古島の台風の威力はすさまじいです。台風が接近すると必ず島のどこかが停電します。島内のほぼ全域が停電することもあります。
宮古島のホテル選びで重要なポイントは台風に強いかどうか。台風でホテルが停電すれば、真っ暗な部屋でひたすら暴風雨に耐えることになります。
宮古島の台風に強いホテル、自家発電がある宿泊施設をまとめました。
宮古島東急ホテル&リゾーツ
宮古島で最も歴史があるリゾートホテルの一つ「宮古島東急ホテル&リゾーツ」。早い時期から自家発電を導入し台風対策は万全です。
ホテルは東洋一美しいと言われる与那覇前浜の目の前にあります。市街地から遠くホテル周辺は台風のたびに停電しますが、自家発電があるのでホテル館内は停電しません。
台風時にはシアタールームで子供向け映画の観賞会があり、台風でがっかりしている宿泊者を楽しませてくれます。
建物が大きいのも安心材料の一つです。
宮古島東急ホテル&リゾーツは6階建てと9階建の2つの建物からなります。建物の大きさは安心感につながります。ロビーが広く、客室前の廊下もゆとりがあります。
最近では一棟貸しのヴィラタイプのホテルが人気ですが、一棟貸しホテルは台風の時に悲惨です。風が強く、部屋の外に出れません。停電した部屋に缶詰め状態になります。どんな高級ホテルでも停電した部屋から出られなければ気分が滅入ります。
宮古島東急ホテル&リゾーツは台風でも停電しません。ロビーと部屋を自由に行き来できます。
宮古島東急ホテル&リゾーツは島内ナンバー1と言っていいほどホテルマンの質が高いです。開業35年。長い年月をかけてホテルマンを育ててきた歴史があります。
宮古島では次々に新しいホテルが開業していますが、施設の質にホテルマンの質が追い付いていないホテルが多いです。宮古島のホテル業界は重労働で離職率がとても高いです。高級ホテルのフロントにホテル業初体験の新人が立っていることがあります。
宮古島東急ホテル&リゾーツには熟練のホテルマンが揃っています。ホテルマンの質の高い対応が台風のイライラを軽減させてくれます。
シギラベイサイドスイート・アラマンダ
宮古島南海岸の高級ホテル「シギラベイサイドスイート・アラマンダ」。宮古島南海岸に一大リゾートエリアを展開する南西楽園リゾートのホテルの1つです。
自家発電があり台風でもホテル内で快適に過ごせます。
アラマンダがある南海岸エリアは宮古島の中でも停電しやすい場所。ホテルの周辺は台風が来るたびにかなりの確率で停電します。
台風でホテルが停電するか、停電しないかは、宿泊者にとっては天と地の差です。
停電すると部屋の電気がつきません。エアコンも冷蔵庫もテレビも使えません。携帯電話の4G回線は使えますが、Wi-fiはつながりません。スマホの充電が切れれば終わりです。
電気とガスが連動していてシャワーが使えないホテルもあります。夜は部屋の中も外も真っ暗でとても心細いです。
台風の規模によっては停電が長時間続きます。数時間で復旧すればいい方です。郊外のリゾートホテルは丸一日以上停電することがあります。2003年の台風14号では、1週間以上停電した地域がありました。
台風が多い宮古島では自家発電があるかどうかが、宿泊者の運命の分かれ道。
自家発電があり部屋の電気がついていれば「南の島の台風を体感するのも貴重な体験」と前向きに捉えられますが、停電すれば気分は滅入る一方です。
アラマンダは南海岸エリアでは貴重な自家発電のあるホテル。停電しても部屋の電気もフロントの電気も消えません。
部屋にはプライベートプールやお昼寝ベッドがあります。広めの部屋はリゾートステイにぴったり。リゾートホテルとしての質は高いです。
市役所に近いホテル
宮古島には停電しやすい場所としにくい場所があります。
伊良部島、来間島、池間島などの離島はすぐに停電します。宮古島の中だと市街地に近いほど停電しにくく、遠いほど停電しやすいです。
市街地エリアの中でもすぐに停電する場所、めったに停電しない場所があります。
都市伝説のような本当の話ですが、一番停電しないのは宮古島市役所周辺です。
宮古島のほぼ全域が停電しても市役所周辺だけは電気がついています。市役所の建物は台風時の避難所に指定されています。市の台風対策の指揮所でもあります。
停電は沖縄電力の電線が切れることで発生します。市役所には複数のルートで電力が供給されていて、最後の最後まで停電しません。
私が移住してからの5年間で市役所が停電したという話は聞いたことがありません。
市役所のおかげで、市役所周辺のホテルや民家はほとんど停電しません。
ただし、停電しないのは市役所周辺のごくわずかなエリア。市役所から100メートルも離れればアウトです。
市役所の目の前にある「ピースアイランド宮古島市役所通り」は台風でも停電しません。周辺のホテルが停電しても、このホテルだけは電気がついていることがあります。
自家発電施設があり台風対策が万全な宮古島東急ホテル&リゾーツやアラマンダに比べるとリスクがありますが、市街地エリアで停電しないホテルを選ぶなら「ピースアイランド宮古島市役所通り」がオススメです。
ツアーがお得
観光客には意外と知られていませんが、宮古島旅行は飛行機とホテルがセットになったツアーが割安です。
台風に強い宮古島東急ホテル&リゾーツ、アラマンダ、ピースアイランド市役所通りを割安で予約できるツアーサイトを紹介します。
JALパック
宮古島のツアー旅行の王道はJALの飛行機とホテルがセットになったJALパックのツアー。JALパックは宮古島に観光客が少なかった時代から継続してツアー旅行を組んでいます。他のサイトでホテルの空室がなくても、JALパックなら取り扱っていることがあります。
スカイツアーズ
ANAの飛行機を利用した旅行会社です。宮古空港ではANAが勢力を拡大しています。2015年以降、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が次々就航しています。
ANAの路線拡大に伴い、スカイツアーズが取り扱う宮古島へのツアーはかなり充実しています。直行便ツアーが安いと評判で大都市圏からの旅行者に人気です。
JTB
国内最大手の旅行会社JTB。ネット予約できる宮古島ツアーも充実しています。JALやANAを使ったツアーはもちろん、2019年に就航したジェットスター直行便とホテルがセットになったツアーを割安で販売しています。
HIS
安さが売りのHIS。宮古島旅行の特設サイトを開設し宮古島ツアーに力を入れています。ジェットスター直行便ツアーは2万円台~。かなりお得です。
まとめ
宮古島の台風に強いホテル、自家発電がある宿泊施設をまとめました。
夏場の宮古島旅行は台風のリスクと隣り合わせ。台風でホテルの部屋が停電すれば気分は滅入る一方で旅の思い出が台無しになります。
自家発電があるかどうかは宮古島のホテル選びの重要なポイントです。
皆様の参考になれば幸いです。