宮古島在住のshimagurashiです。
宮古島を代表する写真撮影スポットと言えば、伊良部大橋。
宮古ブルーの海と、ダイナミックな伊良部大橋、青い空のコントラストは絶景。宮古島旅行で必ず撮影したいスポットです。
地元在住者の目線から、伊良部大橋がきれいに撮れる写真スポット、撮影に適した時間帯を紹介します。
宮古島側の橋のたもと
伊良部大橋写真撮影スポットの王道は宮古島側の橋のたもと。
駐車スペースがあり、車を止めて伊良部大橋を撮影できます。
伊良部大橋までは一本道。絶景ドライブで気分が高揚していると、駐車場を見逃してそのまま橋に突入しがちですが、ドライブしたい気持ちをグッとこらえて駐車場に車を止めると美しい写真が撮れます。
以前は駐車場に土産物店があり、土産物店の屋上から写真が撮れましたが、現在は解体されています。
「伊良部大橋」と書かれた橋の題字の前で、橋と海をバックに記念撮影するのが定番です。
この場所から写真を撮るなら午前中がオススメ。午後は逆光です。
橋の上
伊良部大橋の一番の絶景スポットは橋の上です。
全長3540メートル。宮古ブルーの海を眺めながら、潮風を感じてのドライブは最高。
橋の両側に絶景の海が広がり、ドライブ中も写真を撮影せずにはいられない美しさです。
伊良部大橋は橋の高さが約7メートルしかありません。ドライブ中は海の上を飛んでいるような不思議な感覚になります。
船を通すために橋の中央部が高くなっています。中央部へはカーブしながら急な上り坂。橋のスケールの大きさを体感しながらドライブを楽しめます。
橋の一番高い場所の両サイドは、車の緊急停車スペースになっています。
写真撮影用の停車スペースではないのですが、この場所にレンタカーを止め、写真撮影するのが観光客の定番になってしまっています。
橋の上からは、宮古島、伊良部島、池間島、来間島が一望できます。
伊良部島側の橋のたもと
伊良部島側の橋のたもとも写真撮影スポットです。
橋の両サイドに階段があり、海の近くまで降りられます。
階段を降りると、伊良部大橋の真下に行けます。
宮古島側に比べると人が少なく、穴場の写真撮影スポット。
午前中は逆光なので、午後がオススメ。午後は宮古島側より伊良部島側から写真撮影した方が、海がきれいです。
いらぶ大橋海の駅
伊良部大橋写真撮影スポットの新定番が、2020年に開業した「いらぶ大橋海の駅」
伊良部島の入り口に完成した海の駅からは、伊良部大橋が一望できます。
海の駅は傾斜地に作られているので、高台から伊良部大橋を見下ろす形で写真撮影できます。
坂の上の第2・第3駐車場に車を止めると、車の外に出てすぐに絶景が見えます。
海の駅には2階建の観光施設があります。1階がお土産屋、2階がレストランです。
2階のレストランは眺望抜群。ガラス張りの大きな窓から伊良部大橋がくっきり見える、絶景オーシャンビューレストランです。
午前中は逆光ですが、ランチの時間帯は伊良部大橋がとてもきれいに見えます。
どこか1ヶ所で伊良部大橋の写真を撮影するなら、駐車場が広く、日陰もある「いらぶ大橋海の駅」がオススメです。
伊良部島の写真撮影スポット
伊良部大橋のドライブを目的に伊良部島に入る観光客の中には、橋を渡ってすぐにUターンして帰ってしまう人もいます。
伊良部島は宮古島とは一味違う写真撮影スポットが点在する島。
橋を渡るだけの観光はもったいない!伊良部島の絶景スポットを紹介します。
渡口の浜
伊良部島の絶景ビーチと言えば渡口の浜。伊良部大橋から車で10分の距離です。
伊良部島は海岸線が崖になっているところが多く、ビーチは少ないです。
渡口の浜は伊良部島最大のビーチ。観光スポットとしても人気です。
宮古島・伊良部島周辺は、ビーチによって海の色が違います。渡口の浜の海は、グリーンに近い青色。
時間帯や潮の満ち引きにもよっては、クリームソーダのような緑色になります。
砂がとてもきめ細かく美しいです。真っ白な砂浜と海のコントラストは、東洋一の美しさと言われる宮古島の与那覇前浜にも劣らぬ美しさです。
湾のような形になっているので波は穏やかに見えますが、外洋の波はとても高く、海水浴はリスクを伴います。
ぼんやり海を眺めたり、写真を撮ったりするにはオススメの観光スポットですが、海水浴はあまりオススメできません。
小さなビーチハウスとトイレ、シャワー施設があります。
中之島海岸
伊良部島でシュノーケリングをするなら中之島海岸。伊良部大橋からは車で20分の距離です。
伊良部島と橋でつながる下地島の西側にある中之島海岸。
海岸線のすぐそばからサンゴ礁が広がり、箱メガネでもたくさんの魚が見えます。
サンゴ礁が豊かで魚の種類も豊富。内海は波も穏やかでシュノーケリングには絶好の場所です。
伊良部大橋開通後、観光客が急増していて、ゴールデンウィークや夏休みなど観光トップシーズンは混雑します。
ビーチが狭く、日陰がないので、日焼け対策、暑さ対策は万全に。駐車場の台数も限られていて路駐が目立ちます。
砂が荒くサンゴのかけらが危険なので、シュノーケリングをするならマリンシューズは必須です。
17end
伊良部大橋海の駅から車で30分、下地島空港の西側に絶景の海が広がる17end。
17endの海は宮古島・伊良部島周辺でトップクラスの美しさ。晴れた日の17endの海は「青」の一言では書き表せない何色もの輝きを放ちます。
干潮の時間帯には潮が引き幻のビーチが現れます。
潮の引き具合によって海の見え方は全く違います。17endの海を見るなら大潮の日の干潮の時間帯がベスト。午後は逆光。午前中~昼過ぎぐらいまでなら写真撮影にもバッチリです。
17endは車両通行止め。駐車場に車を止め、歩いて10分で絶景スポットです。
17endは海水浴場ではありません。17endでは毎年のように観光客の漂流事故が発生しています。遊泳には注意が必要です。
三角点
17end同様、伊良部大橋開通後に観光客が急増した場所が、伊良部島北側の「三角点」
伊良部大橋から車で30分の距離です。
観光スポットとして整備されているわけではなく、断崖絶壁の崖の上から伊良部島北海岸の海を一望できる、自然にできた場所です。
伊良部島の北海岸線は高さ70メートルほどの断崖絶壁が続きます。
崖の上から見下ろす海は、ビーチで見る海とはスケール感が違います。
三角点は危険を伴う場所。一歩足を踏み外せば崖下に転落します。
崖の先端の海を見下ろせる場所は3人分ぐらいのスペースしかありません。
長居する観光スポットではなく、ぱっと見て、ぱっと写真を撮って、次の方どうぞと退く感じ。
三角点から眺める海は季節を問わず美しいです。夏はもちろん、冬の三角点からの眺めも絶景。
三角点から見えるのは伊良部島の北側の海。太陽を背する形になるので、どの時間帯でも海がとてもきれいに見えます。
青の洞窟
伊良部島の海をアクティブに楽しむなら青の洞窟ツアー。
青の洞窟は伊良部島北海岸の崖下に自然にできた小さな洞窟。
洞窟内の水中から外を見ると、太陽光が差し込んで青く輝いているように見える感動の観光スポットです。
宮古島に移住して以来、数々の海遊びをしてきましたが、青の洞窟に勝る感動はありません。
青の洞窟は自力では行けません。伊良部島の佐良浜港からツアー船で向かいます。「いらぶ大橋海の駅」から佐良浜港までは車で15分です。
シュノーケリング初心者でもライフジャケットを着用すれば安心。ガイドが丁寧に案内してくれます。
洞窟内で見た小さな魚の群れ、水中から眺めたキラキラ輝く水面の美しさは今でも忘れられません。
まとめ
伊良部大橋の写真撮影スポットを紹介しました。
午前中は宮古島側、午後は伊良部島側からがきれいです。
伊良部島には魅力的な写真撮影スポットが点在しています。伊良部大橋を渡って絶景を探してみてください。