宮古島移住5年のshimagurashiです。
常夏のイメージがある宮古島ですが、実際は、秋も、冬も、春もあります。
2月の宮古島は春の入り口。風向きが北風から南風に変わり、冬の空気が春の空気に変わる時期です。
2月の服装は基本的には長袖シャツ。天気のいい日は半袖でもOKですが、風が強い日はウィンドブレーカーやパーカーが欲しくなります。
オフシーズンの2月は、宮古島旅行の旅費が1年で一番安い時期。人気のホテルの予約も取りやすいです。
晴れた日の海は2月でも夏と変わらずとても美しいです。
2月の宮古島の気温、服装、いつから泳げるかをまとめました。
2月は春の入り口
宮古島に5年住んだ私の実感です。
冬 12月~2月
春 3月
夏 4月~9月
秋 10月・11月
2月は冬が終わりをつげ、春の入り口にあたる時期です。
冬の宮古島は曇りの日が多く、12月、1月は1週間のうち半分以上は曇っていますが、2月に入ると晴れる日が増えてきます。
宮古島では風向きが変われば季節が変わります。
冬は強い北風が吹きます。春、夏、秋は穏やかな南風です。
本土では2月はまだ冬本番ですが、宮古島では春のような陽気を感じられる日が増えてきます。
穏やかな南風が吹く日は、とても心地よいです。朝起きて外が晴れていると、窓を開けて背伸びして、太陽の日差しを浴びたくなります。
真夏の宮古島は日差しが強すぎて長時間外にいられませんが、2月は気温が上がっても27度ぐらいまでなので、外でアクティブに動き回れます。
宮古島には花粉がありません。私は移住前は毎年花粉症に悩まされていましたが、移住後は症状が全く出なくなりました。
2月の服装選び
2月の宮古島は最低気温16度前後、最高気温20度前後です。
本土から来ると、宮古空港に着いた瞬間に「あったかい」と感じます。
海に囲まれた宮古島は湿度が高く、東南アジアのような湿気を帯びた温かい空気を感じます。
沖縄本島に比べると体感気温が1度~2度高いです。
2月の宮古島の服装は、長袖シャツ+αといったところ。
宮古島で会社員として働く私は、2月は毎日長袖シャツで出勤しています。風が強い日にはウィンドブレーカーをはおります。
宮古島の防寒具としては風をさえぎれるウィンドブレーカーが優れています。
宮古島でセーターを着る人はほとんどいません。セーターは保温には適していますが、風には弱いです。
ホテルのパジャマは、2月は長袖が用意されています。宮古島は夜になっても気温が下がりませんが、油断していると風邪をひくので、薄着で寝ないよう注意が必要です。
私は冬は羽毛布団で寝ています。2月になると、薄手の掛け布団の日が多いです。
晴れた日には2月でも気温が27度ぐらいまで上がる日がることがあります。天気が良ければ日中は半袖、ビーチサンダルでも動き回れます。
海で泳げる?
宮古島の海開きは4月。
2月は海水浴が低く、水着で海に入っている人はほとんどいません。
宮古島で水着で海に入れるのは4月~9月。10月以降は水の冷たさを感じます。2月も海水は冷たいです。
宮古島では1月1日に毎年寒中水泳が行われます。子供たちは寒さに震えながら泳ぎます。2月は1月よりは暖かいですが、海水温はまだ冷たいです。
2月に宮古島で長時間海に入るならウェットスーツは必須です。
2月でも体験ダイビングやシュノーケリングは楽しめます。夏に比べると観光客が少ないので人気店の予約も取りやすいです。
天気予報は外れがち
宮古島の天気予報は日本一あたりにくいと言ってもいいほどよく外れます。広い海の中にポツンとある小さな島なので、天気予報が難しいのも仕方ないと思いますが、これでもかというぐらいに外れます。
2月の天気予報も外れがちです。2月は南風の日もあれば北風の日もあります。
南風の日は晴れます。北風の日は曇りや雨です。
南の島の天気は気まぐれなので、朝と夜で風向きが変わったりします。
「午前中は北風で雨だったのに、午後から南風になって晴れてきた」なんてこともよくあります。
週間予報は特にあてになりません。旅行前に雨予報で落ち込んでいても、旅行期間中ずっと晴れていることもあります。
宮古島旅行は、めまぐるしく変わる天気を楽しむぐらいの心持がちょうどいいです。
海の美しさ
宮古島の海の美しさは、天気によって大きく左右されます。
曇っていれば真夏でも海はあまりきれいに見えません。晴れた日は2月でも圧倒的な美しさです。
宮古島で2月に撮影した写真です。冬も海はとてもきれいです。
2月はさすがに水着では海に入れませんが、マリンレジャーは楽しめます。
体験ダイビング、シュノーケリング、サップなど、持ち物なしで楽しめるマリンレジャーが充実しています。
私のイチオシはイラブルーツアーズの青の洞窟シュノーケリングツアー。宮古島のシュノーケリングスポットはほぼ全て行きましたが、船でしか行けない青の洞窟の美しさは格別でした。
宮古島のマリンレジャーはアクティビティジャパンやアソビューなどのアクティビティ予約サイトの口コミや売れ筋ランキングが参考になります。
のんびりできる
2月の宮古島旅行は、島でのんびりした時間を過ごしたいあなたにぴったりです。
2月は観光オフシーズンなので、ビーチに人が少ないです。観光客が増えている宮古島では夏はクルーズ船の中国人観光客にビーチを占拠されることもありますが、2月はクルーズ船の入港がほとんどなく、運が良ければビーチを独り占めできます。
実際に住んでいる感覚からすると、夏は人が多すぎて騒がしいですが、2月は離島本来ののんびりした時間が流れています。
宮古島でゆったりと癒しの時間を過ごしたいなら2月がオススメです。
2月は割安
2月の宮古島は夏の観光トップシーズンに比べる旅費が割安です。
特に、飛行機とホテルがセットになったツアー旅行が安いです。
移住前の私は飛行機とホテルを別々に予約していました。移住後、宮古島旅行の主流がツアー旅行だということを知りました。
ツアー旅行は、飛行機とホテルを別々に予約するよりも安いです。
人気のホテルはすぐに満室になりますが、ツアーサイト経由だと予約できることがあります。ツアー旅行会社はホテルの部屋をまとめて抑えているので、直前でも人気のホテルを予約できることがあります。
宮古島旅行のオススメツアーサイト一覧です。
JALパック
宮古島ツアー旅行の王道はJAL系の飛行機とホテルがセットになったJALパックのツアー。JALパックは宮古島に観光客が少なかった時代から継続してツアー旅行を組んでいて選べるホテルがとても多いです。
JALの羽田―宮古直行便は早朝発、深夜着なので宮古諸島での時間を有効に使えます。JALは那覇―宮古の便数が多く乗り継ぎ便の選択肢が多いのも嬉しいポイントです。
スカイツアーズ
ANAの飛行機を利用した旅行会社。宮古空港ではANAが勢力を拡大しています。2015年以降、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が次々就航しています。
ANAの路線拡大に伴い、スカイツアーズが取り扱う宮古島へのツアーはかなり充実しています。直行便利用のツアーが安いと評判で大都市圏からの旅行者に人気です。
HIS
安さが売りのHIS。宮古島旅行の特設サイトを開設し宮古島ツアーに力を入れています。JTBに比べると選べるホテルが少ないですが、宮古島のメジャーなホテルはほぼ取り扱っています。
まとめ
2月の宮古島は春の入り口。風向きが北風から南風に変わり、冬の空気が春の空気に変わる時期です。
2月の宮古島の最低気温は16度前後、最高気温は20度前後。年によっては27度ぐらいまで気温が上がる日もあります。
2月の服装は基本的には長袖シャツです。天気のいい日は半袖でもOKですが、風が強い日はウィンドブレーカーやパーカーが欲しくなります。
海水が冷たく水着では海に入れませんが、体験ダイビングなどでウェットスーツを借りれば、マリンレジャーは十分楽しめます。
オフシーズンの2月は、宮古島旅行の旅費が1年で一番安い時期。宮古島でのんびりしたいあなたにオススメです。
皆様の宮古島旅行の参考になれば幸いです。