宮古島の年間イベント情報と2020年の日程をまとめました。宮古島移住5年でほぼ全てのイベントに行ったので、観光客の皆さんへのオススメ度も記載しました。
宮古島はとにかくイベントが多い島です。イベントに合わせて旅行日程を決めてもいいと思えるほどオススメのものから、交通規制で注意が必要なものまで様々です。
新型コロナウイルスの影響等で中止が決まったイベントはこちらにまとめました。
宮古島100kmワイドーマラソン
【日程】2020年1月19日(日)
【コース】宮古島一周道路
【オススメ度】★☆☆☆☆
宮古島を一周する知る人ぞ知るマラソン大会。100キロコースのほかに、50キロの部、22キロの部も開催される。早朝にレースが始まり選手は半日かけて島を一周する。観光客が開催を気づかないほど静かに行われる大会。
伊良部大橋ウォーキング大会
【日程】未開催
【コース】伊良部大橋
【オススメ度】★★★☆☆
伊良部大橋の開通記念日の1月31日前後の日曜日に開催されるウォーキング大会。全長3540mの伊良部大橋を歩くイベント。ゴール地点では三線ショーや伊良部島の特産品の販売が行われる。
天気が良ければ、暖かい宮古島で美しい海を見ながらウォーキングを満喫できるが、この時期の天気は不安定。イベント開催日の晴天率は低く、強い北風の中行われることもある。
旅行会社が企画するツアーに申し込めば参加できる。直前、当日の申し込みはできない。開催日の午前中、伊良部大橋が通行止めになるので、観光客は要注意。
下地島空港定期便就航により橋を通行止めにできなくなり2020年は未開催の予定。
ロマン海道伊良部島マラソン
【日程】2020年2月23日(日)
【コース】伊良部島周回コース
【オススメ度】★★★☆☆
宮古島と橋でつながる伊良部島のマラソン大会。2015年の伊良部大橋開通後、参加者が急増しているイベント。最長コースは21キロ。4つのコースが設定されている。
宮古島の中でもトップクラスに海が美しい17エンドを走れる唯一のマラソンイベント。ゴール後には伊良部島の特産品がプレゼントされる。
最長コースは伊良部大橋の手前で折り返し。伊良部大橋はコースには含まれない。
デフィウインドジャパン
【日程】2019年2月1日(土)~
【会場】与那覇前浜
【オススメ度】★★☆☆☆
海外選手も参加するウィンドサーフィン大会。与那覇前浜で4日間開催される。東洋一美しい前浜をウィンドサーフィンが集団で疾走する。風の強さ次第でレースの開催時刻が決まるので、見に行っても何もやっていない時間帯も多いイベント。
大会期間中は前浜の一般駐車場が関係者専用の駐車場になる。観光トップシーズンではないが、4日間駐車場が使えないので観光客は要注意。
宮古島の海開き
【日程】2020年4月5日(日)
【会場】与那覇前浜
【オススメ度】★★★★★
※2020年は大幅に規模縮小。一般参加なしで実施。
宮古島観光協会が主催する宮古島の海開きイベント。海開きカウントダウンや、島ぞうり飛ばし大会、ビーチフラッグ、ビーチ相撲など、飛び入りで参加できるイベントが多く、観光客も楽しめる。
前浜近くの臨時駐車場からシャトルバスが出るのでアクセスも良い。毎年親子連れの島民で賑わう。入場無料。イベントも全て無料。地元アーティストのライブも行われる。
全日本トライアスロン宮古島大会
【日程】2020年4月19日(日)→中止
【コース】宮古島全域
【オススメ度】★★☆☆☆
宮古島全域を舞台に、スイム3キロ、バイク157キロ、ラン42.195キロの距離で行われる壮絶な鉄人レース。
宮古島全域で開催され1700人の選手、5000人のボランティアが参加する。この日の島はトライアスロン一色。
島内のいたるところで交通規制が行われ、伊良部大橋、池間大橋、来間大橋も通行止めになる時間帯がある。夜の市街地エリアでは完走を目指す選手を沿道で島民が応援する。旅行中にトライアスロン大会がある場合、この日は観光は諦めて大会を見物するのもあり。
宮古島ロックフェスティバル
【日程】中止
【会場】トゥリバー特設会場
【オススメ度】★★★★☆
南国宮古島のロックフェスティバル。東京スカパラダイスオーケストラ、ドラゴンアッシュ、ケツメイシ、MONGOL800など、メジャーアーティストが出演する年もあり、観光客に人気のイベント。
チケットは前売り6000円、当日7000円。毎年約5000人が来場。年間を通して、宮古島で一番人が集まるイベント。ロックフェス前後は毎年飛行機もホテルも満席。飛行機の臨時便が飛ぶこともある。
ロックフェス翌日にはトゥリバー特設会場で花火の打ち上げもあり。年々パワーアップしている。
宮古島ミュージックコンベンション
【日程】延期
【会場】未定
【オススメ度】★★★☆☆
30組以上のアーティストが参加する島の音楽イベント。山崎まさよしさんが毎年出演することで知られるが、大半は島外から来島する無名アーティスト。
ゆるさを売りにしている音楽イベント。アーティストのライブをBGMに、芝生の上でくつろぎながらイベントを楽しむ音楽ファンも多い。
サンセットの時間帯は特にいい雰囲気。サブライズでメジャーアーティストが出演する年もある。
2020年で最後の開催になる模様。15周年の感謝祭、最後のライブという形で開催される。
ビーチバレー宮古島大会
【日程】中止
【会場】与那覇前浜
【オススメ度】★★☆☆☆
ビーチバレー宮古島大会は2019年の20回大会を最後に廃止されました。
国内トップ選手が参加する2人制。誰でもエンジョイできる4人制が開催される。リーグ戦、トーナメントを勝ち上がれば豪華賞品をGET。参加には事前申し込みが必要。
開催期間中、前浜駐車場が関係者駐車場になるので観光客は要注意
ハーリー
【日程】2020年6月24日(水)→規模縮小または中止
【会場】各漁港
【オススメ度】★★★★☆
旧暦5月4日に宮古島の各漁港で開催される漁師の伝統行事。海の安全を祈願し大漁を願う。
ハーリーの名物は、小型の木の船「サバニ」を漕ぎ進むレース。
パイナガマビーチで行われる布干堂船主組合のサバニレースは地元住民以外にも開放されている。事前申し込みをすれば誰でもレースに参加できる。
宮古島で最もハーリーが盛り上がるのは、伊良部島佐良浜漁港のハーリー。観光客に人気なのはお昼前に行われる「おおばんまい」。漁師が釣ってきたカツオの切り身が、漁船から豪快に投げてふるまわれる。
宮古島最大の港街が一年で最も盛り上がるハーリーは一見の価値あり。
サガリバナ夜のお花見
【日程】中止
【会場】添道サガリバナ群生地
【オススメ度】★★★★☆
沖縄で6月下旬から7月上旬にかけて開花のピークを迎えるサガリバナ。花を咲かせるのは一夜限り。夜、淡いピンク色の花を咲かせ、翌朝には散っていく。
宮古島の添道サガリバナ群生地では毎年、宮古島環境クラブがサガリバナのライトアップイベントを行っている。群生地では、道の両サイドにサガリバナの木が何本も並び、木から淡いピンク色の花が垂れさがる。宮古島でもこの時期しか見られない幻想的な光景。
参加は無料。ライトアップされるのは夜7時半~9時半まで。宮古島に夜の体験メニューはほとんどないので観光客にも人気。場所はグーグルマップで「添道サガリバナ」と検索すると出てくる。ミツバチや蚊が多いので、虫よけスプレー持参がオススメ。
サニツ浜カーニバル
【日程】中止
【会場】与那覇湾サニツ浜
【オススメ度】★★☆☆☆
宮古島のどろんこ運動会。リレーや綱引き、10人11脚などが干潟で開催される。島民が職場や学校の仲間と参加し、どろんこで楽しむイベント。
飛び入りの観光客が参加できるものはないが、露店があり運動会の雰囲気は楽しめる。
宮古島夏まつり
【日程】2020年7月下旬→9月19日、20日に延期→中止
【会場】中心市街地
【オススメ度】★★★★★
宮古島中心市街地の市場通り、下里通り、西里通りで開催される宮古島夏まつり。宮古島商工会議所や観光協会など地元団体が作り上げる、年に一度の島民のお祭り。毎年夏休み最初の週末に開催され、メイン通りは歩行者天国になる。
メイン通りには夜店が並び、ステージではのど自慢大会やミス宮古島発表会など多彩なイベントが行われる。観光客にオススメなのは2日目午後7時頃からの東西大綱引き。東軍と西軍にわかれて綱を引く3本勝負。島民も観光客も誰でも参加できる。
オリオンビアフェスト
【日程】2020年7月下旬→中止
【会場】海空すこやか公園
【オススメ度】★★★★★
オリオンビールが主催する夏の一大イベント。沖縄本島、宮古島、石垣島で開催される。広大な芝生公園で、オリオンビールを飲みながらアーティストのライブを楽しむ。
入場無料。開放感のある会場で、宮古島の夏を満喫できるイベント。島民は芝生の上にレジャーシートを弾き、ライブをBGMにビールを楽しむ。
宮古島で一番のオススメイベントは?と聞かれたら「オリオンビアフェスト」と即答できるほど楽しいイベント。
宮古の産業まつり
【日程】2020年11月下旬→中止
【会場】JTAドーム宮古島
【オススメ度】★★★★☆
宮古島商工会議所が主催するイベント。宮古島の事業所が出展し特産品が販売される。地元の人たちで賑わうイベントだが、観光客にもオススメできる。
会場のJTAドーム宮古島は宮古空港のすぐそばなので、帰りの便の待ち時間に買い物に行くのもあり。土産物店では売っていないローカルな宮古島土産が手に入る。
島尻のパーントゥ
【日程】2020年10月頃→中止
【会場】島尻集落
【オススメ度】★★★★☆
宮古島の北側にある島尻集落の伝統行事。仮面をかぶった3体の神様(パーントゥ)が、集落の人や物に泥を塗り、厄払いをする。ユネスコ無形文化遺産に登録されている。
昔は集落内で静かに行われていたが、パーントゥの見た目のインパクトの強さから観光客の注目度が高まり、最近では見物人が多くてイベント化しているように見える。見物人も泥を塗られる。
開催日は直前まで告知されない。観光客が見物する場合は、泥を塗られてもいい服装で行くことをオススメする。パーントゥの泥は昔よりは臭くないらしいが、それでもかなり臭い。
エコアイランド宮古島マラソン
【日程】2020年11月上旬
【コース】陸上競技場発着コース
【オススメ度】★★★☆☆
宮古島最大のマラソン大会。フルマラソン、ハーフマラソン、10キロの部が行われる。伊良部大橋を走れる唯一のマラソン大会だったが、今年は伊良部大橋がコースから外れると発表された。フルマラソン参加料は5000円。
島外からの参加者は毎年宮古島の暑さに苦しむ。島の子供たちの応援も多く、南国宮古島を楽しめるマラソンイベント。
マラソンコースは交通規制があるので観光客は要注意。
ドイツ村イルミネーション
【日程】2020年12月1日〜
【会場】うえのドイツ文化村
【オススメ度】★★☆☆☆
宮古島南海岸のリゾートエリア内にあるうえのドイツ文化村のイルミネーション。点灯初日にはイベントも行われる。宮古島では最大規模のイルミネーション。
市街地エリアに宿泊する観光客が遠出してまで見に行くほどではないが、宮古島にはイルミネーションスポットが少ないので、市街地エリアの島民も車で往復1時間かけて見に行く。
オススメイベントランキング
宮古島に移住して5年。宮古島で開催されるほとんどのイベントに行きました。観光客に自信をもってオススメできる3つのイベントをランキング形式でまとめました。
3つとも「開催時期にあわせて旅行日程を決めてもいい」と言ってもいいほどオススメできるイベントです。
1位 オリオンビアフェスト
外で飲むオリオンビールは格別においしいです。毎年参加しても飽きない、最高に楽しいイベント。入場無料で音楽ライブも楽しめるので、行かないのはもったいなすぎます。
沖縄にゆかりのあるアーティストが多数出演。南国感を満喫できます。
2位 宮古島の海開き
毎年必ず遊びに行くイベント。海開きの日は、晴れる確率がとても高いです。カウントダウンと共に島の子供たちが海に飛び込む風景は、宮古島の夏の到来を告げる風物詩。
4月の海はまだ少し冷たいですが、みんなで入れば恐くない。観光客が飛び入りで参加しても十分楽しめるイベントです。
3位 宮古島の夏まつり
東西大綱引きは遠巻きに見ているだけでも楽しいですが、綱引きに参加すると、思っていた以上に夢中になり、楽しいです。青年会の勝ち神輿も見ごたえ十分。
夏休み最初の週末でチケットがとりにくい時期ですが。タイミングが合えば、宮古島で楽しい一夜を過ごせること間違いなしです。