宮古島在住のshimagurashiです。
2023年、宮古島に高級リゾートホテル「アルカディアリゾート宮古島」が開業しました。
「アルカディアリゾート宮古島」の地元での評判・口コミをまとめました。
アルカディアリゾート宮古島とは
アルカディアリゾート宮古島は、宮古島と橋でつながる伊良部島に2023年に開業する、全14室プライベートプール付きのリゾートホテルです。
運営するのは「アルカディアバケーションズ」。ITを軸に金融や不動産事業を手掛ける「ISホールディングス」が2018年に設立した子会社です。
アルカディアリゾート宮古島は千葉県房総半島の1日1組限定のリゾートホテル「アルカディアリゾート金谷」に続くアルカディアバケーションズの2か所目のリゾート計画。
アルカディアリゾート金谷は1日1組限定ですが、アルカディアリゾート宮古島はプライベートプールつきのヴィラが14棟並ぶ高級リゾートホテルです。
ロケーションは抜群。
お部屋の窓から宮古ブルーの海を一望。波音を聞きながらプライベートプールで極上の時間を過ごすことができます。
アルカディアリゾート宮古島の場所
アルカディアリゾート宮古島は、宮古島と橋でつながる伊良部島にあります。
2015年に伊良部大橋が開通するまでは船でしか行けなかった伊良部島。
開通前は宮古島を訪れる観光客の10人に1人ぐらいしか行かない超ローカルな島でしたが、今では観光客はほぼ間違いなく橋を渡って伊良部島を観光します。
橋の開発後、伊良部島ではすさまじい勢いでリゾート開発が行われています。
伊良部島の隣の下地島にある宮古島第2の空港「下地島空港」には新しいターミナルが開業し、ジェットスター・スカイマークが飛ぶようになりました。
伊良部大橋と下地島空港を結ぶ伊良部島の南海岸沿いの道路ではすさまじい勢いで開発が行われています。
資金力のある都会の企業や、富裕層が土地を買い、リゾートホテルや別荘が次々に建っています。
橋の開通前はサトウキビ畑しかなかった場所ですが、今では宮古島で注目のリゾートエリア。
ヴィラブリゾート、紺碧、瑞兆、イラフSUIラグジュアリーコレクションホテル、I love385(イラブサンハチゴ)など、高級リゾートホテルが目立つエリアです。
このエリアでは、森トラストが手掛けるイラフSUIラグジュアリーコレクションホテルが最大級ですが、アルカディアリゾート宮古島はイラフSUIのすぐ近くの広大な敷地に開業。
伊良部島南海岸の魅力は、そのロケーション。
遮るものは何もなく、目の前に広がる宮古ブルーの海。周辺に民家がないリゾートエリアなので、開放感は抜群。
都会では絶対に感じられない贅沢な時間を過ごすことができます。
アルカディアリゾート宮古島の評判・口コミ
宮古島ではここ数年、プライベートプール付きのヴィラが急増しています。
アルカディアリゾート宮古島が開業する伊良部島南海岸には1棟貸し6組限定の高級ヴィラが「ヴィラブリゾート」があります。
かつて、宮古島のプライベートプール付きのヴィラは「ヴィラブリゾート」だけでした。
今では伊良部島の紺碧、砂山ビーチのクリスタルヴィラ、宮古島北部のヴィラカリマタ、フェリスヴィラスィートなど、高級リゾートはプライベートプールつきがスタンダードな時代。
プライベートプール付きのヴィラタイプのホテルが開業すること自体は珍しくありませんが、アルカディアリゾート宮古島は規模が大きく、宮古島でも注目されています。
開発が激しい伊良部島南海岸の中でも「でかいホテルみたいなの作ってるけど、あれ何?」と2年ほど前から注目されていたのがアルカディアリゾート宮古島。
特に2階建、ガラス張りで、屋上からも海を眺められる建物は存在感抜群。
地元の人には絶対に出来ない大胆な発想。新たにリゾート事業を立ち上げ、肝入りで宮古島でリゾート開発を行っているからこそ生まれたアイデアです。
伊良部島南海岸エリアは、宮古島の中でも特に土地の価格が跳ね上がっていると評判です。
伊良部大橋の開通前に比べると10倍ぐらいに跳ね上がっているとの噂。
このエリアにリゾートホテルを作るなら、よほどの資金力がなければできません。
アルカディアバケーションズの資本金は5千万円ですが、バックには資本金6億のISホールディングスがついています。
高級リゾートの開業は、企業としての力があるからこそ。アルカディアリゾート宮古島の開業で、宮古島の格がまた少し上がるかもしれません。
【追記】アルカディアリゾート宮古島が嵐の大野智さんが出資したホテルとの噂がありますがガセネタです。
週刊誌が大野さんが関わっていると書いたのは別のホテルです。
アルカディアリゾート宮古島が開く新時代
アルカディアリゾート宮古島は、宮古島の観光新時代の草分けになるかもしれません。
宮古島には近い将来、富裕層バブル、セレブバブルが来ると言われています。
三菱地所が2023年にヒルトン宮古島、2024年にローズウッド宮古島を開業します。世界的ブランドのリゾートホテルを続々開業することで、宮古島の世界的な知名度が高まり、国内、海外から富裕層、セレブが宮古島にやってくるというシナリオです。
伊良部大橋の開通後「宮古島バブル」の好景気に沸いた宮古島。旅行控えの影響でバブルは一旦は落ち着きましたが、水面下では国際線の誘致やホテル開発が続いています。
宮古島で富裕層の受け皿になれるホテルは限られています。
アルカディアリゾート宮古島の最高級スイート、海の近くの一等地にそびえたつ1日1組限定のアルカディアスイートはなんと一泊250万円。
アルカディアリゾートは、セレブの要求に耐えうる極上リゾートを本気で作り上げようとしています。
宮古島にはシギラリゾートの「ザ・シギラ」が1泊70万円の価格設定をしていますが、ここまで強気の価格設定はよほど自信がなければできません。
地元の庶民は「そんなにバカ高い価格を設定して誰が泊まるんだ?」と疑問に思っていますが、世の中にはお金を使いたくて仕方ないセレブがたくさんいます。
海外旅行で大金を使っていたセレブが宮古島の高級リゾートを目指すというシナリオは十分考えられます。
宮古島には「富裕層バブル」の受け皿になれるホテルがあまりにも少ないです。
お金持ちはお金持ちとつながっています。セレブの間で評判になり口コミが広がれば、1泊80万円でも予約が取れなくなるかもしれません。
宮古島にはそれだけのポテンシャルがあります。この島の海の美しさ、自然の豊かさにはそれだけの価値があります。
アルカディアリゾート宮古島の開業は「富裕層バブル」の幕開けになり得ます。
アルカディアリゾート宮古島開業。不安要素は・・・
アルカディアリゾート宮古島に限らず、宮古島の新規開業ホテルが必ずぶつかる壁は従業員の確保。
アルカディアリゾート宮古島もホテル開業の半年以上前から求人情報を出し従業員の確保を進めています。
宮古島の新しいホテルは老舗ホテルに比べて、ホテルマンの質が低い傾向にあります。
新しいホテルでは、ホテルマンになりたてのスタッフが高級リゾートのフロントを任されていたりします。
ホテルの施設や朝食の味も大切ですが、ホテルマンの質も旅の満足度を左右する大切な要素です。
アルカディアバケーションズの求人情報を見ると、宮古島で働くホテルスタッフは別のリゾート施設で研修し、宮古島の開業に携わる計画のようです。
某高級リゾートホテルのように全くの素人をフロントに立たせることはなさそうなので一安心。
まとめ
2023年。アルカディアリゾート宮古島が開業します。
資金力のあるISホールディングスの子会社が宮古島で手掛ける肝いりのプロジェクト。
富裕層バブルが来ると噂される宮古島の草分け的存在になり得る注目のホテルです。