ゴールデンウィークの宮古島旅行を楽しむコツ&旅費節約術

1年を通して観光客に大人気の宮古島。ゴールデンウィークには毎年多くの旅行客が訪れます。

ゴールデンウィークの宮古島は実際どんな感じなのか。

宮古島移住5年の経験から、ゴールデンウィークの宮古島の気候や台風のリスク、イベント情報をまとめました。

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混雑してる?渋滞は?

旅行客が集中するゴールデンウィーク。どこに出かけるにも渋滞と混雑のイメージがあります。

ゴールデンウィークの宮古島の混雑具合は・・・実はそれほど混んでいません。

数年前に比べれば宮古島の観光客はかなり増えました。それでも都会の行楽地に比べれば、宮古島のビーチはかなりすいています。

「宮古島バブル」という言葉もすっかり定着し、全国放送のワイドショーでは宮古島の観光開発の活況ぶりが放送されています。

宮古島に住んでいる感覚からすると、確かに5年前に比べると人は増えましたが、ビーチのポテンシャルの割に宮古島のビーチはとても人が少ないです。

夏休みの湘南の茅ヶ崎海岸などは、レジャーシートを敷く隙間もないほどの混雑ぶりですが、ゴールデンウィークの宮古島のビーチは余裕でレジャーシートを敷けます。

東洋一の美しさと呼ばれる宮古島ナンバーワンビーチ、与那覇前浜もそれほど混雑していません。

観光客が急増しているとはいえ、年間観光客数は沖縄本島の1000万人に比べれば10分の1程度。まだまだ離島ののんびりとした空気感は残っています。

経済規模が小さいため、急な観光開発で「バブル」という言葉がひとり歩きしていますが、島内に人が溢れているわけではありません。

ゴールデンウィークの観光客が普段に比べて極端に多いわけでもありません。

宮古島への飛行機は便数が限られています。

羽田から3便、成田から1便、関空から2便、神戸から1便、名古屋から1便、那覇から15便。

飛行機の便数が限られているので島に入れる人数は決まっています。ゴールデンウィークだからと言って観光客が急増することはありません。

ゴールデンウィークの都会の行楽地は大混雑ですが、宮古島のビーチにはのんびりした空気が流れています。

宮古島に渋滞はありません。ゴールデンウィークでも夏休みでも、渋滞は皆無。

島で使えるレンタカーの数が限られているので、ゴールデンウィークに交通量が極端に増えることはなく、渋滞になりません。

宮古島の道路はどこでもスイスイ快適に進みます。

渋滞のない観光地を選ぶなら、国内では宮古島がで最強です。

都会を離れて静かにゴールデンウィークを満喫したいなら、宮古島旅行はかなりおすすめできます。

クルーズ船に注意

ゴールデンウィークでも宮古島はそれほど混雑しませんが、例外があります。中国・台湾からのクルーズ船が入る日は要注意です。(感染症の影響で2022年はほぼ全て運休です)

宮古島ではここ数年、中国・台湾からのクルーズ船が急増しています。クルーズ船は1度に2000人~4000人の中国人・台湾人観光客を連れてやってきます。

ゴールデンウィークは週4日のペースで入港します。

クルーズ船の乗客の大半は観光バスで砂山ビーチ、与那覇前浜、渡口の浜、東平安名崎など島内の景勝地を巡ります。

新城海岸、イムギャーマリンガーデン、17endなど観光バスが来ないビーチを選べばクルーズ船の乗客とのバッティングは避けられます。

東洋一の美しさと言われる与那覇前浜ビーチには駐車場が2つあります。観光バスは漁港側に止まります。多くの人が利用する一般駐車場側のビーチには中国人は来ないのでクルーズ船が来る日も混雑は普段と変わりません。

クルーズ船の宮古島滞在時間は約8時間。夜になると中国人・台湾人は船に戻ります。

宮古島に宿泊するわけではないのでホテルや居酒屋に来ることはありません。

予約は必須


宮古島の観光地はゴールデンウィークでもそれほど混雑しませんが、夜の居酒屋はかなり混雑します。

宮古島では、開発ラッシュで建設業界が絶好調。島外から多くの建設作業員が働きに来ています。新しいホテルも次々にオープンしていて、ホテル従業員として働く人も増えています。

ゴールデンウィークに限らず、宮古島では居酒屋は予約が必須。夜の繁華街はここ数年でかなり人が増えました。居酒屋は、観光客、地元の人、島外から働きに来ている人たちで賑わっています。

地元の人たちも、最近は居酒屋を予約するようになりました。ふらっと入れたお店も、今ではいつも満席です。

シュノーケリング、ダイビングなどのマリンレジャーもゴールデンウィークは早めの予約がおすすめです。

宮古島の海遊びは「アソビュー」や「アクティビティジャパン」などマリンレジャー予約サイトの口コミが参考になります。

宮古島の海は4月まではやや冷たいですが、ゴールデンウィークの時期になると海水温が上がり、水着でも海水浴を楽しめるようになります。ゴールデンウィーク以降はマリンレジャーも全盛期です。

台風のリスク

宮古島旅行には台風のリスクがつきものです。

宮古島の台風接近のピークは7月~9月。ゴールデンウィークは台風のリスクはほとんどありません。

沖縄気象台のまとめでは、5月に宮古島から300キロ以内に台風が接近した数は、過去50年間で11回。

5月の宮古島には、5年に1回のペースで台風が接近していますが、ゴールデンウィークがある5月上旬に台風が接近することはほとんどありません。(4月の接近は過去50年で1度だけ)。

夏休みの宮古島旅行は台風に翻弄されることがありますが、ゴールデンウィークならほぼリスクなしです。

沖縄の梅雨入りの平年値は5月8日。ゴールデンウィークの沖縄は梅雨入り直前の時期。

宮古島では早い年は4月下旬から梅雨のような天気になることがあります。本格的な梅雨は5月中旬から下旬。ゴールデンウィークは晴れの日も多いです。

宮古島の梅雨は本土と違いずっと雨が降っているわけではありません。海に囲まれ天気が変わりやすい宮古島では梅雨期間も晴れたり雨が降ったり、目まぐるしく天気が変わります。

島の北側は晴れていても南側は雨、ということもよくあります。

ゴールデンウィークの気候


宮古島では4月~9月が夏。ゴールデンウィークも夏です。

ゴールデンウィークに島を歩く若者のほとんどは、半袖、短パン、ビーチサンダル。

ゴールデンウィークの宮古島の最高気温は27度、最低気温は22度ぐらい。

本土に比べると比べ物にならないほど日差しが強いです。ゴールデンウィークの宮古島旅行に日焼け止めは必須。私は日焼け止めを塗らずに海水浴をして全身真っ赤になりました。ヒリヒリとした痛みが数日続きました。

宮古島には亜熱帯気候特有の蒸し暑さがあります。東南アジアのような気候です。通気性の良い素材の服装が適しています。

夜は少し涼しくなりますが、長袖シャツ一枚あれば大丈夫です。

晴れた日の宮古島の海は季節を問わず美しいです。ゴールデンウィークの時期は夏至が近く、日が長いので、長時間観光を楽しめます。

ゴールデンウィークの宮古島の日没は夜7時過ぎ。7時半頃まで明るいです。

宮古島の海の色は、潮の干満や太陽の位置によって変わります。何度見ても見飽きることがありません。美しい海を見ているだけで、心が浄化されます。

夕方には美しい夕日、夜には満点の星空が見えます。

ゴールデンウィークのイベント

ゴールデンウィークには、宮古島南海岸のリゾートエリアにあるうえのドイツ文化村で「こいのぼりフェスト」が開催されます。

地元の子供たちがたくさん来場する、子供向けのイベントです。

遊園地がない宮古島の子供たちを楽しませようと、ふわふわ遊具やトランポリンが設置されます。

子連れの宮古島旅行でスケジュール的に余裕があれば、行ってみるのもありです。宮古島は子供が主役の島。島でのびのびと育つ子供たちとそれを見守る大人たち。新鮮でほほえましい光景です。

おすすめホテルは?

開発ラッシュで次々に新しいホテルが建設されている宮古島。毎月のように新しいホテルがオープンしています。

ホテルの選択肢は多いですが「宮古島でおすすめのホテルは?」と聞かれたら「宮古島東急ホテル&リゾーツ」一択だと答えます。

宮古島東急ホテル&リゾーツは宮古島で最も歴史があるリゾートホテル。東洋一の与那覇前浜ビーチの目の前にあり、敷地内には広大な庭園とプールがあります。

施設面も申し分ありませんが、すばらしいのはホテルマンの質。

バブルの宮古島では次々に新しいホテルが開業しています。ホテル業界はどこも人手不足。地元新聞には毎日必ずどこかのホテルの求人情報が出ています。求人情報には「初心者歓迎」の文字が並びます。

ここ数年、宮古島全体のホテルマンの質はガタ落ちです。

人が足りない
  ↓
初心者を採用
  ↓
サービスの質が落ちる
  ↓
従業員が辞める
  ↓
人が足りない

この悪循環に陥っているリゾートホテルをよく見かけます。ホテルマンの対応のせいで宮古島旅行が台無しになったという観光客の声も聞こえてきます。

1泊3万円~5万円するようなリゾートホテルでも、平気で初心者のホテルマンがフロントにいたりします。離職率が高くブラック企業と噂されるリゾートホテルもあります。

ホテルマンの質は「宮古島東急ホテル&リゾーツ」がずば抜けています。開業時から、しっかりとした研修プログラムを組んでホテルマンを育ててきました。地元採用が多く、離職者が少ないです。

ホテル選びではホテルの外観やお部屋の写真ばかりに目が行きがちですが、ホテルマンの質が伴わなければ、一流ホテルとは言えません。

コスパも抜群。ゴールデンウィークは1泊10万円ぐらいに値段を跳ね上げるリゾートホテルも宮古島には散見されますが、東急ホテルは良心的。

ゴールデンウィークの東急ホテルは毎年稼働率100%。早めの予約は必須。空室があればラッキー。今すぐ予約して損はしません。

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旅費節約術


ゴールデンウィークの宮古島旅行。旅費は他の時期に比べると高いです。

航空運賃、宿泊費は時期によって変動します。観光トップシーズンのゴールデンウィークはどうしても旅費が高くなります。

冬場の2倍~5倍はします。

カップルでの旅行、グループ旅行、女子旅、一人旅。宮古島には様々な人たちが旅行に来ますが、ゴールデンウィークは家族連れの旅行客が多いです。

旅費節約術のおすすめはツアーサイトの利用。

宮古島旅行は飛行機とホテルを別々に予約すよりも、飛行機とホテルがセットになったツアーで申し込んだ方が安い傾向にあります。

ツアー会社はあらかじめホテルの部屋を抑えています。ホテル予約サイトで満室でも、ツアーサイトから申し込めば空室がある場合があります。

「宮古島東急ホテル&リゾーツ」もツアー会社がホテルの部屋を一定数抑えています。ホテル予約サイトでは満室でも、ツアーサイトで飛行機とセットなら予約できることがあります。

ゴールデンウィークの宮古島旅行にオススメのツアーサイトを紹介します。

JALパック

宮古島ツアー旅行の王道はJAL系の飛行機とホテルがセットになったJALパックのツアー。

JALパックは宮古島に観光客が少なかった時代から継続してツアー旅行を組んでいて選べるホテルがとても多いです。

JALの羽田―宮古直行便は早朝発、深夜着なので宮古島での時間を有効に使えます。JALは那覇―宮古の便数が多く、乗り継ぎ便の選択肢が多いのも嬉しいポイントです。

JALパックの予約ページへ

スカイツアーズ

スカイツアーズ

ANAの飛行機を利用した旅行会社スカイツアーズ。

宮古島はANAの直行便が充実しています。2015年以降、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が次々就航しています。

ANAの路線拡大に伴い、スカイツアーズが取り扱う宮古島へのツアーはかなり充実しています。直行便利用のツアーが安いと評判で大都市圏からの旅行者に人気です。

スカイツアーズの予約ページへ

HIS

安さが売りのHIS。宮古島旅行の特設サイトを開設し宮古島ツアーに力を入れています。

HISなら行きはJAL、帰りはANAなど、複数の航空会社を使えます。宮古島のメジャーなホテルはほぼ取り扱っています。

HISの予約ページへ

まとめ

ゴールデンウィークの宮古島は極端に混雑しているわけではありません。

都会の行楽地や沖縄本島の海水浴場に比べれば宮古島のビーチはゴールデンウィークでも人が少なく、開放感があります。

ゴールデンウィークの宮古島旅行は台風のリスクはほぼありません。季節は夏。海はとても美しく、夕日や星空もきれいに見えます。紫外線対策は必須です。

ゴールデンウィークはオフシーズンに比べると旅費が高いです。ツアーサイトを賢く使うことで旅費を節約できます。

皆様の宮古島旅行の参考になれば幸いです。

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