大和食堂の宮古そば|地元の人に愛される昔ながらの一杯

「大和食堂」は数ある宮古そばの店の中でも外せない名店です。宮古島移住5年でほぼ全ての宮古そばの店に行きましたが、大和食堂はトップ5に入るおいしさです。

地元の常連客に大人気だった大和食堂。全国放送のテレビ番組に放送されて観光客の人気に火がつき、今では行列ができる人気店になりました。

昔ながらの宮古そば、野菜のうまみがギュッとつまった野菜そばなど、自信を持ってオススメできるメニューが揃っています。

ゴーヤチャンプルー、野菜炒め、かつ丼など、定食メニューも充実しています。

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アクセス・駐車場・営業時間


大和食堂は宮古島の中心市街地エリアにあります。ホテルや居酒屋が集中する繁華街からは車で5分ほどの場所です。


【住所】宮古島市平良字西里819-3
【電話】0980-72-0718
【駐車場】あり(10台)
【定休日】火曜日
【営業時間】10時~19時頃

地元のおじちゃん、おばちゃんがマイペースでやっている食堂なので、営業時間はアバウト。早い時には18時すぎには閉店します。

大和食堂の魅力


宮古島の昔ながらの食堂には、必ずメニューに「宮古そば」があります。大和食堂もその一つ。看板メニューは「宮古そば」です。

大和食堂は、多くの地元の人たちが働く市街地エリアにあります。長年、お昼時には地元の人たちで賑わう人気店でした。

全国放送のテレビ番組で放送されたのをきっかけに口コミで噂が広まり、2015年頃から観光客が急増。お昼には行列ができる名店となりました。

宮古島で一番行列ができるのは「古謝そば」。二番目に行列ができるのが「大和食堂」です。早い時には11時過ぎから行列ができ、店の外で20人ほど待っていることもあります。

宮古島の人たちは行列が苦手なので、ピークの時間帯には大和食堂に行かなくなりました。お昼時の店内は観光客で満席です。

大和食堂のメニュー


大和食堂のそばは7種類。定番の宮古そば、ソーキそば、三枚肉そば、軟骨ソーキそば、てびちそば、野菜そば、焼きそば。

かつ丼、野菜炒め、ゴーヤチャンプルーなど定食メニューも充実しています。

大和食堂は「安さ」も魅力。もともと地元の人がお昼ご飯を食べに来る食堂だったこともあり、どのメニューもとても安いです。

宮古そば(大)500円。ソーキそば750円。野菜そば650円。どれもコストパフォーマンスがとても高いです。麺類は50円プラスで大盛にできるのも嬉しいポイントです。

昔ながらの宮古そばが自慢の大和食堂。観光客が急増し、客層が変わっても、値上げはありませんでした。お値段も昔ながらで楽しめます。

宮古島で一番行列ができる「古謝そば」に比べてもコスパはかなりいいです。

宮古そば


大和食堂の定番メニューは「宮古そば」。麺の下に豚の三枚肉とカマボコが隠れている昔ながらのスタイルの宮古そばです。

とんこつベースのあっさりとしたスープ。コシがあってツルツルとした中太麺。これぞ宮古そばと安心出来る味です。

スープには全くと言っていいほどけもの臭さがありません。とても優しい味です。女性でもごくごく飲めてしまします。

最近ではスープにニンニクを入れたり、鶏ガラでダシをとったりと「創作宮古そば」とも言えるメニューを出す店も増えていますが、大和食堂では「これぞ宮古そば」という昔ながらの宮古そばが味わえます。


しばらく食べ進めると、麺の下に三枚肉とかまぼこを発見。三枚肉はよく味が染みていてとてもおいしいです。

中太の宮古そばの麺は細麺に比べると子供でも食べやすく、1歳の子供もちゅるちゅるとたくさん食べました。


テーブルには定番の七味とうがらし、くーすーに加え、カレー粉が置いてあります。地元の人たちは最後に宮古そばにカレー粉を入れて食べます。風味が変わってとてもおいしいです。

野菜そば


大和食堂のイチオシメニューは、野菜そば。麺の上に野菜炒め乗っている、オーソドックスな野菜そばです。

中華鍋で強火で炒められた野菜はアツアツでシャキシャキ。野菜のうまみがスープに溶けだしていて、スープを一口すすると、野菜のうまみで口の中が満たされます。

野菜のうまみがとけだし、塩コショウがピリッときいたスープはタンメンのスープに似たおいしさがあります。

アツアツでシャキシャキの野菜は、中太の麺とも相性が良いです。

麺をすすり、スープをごくりと飲んで、思わず「アー」とため息が出るおいしさ。あっという間に完食です。

定食






かつ丼やゴーヤチャンプルー、野菜炒めなど定食にはミニ宮古そばがついてきます。定食も安定感のあるおいしさです。

初めて大和食堂に行くなら、宮古そば、野菜そばがオススメですが、リピーターには定食メニューも人気です。

定食についてくるミニ宮古そばは、味噌汁のような感じで主役の味を引き立てます。かつ丼とも相性はばっちりでした。大和食堂の宮古そばは主役にもサイドメニューにもなれる一品です。

まとめ

大和食堂は昔ながらの宮古そばを楽しめるお店です。お昼時は観光客が大半ですが、ピーク外の時間帯は地元の人たちも多く訪れます。

観光客が増えても、メニューを変えず、味を変えず、値段も変えない。この姿勢がすばらしいです。長年宮古島の地元の人たちに愛されてきた昔ながらの宮古そばを食べたいなら自信をもってオススメできるお店です。

お昼時には毎日行列ができます。行列を避けるなら開店直後の午前10時頃と、ピークを過ぎた午後3時以降がオススメ。午後6時頃までは入れるので、早めの夕食で行くのもありです。

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