宮古島に移住して5年のshimagurashiです。
東京や大阪、名古屋など、大都市圏から宮古島への移動方法は、直行便か那覇経由乗り継ぎ便の2肢。
宮古島への直行便は羽田空港、成田空港、関西国際空港、中部国際空港から飛んでいます。移動時間が短縮できる直行便が注目されがちですが、乗り継ぎ便も宮古島旅行者に根強い人気があります。
私は直行便にも乗り継ぎ便にも10回以上乗っていますが、乗り継ぎ便も悪くないと思うことが多々あります。
宮古島に那覇経由乗り継ぎ便で行くメリット・デメリットをまとめました。
自由な時間設定
宮古島への直行便は、羽田発が1日2往復、成田、関空、中部発は1日1往復と便数が少ないです。
【羽田→宮古島 直行便】
6時40分発 9時30分着(JTA)
11時50分発 14時50分着(ANA)
【成田→宮古島 直行便】
7時25分発 10府25分着(ジェットスター)
【関空→宮古島 直行便】
10時10分発 12時35分着(ANA)
【中部→宮古島 直行便】
11時15分発 13時55分発(ANA)
乗り継ぎ便は直行便に比べ、時間設定の自由度が高いです。
東京、大阪、名古屋から那覇空港への便、那覇空港から宮古島への便はかなり充実しています。
羽田→那覇は1日30往復、那覇→宮古島は1日14往復。
大阪からだと直行便利用の場合、関空発に限定されますが、乗り継ぎ便だと伊丹空港、神戸空港も利用できます。
宮古島旅行の日数が限られていて、宮古島での時間を最大限有効に活用するなら時間設定が自由な乗り継ぎ便利用が現実的です。
直行便プラス1時間
乗り継ぎ便の宮古島への所要時間は、直行便プラス1時間が目安です。
東京からは直行便で3時間。乗り継ぎ便だと4時間。
名古屋からは直行便で2時間40分。乗り継ぎ便だと3時間40分。
大阪からは直行便で2時間20分。乗り継ぎ便だと3時間20分です。
ただし、那覇空港で別の航空会社に乗り継ぐ場合は1時間以上所要時間が増えます。
LCCからJTA,ANAへの乗り継ぎの場合、トータルでの所要時間が直行便に比べ1時間半~2時間プラスになります。
離島旅行の醍醐味
宮古島への直行便、乗り継ぎ便を10回以上利用している私の個人的見解としては、乗り継ぎ便も悪くありません。初めて宮古島に旅行する人には乗り継ぎ便をオススメしたいぐらいです。
宮古島は沖縄本島から南西に300キロ離れた離島。離島だからこそ、沖縄本島以上にのんびりした島時間が流れ、自然の美しさが保たれてきました。
離島旅行はあえて少し苦労して行くぐらいがちょうどいいです。
那覇空港で飛行機を乗り換え、時間をかけて行くこと自体が離島旅行の醍醐味だと私は感じます。
乗り継ぎ便で宮古島に行く時、那覇空港で宮古島行きの飛行機を待っている時には、なんともいえない優越感を感じます。
これから離島の宮古島に行くというワクワク感。離島での出会いへのトキメキ。地元の人半分、観光客半分の宮古島行きの飛行機のローカルな雰囲気。私は大好きです。
那覇空港の出発ロビーも広くて快適。観光客が多く、旅情を楽しむ開放的な雰囲気に包まれています。
宮古島では直行便が充実したことによる弊害が出始めています。
直行便で気楽に島に入れるようになったことで、観光客が都会の感覚のまま島に入ってきます。
ゆったりとした島時間を求めて来ていながら、離島ならではの飲食店の良い意味でルーズな接客に納得できず、トラブルを起こす人が続出しています。
宮古島に旅行するなら、少し苦労をして、飛行機を乗り継いでくるぐらいがちょうどいいです。
苦労すると言っても、直行便に比べ所要時間が1時間増える程度。宮古島に思いをはせながら飛行機を乗り継ぐ時間も、旅の醍醐味です。
乗り継ぎ便が安い
宮古島旅行の旅費を抑えるイチオシの方法は、飛行機とホテルがセットになったホテルパックの利用です。
JAL系のホテルパックが安い「JALパック」、ANAのホテルパックが安い「スカイツアーズ」など、宮古島旅行はホテルパックが充実しています。
ホテルパックは便の選択によって価格が変動します。直行便と乗り継ぎ便を比べると、乗り継ぎ便の方が値段が安い傾向にあります。
宮古島に移住するまでホテルパックの存在を知らなかった私は、ホテルパックの安さに驚きました。もっと早く知っておけばよかったと後悔しました。
JALパック
宮古島旅行の王道はJAL系の飛行機とホテルがセットになったJALパックのツアー。JALパックは宮古島に観光客が少なかった時代から継続してホテルパックを組んでいて選べるホテルがとても多いです。
スカイツアーズ
ANAに特化することで安値を実現しているスカイツアーズ。直行便、乗り継ぎ便とも安いです。ANAの関連会社なので安心して利用できます。
HIS
安さが売りのHIS。宮古島旅行の特設サイトを開設し宮古島ツアーに力を入れています。HISなら行きはJAL、帰りはANAなど、複数の航空会社を使えます。宮古島のメジャーなホテルはほぼ取り扱っています。
まとめ
東京、大阪、名古屋から宮古島へは直行便が飛んでいますが、便数が少なく、那覇経由乗り継ぎ便も根強い人気があります。
乗り継ぎ便の宮古島への所要時間の目安は直行便プラス1時間。
離島旅行の醍醐味を感じるなら、乗り継ぎ便であえて少し苦労して宮古島に行くのも悪くはありません。
賢く予約すれば、直行便旅行よりも安く乗り継ぎ便での宮古島旅行を楽しめます。
皆様の宮古島旅行の参考になれば幸いです。