宮古島在住のshimagurashiです。
宮古島に移住して5年。宮古島のマリンスポーツはほぼ全て体験しました。
海水浴、シュノーケリング、ダイビング、サップ、シーカヤック、パラセーリング・・・。宮古島では様々なマリンスポーツが楽しめます。
初心者でもガイドなしで楽しめるプランもあれば、マリンショップに頼ることで宮古島の海を満喫できるプランもあります。
宮古島のマリンスポーツの楽しみ方、おすすめの遊び方をまとめました。
海水浴
最も気軽なマリンスポーツは海水浴。
宮古島には海に飛び込みたくなるような美しい海がたくさんありますが、全てのビーチが海水浴に適しているわけではありません。
宮古島で海水浴をするなら、与那覇前浜ビーチがイチオシです。
与那覇前浜ビーチ
与那覇前浜ビーチは、東洋一美しいと言われる、宮古島を代表するビーチ。エメラルドグリーンの海での海水浴は間違いなく夏の思い出になります。
前浜ビーチには無料駐車場、自由に出入りできるトイレ、シャワー施設があります。
浮輪・パラソルのレンタルもありますが、浮輪は持参した方が割安です。
ビーチには日陰がありません。時間を忘れて泳いでいると、やけどに近い日焼けをします。
地元の人たちは水着では海には入りません。日焼けを気にして、長袖シャツで海に入ります。帽子をかぶったまま浮輪に浮かんでぷかぷかしている人もいます。
前浜ビーチにはサンゴ礁や熱帯魚はいません。水中観察が目的ならオススメはできません。
毎年夏の前浜ビーチではビキニ姿の観光客が海水浴を楽しんでいます。浮輪に浮いたり、ビーチボールで遊んだり。
海の底にトガったサンゴがなく、細かい砂地なので、足を切る心配もありません。前浜ならマリンシューズなしでも海水浴を楽しめます。
海水浴が楽しめるのは5月~10月ぐらい。真夏は日の出からサンセットまで海水浴を楽しめます。
夏の暑い日は、クールダウンで夕方に海に入るのもおすすめです。
パイナガマビーチ
子連れで海水浴を楽しむなら市街地エリアのパイナガマビーチがおすすめ。
海の美しさは前浜には劣りますが、駐車場・トイレ・シャワーから海が近く、移動が便利です。
遊泳エリアが区切られているので、前浜よりも安心して泳げます(ライフセイバーはいないので水難事故は自己責任)
前浜よりは日陰もあります。パイナガマビーチは休憩や水分補給をしっかりしながら子供と海水浴を楽しめるスポットです。
シュノーケリング
宮古島の定番マリンスポーツは「シュノーケリング」
宮古島は沖縄本島や石垣島以上に、シュノーケリングが人気の島。
宮古島には波打ち際ギリギリまでサンゴ礁が広がっているビーチがいくつもあり、初心者でもガイドなしでシュノーケリングを楽しめます。
新城海岸
宮古島のシュノーケリングスポットの大定番は、島の東側の新城海岸。
私自身、毎週のように新城海岸に通い、シュノーケリングに明け暮れていた時期がありました。
波打ち際のすぐ近くまでサンゴ礁が広がり、箱メガネでもお魚が見えてしまうほどです。
シュノーケルをつけて海に入れば、サンゴ礁と色鮮やかな魚たちの姿に夢中になり、気がつけば1時間以上シュノーケリングを続けていることもあります。
安全にシュノーケリングを楽しむならライフジャケット着用がオススメ。
うつ伏せで水面浮かび、下を眺めるだけで、カラフルな魚たちがたくさん見えます。
足場にゴツゴツした岩場やトガったサンゴがあるので、安全に楽しむにはマリンシューズが必要です。
私は裸足でシュノーケリング中に、足の裏にサンゴが刺さり、流血したことがあります。
新城海岸はシュノーケリング愛好家に大人気のビーチ。ゴールデンウィークや夏休みには多くの観光客が訪れます。
軽食販売やライフジャケット・マリンシューズ・シュノーケリングの貸し出しがあり、トイレ・シャワーも自由に使えるので、安心して遊べます。
駐車場は無料。無料駐車場が埋まると500円の有料駐車場に案内されます。
インギャーマリンガーデン、吉野海岸、中之島ビーチなどでもシュノーケリングは楽しめますが、私のイチオシは新城海岸です。
ウミガメシュノーケリング
宮古島はウミガメシュノーケリングの聖地。ウミガメシュノーケリングツアーの遭遇率は99%。ほぼ確実にウミガメと一緒に泳げます。
ウミガメと2ショット写真を撮ってくれるショップもあります。
ウミガメの生息エリアは限られているので自力のシュノーケリングでは出会えません。
日本もビーチリゾートはありますが、ウミガメシュノーケリングツアーがここまで充実しているのは宮古島ぐらいです。
アクティビィブな旅の思い出を作るならウミガメシュノーケリングは外せません。
青の洞窟
伊良部島の青の洞窟も、船でしか行けないシュノーケリングスポットです。
洞窟内の水中から外を眺めると、太陽の光に照らされて、水面が青色に輝きます。
洞窟内には小魚の群れも出入りしていて、大自然のダイナミックさを体感できます。
青の洞窟まではレジャー船で向かいます。港から洞窟までは10分ほど。
青の洞窟へ向かう船旅は、宝探しの冒険をしているように楽しく、心が高鳴ります。
体験ダイビング
体験ダイビングも宮古島で人気のマリンスポーツです。
宮古島で初めてダイビングに挑戦し、ダイビングの魅力に魅了され、ライセンスをとる人も少なくありません。
ただし「体験ダイビング」で見える世界は限られています。初心者が潜れる範囲はシュノーケリングと大差ありません。
シュノーケリングスポットのすぐ外側にダイビング船を止め、体験ダイビングをしているショップもあります。水中の景色はそれほど変わりません。
サンゴ礁や熱帯魚を見るだけならシュノーケリングの方が身軽です。
体験ダイビングでは、器材に慣れること、正しく呼吸することなど、安全面が最優先されます。
「ダイビングに興味がある」「将来的にライセンスを取りたい」なら体験ダイビングはおすすめできますが、ダイビングにこだわらないなら、シュノーケリングで十分です。
シーカヤック
パドルを漕ぐと水面をスイスイ進むシーカヤック。スポーツが苦手の人でもすぐにコツをつかめるので、初心者にもオススメのマリンスポーツです。
目線が低いのでパドルを漕ぎながら水中のサンゴ礁や魚が見えます。
保良泉ビーチ
宮古島でシーカヤックを楽しむなら「保良泉ビーチ」
シーカヤックに乗って無人のビーチや鍾乳洞を目指すアドベンチャーカヤックが人気です。
保良泉ビーチ周辺にはパンプキンホールなど自然にできた鍾乳洞があります。シーカヤックでの冒険は他にはないワクワク感があります。
サップ
サーフィンとカヌーが融合したようなマリンスポーツ「サップ」
サーフボードより大きめの板の上に立ち、パドルを漕いで進みます。
立つには少しコツがいりますが、マスターした時の達成感が気持ちよく、慣れればスポーツ感覚でサップを操れます。
インストラクターが乗り方を教えてくれるので初心者も安心して楽しめます。
透明感抜群の海の上にサップで立つ姿は写真映えもバッチリ。写真撮影データがもらえるプランもあります。
パラセーリング
宮古島の海をダイナミックに楽しむなら「パラセーリング」
空から宮古島の青い海を堪能できます。
ボートに引かれたパラシュートで上空100メートルからの景色を楽しみます。
美しい海の上でのパラセーリングは感動間違いなし。2人一緒に乗れるので、空中での会話も楽しめます。
水中観光船
泳ぎに自信がない人は、水中観光船で海水浴気分を楽しめます。
服を着たままの水中探索。家族と一緒に楽しめます。
水中観光船「モンブラン」は300人乗り。船内はゴージャスな雰囲気。冷房も完備しているので安心して水中観光を楽しめます。
伊良部大橋モーニングクルーズ、サンセットディナークルーズが特に人気です。
水難事故に注意
宮古島でのマリンスポーツは水難事故に注意が必要です。
毎年宮古島では海水浴・シュノーケリング中の事故で観光客が亡くなっています。
宮古島の海にはライフセイバーがいません。水難事故は自己責任。溺れても誰も助けてくれません。
特にシュノーケリングには注意が必要。シュノーケルの使い方を間違えると事故に直結します。
初心者が安全に宮古島の海を楽しむなら、マリンショップの体験プランがおすすめです。
ショップ選びはマリンスポーツ予約サイト「アソビュー」の口コミ・予約状況が参考になります。
まとめ
海水浴、シュノーケリング、体験ダイビング、シーカヤック、サップ、パラセーリング・・・、
宮古島では様々なマリンスポーツが楽しめます。
宮古島の海の美しさは格別。アクティブに楽しむなら、マリンスポーツ体験は外せません。
皆様の参考になれば幸いです。