宮古島に移住して5年のshimagurashiです。
宮古島と橋でつながる来間島。手つかずの自然と観光スポットが共存するディープな島です。
2019年以降、来間島には高級リゾートホテルやグランピング宿など、個性的なホテルが次々にオープンしています。
来間島のホテルの事情についてまとめました。
来間リゾート・シーウッドホテル
2020年に来間島の北側の海沿いに開業した「来間リゾート・シーウッドホテル」
東京ドーム2.8個分の広大な敷地を有する、宮古島エリアで最大級のホテルです。
海沿いの傾斜地に全107邸の一棟貸しヴィラハウスが立ち並びます。
宮古島エリアでは一棟貸しヴィラタイプのリゾートホテルが人気ですが、ここまで大規模の一棟貸しリゾートは他にはありません。
「来間リゾート・シーウッドホテル」は、大手住宅メーカー「飯田産業」が手掛けるリゾートホテル。
住宅メーカーらしく「家(ハウス)」をモチーフにしたヴィラハウスは、全棟プライベートプールかジャグジー付き。南国の風を感じながらリゾート気分を満喫できます。
リゾートの世界観を象徴するセンターハウスからは来間島の青い海を一望できます。サンセットタイムには水平線に沈む夕日が美しいです。
老舗日本食レストラン「吉祥」、スポーツジム、ビーチハウスレストラン、スパなど施設も充実しています。
宮古島エリアの中でも、来間島は手つかずの豊かな自然が残る島。
シーウッドホテルから歩いて行ける長間浜は、真っ白な砂浜と来間ブルーの海が魅力の穴場ビーチ。シーウッドホテルに泊まればプライベート感覚で長間浜を散策できます。
来間島は宮古島エリア有数の星空スポット。夜には満点の星空を楽しめます。
Rugu
来間島に2019年に開業したRuguも注目のホテル。
島の西側の穴場ビーチ「長崎浜」まで歩いて1分の場所にあるトレーラーハウス型の宿泊施設です。
トレーラーハウスにはウッドデッキがあります。階段で屋上に上ることもできます。
トレーラーハウス内にはトイレや洗面台、お風呂があり、不便を感じることはありません。
開発が進む宮古島では夜でも明るい場所が増えてきていますが、来間島のRugu周辺は近くに民家や宿泊施設がなく、星空がとてもきれいに見えます。
夏の晴れた日には天の川もバッチリ見えます。
Ruguは「グランピング」を楽しめるリゾート。
「グランピング」は「グラマラス」と「キャンピング」を掛け合わせた造語。「グランピング」ならテント設営などのわずらわしさのなく自然体験を楽しめます。
Ruguのグランピングは若者に人気。スタッフは20代~30代ぐらいの若者が多く、アミニティや調度品がハイセンスだと評判です。
トレーラーハウス型の宿泊施設には4人まで泊まれます。ウッドデッキでバーベキューを楽しむプランも人気です。
ヤッカヤッカ
シーウッドホテルやRuguができるまで、来間島にリゾートホテルはありませんでした。
島の中央部の小さな集落周辺にカフェや雑貨屋はありましたが、海沿いが開発されることはありませんでした。
来間島の集落近くにあるドミトリー宿が「ヤッカヤッカ」
ディープな来間島での宿泊を楽しみたい旅人に人気の穴場宿です。
夜になると来間島は真っ暗。集落には外灯が少なく、とても静かです。夜8時には眠りにつくオジーオバーもいます。
ヤッカヤッカからは歩いてビーチや港に行けます。夜のビーチは誰もいないプライベート空間。星空もとてもきれいに見えます。
シーウッドホテルやRuguの開業で島が賑やかになる中、島の人たちと寄り添うように旅人を迎えるヤッカヤッカ。
来間島で島民の暮らしを感じながら泊まるならヤッカヤッカがオススメです。
変わりゆく島
来間島は人口約200人の小さな島。
平成7年に来間大橋が開通し、宮古島と来間島を自由に行き来出来るようになってから、人口流出が止まらず、島では高齢化が進んでいます。
島の唯一の学校、来間小学校は2020年に廃校となりました。
観光スポットとしてのポテンシャルは高く、プライベート感のあるビーチや竜宮城展望台が人気。
オシャレなカフェや雑貨屋も人気です。
「宮古島バブル」の波は来間島をも飲み込み、2019年以降、リゾート施設が次々にオープンしています。
特にシーウッドホテルの開業は衝撃的。シーウッドホテルの宿泊者数と従業員数を合わせれば、島の人口200人を余裕で上回ります。
来間島の集落内の道は細く、車1台がギリギリすれ違えるぐらいです。
来間島のホテルはプライベート度が高いですが、それは島民が守ってきた島の伝統があってこそのもの。
来間島のホテルに泊まるなら島へのリスペクトの気持ちを持った上で、島民に迷惑をかけないように楽しみたいところです。
まとめ
来間島には「来間リゾートシーウッドホテル」や「Rugu」など注目のリゾートホテルが次々に開業しています。
高級リゾートならシーウッドホテル、自然に寄り添うならRugu、島民の暮らしを感じるならヤッカヤッカがオススメです。
当ブログ「宮古島移住だより」では「新規開業ホテル」「一棟貸し宿」など、様々な視点で宮古島のホテル情報を発信しています。
私のイチオシはビーチリゾートなら「宮古島東急ホテル&リゾーツ」、一棟貸しなら「ヴィラブリゾート」です。皆様の参考になれば幸いです