宮古島移住5年のshimagurashi です。
宮古島の夏の味覚と言えばマンゴー。最近ではパイナップルの栽培農家も増えてきています。
沖縄県産のパイナップルには独特の甘みがあり、南国の気候にもぴったりでおいしいと評判です。
宮古島産パイナップルの販売時期、直売所、市場情報をまとめました。
マンゴーとパイナップル
宮古島ではマンゴーの生産量がパイナップルの生産量を圧倒的に上回っています。
宮古島の畑の土はアルカリ性で、マンゴー栽培には適していますが、パイナップル栽培には適していないとされてきました。
2010年頃からパイナップル畑も見られるようになりましたが、マンゴーに比べると栽培農家はまだまだ少数派です。
同じ沖縄の離島でも石垣島は国内有数のパイナップルの産地。石垣島の畑の土は酸性で、パイナップル栽培に適しています。
宮古島はマンゴーの島。石垣島はパイナップルの島
石垣島では夏になると、どこの土産物店にもパイナップルが並びます。空港の土産物店やスーパーマーケットでも購入できます。
宮古島では島内に出回るパイナップルの量が少なく、パイナップルを販売している場所は限られています。
ピーチパイン
宮古島のパイナップルの収穫時期は6月~8月。この時期以外はパイナップルの販売はありません。
宮古島の市場に出回るパイナップルの大半は「ピーチパイン」という沖縄の品種です。
ピーチパインは酸味が少なく甘味が強いのが特徴で芯まで食べられます。完熟の実から桃のような香りがするのでピーチパインと名付けられています。
宮古島産のピーチパインは1玉1000円ぐらいで店頭に並びます。
直売所・市場
宮古島産パイナップルが手に入る直売所・市場情報です。
金ちゃん農園
宮古島の高野地区のパイナップル農園です。
金ちゃん農園の土は宮古島では珍しい酸性。酸性の土のおかげでパイナップルを安定して生産できています。
金ちゃん農園はパイナップルをネット販売・電話販売で全国に発送していますが、残念ながら直売所はありません。
ワイドー市場
宮古島の農産物直売所「ワイドー市場」地元の農家が作った野菜や果実が販売されています。
時期によっては店頭にパイナップルが並びます。
6月のある日ワイドー市場を訪れると宮古島産のピーチパインがずらりと並んでいました。
運がよければ数少ない宮古島産ピーチパインに出会えます。
「ワイドー市場」
平良字松原638-1
電話 0980-72-7684
あたらす市場
JAの農産物直売所「あたらす市場」。ワイドー市場より大きい店内に宮古島産の野菜や果物、加工品が並びます。ワイドー市場は地元の買い物客がメインですが、あたらす市場は観光客にも人気のスポットです。
夏にはマンゴーの特設売り場が設けられます。以前は夏になると毎年のようにパイナップルが販売されていましたが、最近は見かけなくなりました。
ワイドー市場に比べるとパイナップルに出会える確率は低いです。
「あたらす市場」
宮古島市平良下里1442-1
0980-72-2972
夏の味覚
宮古島の夏の味覚の王道はマンゴーです。南国の日差しをたっぷり浴びて育ったマンゴーに甘味が凝縮されていてとてもおいしいです。
観光客から見ればは宮古島も石垣島も大差はありませんが、地元の人からすれば、宮古島はマンゴーの島。石垣島はパイナップルの島です。
パイナップルももちろんおいしいですが、宮古島に旅行するならイチオシのフルーツはマンゴー。お土産にもオススメです。
まとめ
宮古島のパイナップル直売所・市場情報をまとめました。
宮古島にはパイナップル農園はありますが、直売所が併設されているところはありません。
6月~8月の収穫時期には運がよければ「ワイドー市場」や「あたらす市場」で宮古島産パイナップルを購入できます。
市場でパイナップルに出会えるかは運次第です。
沖縄県産のパイナップルは独特の甘みがあっておいしいです。チャンスがあればぜひ食べてみてください。