宮古島でホテル開発ラッシュ|高級リゾート続々開業

宮古島在住のshimagurashiです。

この5年宮古島ではすさまじい勢いでホテル開発が行われました。

開発の流れは今も続いていて、今後も注目のホテルが次々に開業します。

ホテル開発ラッシュで、宮古島は宿泊業戦国時代に突入しました。

これまでのホテル開発

2010年頃まで、宮古島にリゾートホテルは3つぐらいしかありませんでした。

東洋一の与那覇前浜ビーチの目の前の「宮古島東急ホテル&リゾーツ」、南海岸の「ホテルブリーズベイマリーナ」、市街地エリアの「ホテルアトールエメラルド宮古島」

東急ホテルは昔も今も宮古島を代表するリゾートホテル。与那覇前浜の目の前というロケーションで観光客に大人気。今でもホテルの稼働率は常に宮古島トップクラスです。

ホテルブリーズベイマリーナを運営する「シギラリゾート」は南海岸エリアでホテル開発を拡大中。ブリーズベイは2020年に内装をリニューアルし観光客に人気です。

ホテルアトールエメラルドは宮古島に観光客がほとんどいなかった時代に観光客を呼び込もうと平良市が予算を投入して作った市街地型リゾート。宮古島の人たちは結婚式や宴会、会議などで今でもよく使います。

リゾートホテルがほとんどなかった宮古島ですが、この10年で状況は一変。特に伊良部大橋が開通した2015年以降はすさまじい勢いで開発されています。

ヒルトン宮古島リゾート


宮古島ホテル開発の象徴は「ヒルトン宮古島リゾート」

ついに世界的ホテルブランドヒルトンのホテルが宮古島に開業します。

開業予定は2023年。

建設現場では工事が着々と進んでいて、あっという間に4階建の建物本体が姿を見せました。


ヒルトンを手掛けるのは、不動産大手の三菱地所。

宮古島の開発には三菱地所が大きく関わっています。

三菱地所はただホテルを建てるだけでなく、送客ルートも同時に作り上げてしまいました。

海に囲まれた宮古島では、観光客は飛行機でしか島には入れません。

宮古空港のキャパシティーには限界があります。

「ならば、新しく空港を作ってしまおう」というのが三菱地所の大胆な発想。

宮古島と橋でつながる伊良部島の隣の下地島空港に旅客ターミナルを作り2019年に開業。

パイロット訓練飛行場としての役目を終えて放置されていた空港をリゾート空港としてよみがえらせました。

下地島空港のターゲットは国内LCCと国際線。

下地島空港開業でジェットスター、スカイマークが飛ぶようになり、格安旅行が実現。若い世代の観光客が増えました。

ヒルトンが開業するトゥリバービーチは伊良部大橋の目の前。

下地島空港から伊良部大橋を渡って宮古島に入り、そのままヒルトンに宿泊。

ただホテルを作るだけでなく、空港を開業し、ホテルに送客するという壮大な計画。

宮古島の資本だけでは絶対にできなかった大規模開発です。

ヒルトンが開業するトゥリバーは、何度もホテル計画がありながら白紙になってきました。

観光客がいなかった時代に、観光開発のために平良市が埋め立て、人工ビーチ「トゥリバービーチ」を作ったものの、海外資本でのホテル開発は実現せず。

難航していたトゥリバー開発は、三菱地所が土地を買い取ったことで実現しました。

トゥリバーは市街地エリアに近く便利な場所にありながら、目の前に宮古ブルーの海が広がるロケーションのいい場所。

市街地から気軽に行ける夕日スポットで、市民が海を眺めてぼーっとしたり、犬の散歩をしたり、三線を弾いたりする憩いの場所でもあります。(こういう行動をする「市民」はほとんど移住者ですが・・・)

ローズウッド宮古島リゾート


世界的なホテルブランドローズウッド宮古島リゾートが2024年に開業予定。

砂山ビーチの近くで大規模開発が行われています。

これ、実は大事件です。

市民はほとんど気づいていません。観光関係者でもボーっとしてる人は特に気にかけていません。でも、一部の人は気づいています。

もしかすると宮古島は10年後もっと大変なことになるかもしれないと。

「ローズウッドホテルズ&リゾーツ」は宮古島が日本初進出なので、日本人は実態を知りません。

実態は、、、海外の富裕層をターゲットにした世界最高級の超絶リゾート。

開発ラッシュの宮古島には高級リゾートホテルがいくつも開業していますが、ローズウッドはその比ではありません。

とんでもない超高級リゾートです。

とはいえ、宮古島にはクルーズ船を除けば外国人観光客はほとんどいません。海外の富裕層をターゲットにして、超高額な宿泊料を設定して果たして事業が成り立つのか。

・・・普通に考えれば成り立ちません。前澤友作さんのような一部の日本の富裕層が泊まる程度で、空室だらけになりそう・・・

普通の人はそう考えます。でも、三菱地所なら実現できてしまうのです。

下地島空港ターミナルを開業し、ヒルトンホテルを開発中の三菱地所は、ローズウッドホテルの開発、運営も担っています。

三菱地所は本気で海外の富裕層を宮古島に呼び込もうとしています。

下地島空港の国際線は今は香港路線だけですが、水面下では熱心に航空会社の誘致が続いています。

海外からの渡航制限が解除されれば、一気に路線数が増える可能性があります。

最初のターゲットは台湾、韓国、中国、シンガポールなどアジアの国々。既にヨーロッパの航空会社にも営業をかけているという噂もあります。

5年後にはヨーロッパから直行便が下地島空港に飛び、海外の富裕層がローズウッドホテルに宿泊するという三菱地所が描く新時代が実現するかもしれません。

下地島空港では既にプライベートジェットの受け入れが始まっています。

プライベートジェットで欧米の富裕層がローズウッドホテルに泊まりに来る時代はすぐそこまてま来ています。

ローズウッドは55棟の一棟貸しリゾートの予定ですが、将来的に棟数を増やす計画もあります。

ヒルトンの陰に隠れてあまり注目されていませんが、実はローズウッドこそが宮古島観光新時代の導火線。

一旦火がつけば大変です。

「宮古島バブル」を上回る「宮古島富裕層バブル」の狂乱が小さな島を待ち受けているのかもしれません。

伊良部島南海岸リゾート


宮古島バブルで最も盛んに開発されたのは、伊良部島。

特に伊良部大橋と下地島空港を結ぶ南海岸線沿いのエリアはすさまじい勢いで開発されました。

元々は、海辺の一本道の両脇にサトウキビ畑があるだけののどかな光景でしたが、今では海岸線に沿うようにリゾートホテルが乱立しています。

特に一棟貸しのリゾートホテルが乱立。

2015年の伊良部大橋開通前は、宮古島・伊良部島の一棟貸しの草分け的リゾートホテル「ヴィラブリゾート」ぐらいしかありませんでしたが、今では同じような一棟貸しホテルが急増。

森トラストのイラフSUIラグジュアリーコレクションホテルなど中規模リゾートホテル開発も進んでいます。

バブルのピーク時に土地価格500倍と新聞報道されたのは伊良部島のこのエリア。

海の近くは潮風が強く、サトウキビの生育が悪く畑にするにもイマイチな場所でしたが、今では一大リゾートエリアです。

個別に土地が買い荒らされ、様々なタイプのホテルや別荘が乱立しました。

個別に乱開発されているのでリゾートエリアとしての統一感がないのが残念です。リゾートエリアとしての名称もありません。

現在も新しいホテルが開発中。開発ラッシュで通るたびに景色が変わります。

ホチャネリゾート

宮古島開発と切っても切り離せないのが南海岸に一大リゾートエリアを築きあげたシギラリゾート。

元々は「ホテルブリーズベイマリーナ」一棟でしたが、高級リゾート「アラマンダ」が開業。

「サンタモニカ」「インギャーコーラル」「シギラミラージュ」など次々にリゾートホテルが開業しました。

特に「シギラミラージュ」は宮古島バブルの象徴的なホテル。

南海岸にそびえたつ11階建ての高層リゾートは存在感があり、ハワイのリゾート地を思わせます。

シギラリゾートのホテル開発は飛ぶ鳥を落とす勢い。

シギラミラージュと同規模の大型リゾートを今後もバンバン建てる計画です。

特に衝撃的なのは「ホチャネリゾート」の開発計画。

現在開発しているエリアの東側に既に大量の土地を購入していて、この場所に「シギラリゾート」に並ぶリゾートエリア「ホチャネリゾート」を開発しようという驚きの計画。

シギラリゾートにはホテル、温泉、土産物店、ライブ会場、ゴルフ場、別荘群が集中していますが、これと同じようなリゾートエリアをもう一つ作ってしまおうという大規模開発。

三菱地所が存在感を増す中で、先陣を切って宮古島開発を続けて来たシギラリゾートのプライドなのか。

ホチャネリゾートは2027年以降順次開業予定。

明らかになっている計画は
・開発場所は城辺友利の仲原地区(シギラリゾートの東側)
・シギラミラージュと同規模のホテル13棟建設
・戸建てのヴィラを46棟建設
・1726室を整備(シギラリゾートは1200室)
・全18ホールのゴルフ場
・1000人の雇用が生まれる

・・・これが実現したら、三菱地所も降参するかもしれません、、、

バブル期に致命的な人手不足に陥った宮古島。

ヒルトン、ローズウッド、ホチャネリゾート、、、こんなに大規模開発して、働く人は確保できるのだろうか、、、というのが素朴な疑問です。

まとめ

宮古島はホテル開発ラッシュ。

下地島空港と連動したヒルトン宮古島リゾート。

海外の富裕層を呼び込むローズウッド宮古島リゾート

見るたびに風景が変わる伊良部島南海岸

衝撃のホチャネリゾート

宮古島の宿泊業はまさに戦国時代。小さな島での顧客の奪い合いはさらに激しさを増していきます。

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