宮古島に移住して5年のshimagurashiです。
春休みは宮古島旅行のベストシーズンの一つ。晴天率がとても高い時期です。
春休みの宮古島の気温、服装、いつから泳げるかをまとめました。
夏の入り口
春休みの宮古島は夏の入り口にあたる時期です。
宮古島に5年住んだ私の実感です。
冬 12月~2月
春 3月
夏 4月~9月
秋 10月・11月
常夏のイメージがある宮古島ですが2月までは曇りや雨の日が多いです。
3月に入ると寒い北風が穏やかな南風に変わり天気が安定します。
4月に入ると一気に気温が上がります。日によっては最高気温が30度を超える日もあります。
春休み期間中の宮古島の平均最低気温は18度、最高気温は24度。
晴れた日の日差しは、東京の真夏並みの強さです。
昼と夜の気温差が小さく、夜になっても気温が下がりません。
晴れの日が多い
せっかく宮古島に旅行するなら、晴れの日が多い時期を選びたいところ。宮古島の海は1年を通して美しいですが、晴れか曇りかによって、海の色は全く異なります。
よく晴れた日は、季節に関わらず、海はこの世のものとは思えないほどの美しさです。
宮古島は春休み期間に入ると天気が安定して来るので、美しい海が見える確率が格段に上がります。
宮古島の梅雨は本土より早く5月には梅雨入りしてしまいます。春休み期間は、梅雨入り前の天気が安定した時期。宮古島旅行のベストシーズンの一つです。
夏のような日差しを感じられる一方で、真夏に比べると直射日光が強くないので、観光客にはちょうどいい季節とも言えます。
5月に入ると年によっては台風が接近することがありますが春休み期間中は台風のリスクもありません。
台風が接近すると飛行機が飛ばず、旅行の予定が狂うことがありますが、春休みならその心配もありません。
春休みの服装選び
春休みの宮古島旅行の服装は、半袖をメインに、長袖も数枚持って来るのをオススメします。昼は半袖、夜も長袖シャツを1枚はおれば大丈夫な気温です。
春休みでも曇りや雨の日もありますが、冬のように風が強く荒れた天気にはなりません。雨の日も気温は高いです。
春休みの宮古島旅行で注意が必要なのは積乱雲による通り雨。宮古島には「カタブイ」という言葉があります。日本語で言うと「かたぶり」。ゲリラ豪雨のように、限られたエリアだけ雨が降っている状態です。
夏になると宮古島では「カタブイ」が多くなります。こっちのビーチは雨なのに、明るい方向に向かって車を走らせると別のビーチは晴れていたなんてこともよくあります。
通り雨を楽しむぐらいの心の余裕を持って旅をすれば、宮古島旅行はより充実したものになります。
春なのに花粉症がない
春休み期間は本土は花粉の全盛期。花粉症に苦しむ人が多い時期です。宮古島には花粉症がありません。宮古島にはスギもヒノキもないので、スギ花粉もヒノキ花粉も全くありません。
私も移住前は花粉症で苦しんでいましたが、宮古島に移住してから全く症状が出なくなりました。旅行者も宮古島滞在中の数日間は花粉症の症状が出なくなります。
花粉症がないことで体が楽なだけでなく、気持にもゆとりを持つことができます。
花粉がない春休みの宮古島旅行はとても快適です。
天気予報は外れがち
宮古島の天気予報は日本一あたりにくいと言っても過言ではないほどよく外れます。広い海の中にポツンとある小さな島なので、天気予報が難しいのは仕方ないと思います。
特にウェザーニュースは驚くほど外れます。沖縄の天気予報は適当にやってるのか?と思うほどよく外れます。気象庁発表の天気予報はウェザーニュースに比べるとあたります。
春も、夏も、秋も、冬も天気予報は外れがち。春休みは天候が安定する時期なので他の季節に比べると天気予報を信頼できますが、外れることも多いです。
天気予報は雨なのに晴れていたり、天気予報は晴れなのに雨だったりすることが普通にあります。
春休みの海はきれい?いつから泳げるの?
宮古島の海は、晴れていれば季節に関係なく美しいです。春休みも晴れた日の海は、真夏の晴れた日と同じように美しく、とても透明度が高いです。
宮古島では毎年春休みに海開きイベントが行われます。
海開きイベントは宮古島観光協会青年部が主催して与那覇前浜で行われます。
海開きの日、与那覇前浜はとても賑やかです。島の子供たちがたくさん集まり海開きイベントを楽しみます。
カウントダウンと共に子供たちが海に飛び込む光景は宮古島の春休みの風物詩。移住者の私も毎年子供と楽しみに参加しています。
海開きの日は毎年のように晴天に恵まれます。海開きイベントには観光客もたくさん訪れます。
海開きイベントが行われるのは春休み期間中の4月最初の日曜日。
海開きでは子供たちが元気よく海に飛び込みますが、実は水着で海水浴をするにはまだ海水が冷たいです。
海開きで水着姿で海に入る子供たちは、海から出たあと、寒さに震えています。
晴れた日に短時間海に入るなら春休みでも水着で海水浴を楽しめますが、長時間海水浴ができるのは5月から。春休みに長時間海に入るならウェットスーツの着用をオススメします。
ウェットスーツがあれば海水の冷たさは全く感じず、シュノーケリングやダイビングを楽しめます。春休みなら薄手のウェットスーツでも十分です。
マリンレジャー
宮古島の春休みはマリンレジャーが盛んになってくる時期です。
水着で海に入るには早いですが、ツアーに参加してウエットスーツを借りればシュノーケリングやダイビングをそれほど寒さを感じずに楽しめます。
宮古島で人気のウミガメシュノーケリングツアーや青の洞窟シュノーケリングツアーも春休み頃から盛り上がって来ます。
宮古島のマリンレジャーはアクティビティジャパンやアソビューなどのアクティビティ予約サイトの口コミや売れ筋ランキングが参考になります。
旅立ちの季節
春休みの宮古島は旅立ちの季節。
宮古島には高校はありますが、大学や専門学校はありません。
島の子供たちは18の春に島を出ます。
春休みの宮古空港は、島を出て大学や専門学校に進学する子供たちが、家族や友人と別れる場所でもあります。
春休みは観光客も多い時期。観光で来島する方は、旅立ちの季節を意識してみると、島ですてきな光景に出会えるかもしれません。
ツアーが割安
夏の観光トップシーズンに比べると、春休みの宮古島旅行は割安です。
特に、飛行機とホテルがセットになったツアー旅行が安いです。
移住前の私は飛行機とホテルを別々に予約していました。移住後、宮古島旅行の主流がツアー旅行だということを知りました。
ツアー旅行は、飛行機とホテルを別々に予約するよりも安いです。
人気のホテルはすぐに満室になりますが、ツアーサイト経由だと予約できることがあります。ツアー旅行会社はあらかじめホテルの部屋を一定数抑えているので、直前でも人気のホテルを予約できることがあります。
JALパック
宮古島ツアー旅行の王道はJAL系の飛行機とホテルがセットになったJALパックのツアー。JALパックは宮古島に観光客が少なかった時代から継続してツアー旅行を組んでいて選べるホテルがとても多いです。
JALの羽田―宮古直行便は早朝発、深夜着なので宮古島での時間を有効に使えます。JALは那覇―宮古の便数が多く、乗り継ぎ便の選択肢が多いのも嬉しいポイントです。
スカイツアーズ
ANAの飛行機を利用した旅行会社。宮古空港ではANAが勢力を拡大しています。2015年以降、羽田空港、関西国際空港、中部国際空港からの直行便が次々就航しています。
ANAの路線拡大に伴い、スカイツアーズが取り扱う宮古島へのツアーはかなり充実しています。直行便利用のツアーが安いと評判で大都市圏からの旅行者に人気です。
HIS
安さが売りのHIS。宮古島旅行の特設サイトを開設し宮古島ツアーに力を入れています。HISなら行きはJAL、帰りはANAなど、複数の航空会社を使えます。宮古島のメジャーなホテルはほぼ取り扱っています。
まとめ
春休みの宮古島の気温、服装をまとめました。
春休みの宮古島は、穏やかな南風が吹き、晴れの日が多いです。梅雨入り前で天候が安定し、台風の心配もありません。
春休みは宮古島旅行のベストシーズンの一つ。観光客に人気の時期なので、飛行機やホテルは早めの予約がオススメです。