うえのドイツ文化村イルミネーション点灯|2020年はパワーアップ!

毎年恒例、宮古島南海岸のうえのドイツ文化村のイルミネーションが2020年も始まりました。

宮古島のイルミネーションと言えばドイツ村。毎年20万球の電球が宮古島の冬を彩りますが、今年はこれまで以上にパワーアップしていました。

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開催日・点灯時間

「うえのドイツ文化村イルミネーションフェスと2020」

【開催日】2020年12月1日(火)~2021年1月31日(日)

【点灯時間】18時~22時

【場所】上野ドイツ文化村(宮古島市上野字宮国775-1)

【料金】無料

【駐車場】200台(無料)

【トイレ】あり

子連れで行ってみた


市街地エリアからドイツ村までは車で30分ほど。

宮古島に移住してから毎年1回はドイツ村のイルミネーションを見に行っています。

子供が生まれてからは1シーズンに3回ぐらい行くこともあります。

家からドイツ村までは車で30分ぐらいかかるので、宮古島に住んでいると少し遠いなという感覚になりますが、ドライブは意外と楽しいです。

宮古島は娯楽が少ない島。

島に小さな映画館とボーリング場、ゲームセンターは1つずつありますが、子連れで楽しめる場所は限られています。

公園はたくさんありますが、動物園も遊園地もありません。

島の子供たちはイルミネーションを見るだけで大興奮。

宮古島に住んでいると、夜に車で30分ドライブすることなどないので、それだけでも楽しめます。

ドイツ村のゲートのすぐ横に無料駐車場があります。

駐車場に車を止めゲートへ。係員や誘導員がいるわけでもなく入場料が必要なわけでもありません。

ゲートから入らなくても、どこからでも公園内には入れます。南国ならではの自由な雰囲気です。

ドイツ村には本物を模して造られたお城や城壁がありますが残念ながら観光客にはあまり人気がありません。

昼間は芝生広場の遊具で島の子供たちが遊んでいます。

いつもと違う夜のドイツ村。車を降りた時から5歳の子供は大興奮。

スキップをしながらゲートをくぐり、親の手を離して光の方へ走っていきました。

ドイツ村内には車が入って来ないので、子連れでも安心して楽しめます。


都会のイルミネーションに比べると規模は小さいですが、宮古島市民にとってはこれぐらいで十分楽しめます。

「明るすぎ」「人多すぎ」だと島の人たちは敬遠します。

素朴な雰囲気のイルミネーションは島の人たちも安心して楽しめます。

いつもの年なら12月1日前後の土曜日の夜に、イルミネーションフェスト開始のイベントが行われます。

島の子供たちが集まって、みんなでカウントダウンして点灯の瞬間を迎えますが、今年はコロナの影響で点灯イベントは行われませんでした。

島の人たちは点灯式参加者から口コミや、点灯式の様子を伝える新聞紙面でイルミネーション開始を知ります。

2020年は点灯式がなかったからか、島の人もまだイルミネーションが始まったことを知らないようで、ほとんど人はいませんでした。

子連れの島の人たちは3組ほど。ドイツ村の近くに泊まっているホテルの宿泊客が数人、途中観光バスで若者たちが数人降りて来た程度でほとんど人がいません。

ほぼ貸し切り状態でかなり自由に楽しめました。

今年は電球の数がいつもの年より多いように感じました。

毎年20万球規模のイルミネーションですが、今年はパワーアップしていました。


子供たちには光のトンネルが大人気。昨年までは10メートルぐらいでしたが、今年は30メートルぐらいありました。

子供たちは光のトンネルを走っているだけで楽しいようで、何周もしながらキャッキャと声をあげて楽しんでいました。

都会のイルミネーションでは子供は主役になれません。都会のイルミネーションはカップルが主役です。

宮古島のイルミネーションは子供が主役です。

カップルが多いイルミネーションだと、子供を野放しで走りまわらせたりできませんが、敷地が広い割に人が少ない宮古島のイルミネーションだと子供から少し目を離しても大丈夫。

トンネル内を子供が走っていても、白い目で見る人はいません。

観光客も島に来て気持ちが優しくなったのか、走る子供を見て嫌な顔をしたりはしません。

そもそもドイツ村のイルミネーションは子連れが圧倒的に多いです。

宮古島に移住して大変なこともたくさんありますが、子供に優しい環境で子育てできていることは大きなメリット。

ドイツ村のイルミネーションではしゃぐ我が子を見ている瞬間は、移住してよかったと実感できる時間です。

光のトンネルは写真撮影のベストスポット。

他のイルミネーションは光が強すぎて人の顔が明るく映りませんが、光のトンネル内は電飾に負けないぐらい顔もきれいに映ります。


2020年のドイツ村のイルミネーションは、全体的に去年までよりもインスタ映えを意識している印象。

中央にハート型の電飾があります。なんとこの電飾、黄色、緑、水色、白、とクルクル色が変わります。

都会のイルミネーションでは当たり前かもしれませんが、色が変わるイルミネーションはおそらく宮古島初上陸。

最初は「なんじゃこれ、色が変わってる」と正直違和感がありました。

宮古島には似合わないほど最先端の電飾。ただ光っているだけの周りの電飾の中で、ハート型の電飾だけが少し浮いていました。

みんなハートの前でバシバシ写真を撮っていました。


2020年は11月までは夏のような暑さが続いていた宮古島。

12月に入ると急に北風が強くなり、毎日雨。

この日も雨がパラパラ降っていました。

ドイツ村は芝生広場にイルミネーションが施されます。雨のあとは芝生が濡れていて、ドロドロの場所もあるので要注意です。

私が行った日はトンネル内が特にどろどろで滑りやすく「お願いだからこけないで」と願いながら子供を見守っていました。

イルミネーションの電飾の近くは明るいですが、全体的に夜のドイツ村は暗いです。小さな子供連れだと目を離さないように要注意。

川のような水路があり、万が一子供が落ちると大変です。

12月の宮古島の最低気温は15度~20度ぐらい。気温は高いですが、北風が強く吹くと寒く感じるので、防寒対策は必要。

ウインドブレーカー1枚だと寒いです。気温が低く北風が強い日はパーカーにマフラーを巻いてもいいぐらいです。

今年も子供のリクエスト次第であと何回か行きそうなドイツ村イルミネーション。

南の島のイルミネーションは移住者ファミリーの楽しみの一つです。

冬に子連れで泊まるなら


冬に子連れで宮古島に泊まるなら、ドイツ村のすぐ隣のホテルブリーズベイマリーナがおすすめです。(写真の奥に写っているホテルです)

ドイツ村のイルミネーションは12月1日から1月31日まで毎日点灯しています。

ドイツ村とブリーズベイマリーナは外階段でつながっています。

ブリーズベイマリーナのお部屋からは宮古島南海岸の海が一望できます。

廊下側の窓からはドイツ村が見えます。

夜ホテルに帰る前に数分ドイツ村のイルミネーションに行くだけで子供は大満足です。

宮古島在住の私は、ドイツ村のイルミネーションに行く度に、このままブリーズベイに泊まりたい!という衝動にかられます。

イルミネーションを見てそのままホテルに歩いて帰れるなんて、想像するだけで幸せな気持ちになれます。

ブリーズベイのエントランスには宮古島最大級のクリスマスツリーもあります。

冬に子連れで宮古島のホテルに泊まるならホテルブリーズベイマリーナがおすすめ。

キッズルームもあり、レストランには子供用のイスや食器が充実しています。

宮古島のイルミネーション

宮古島のイルミネーションと言えば上野ドイツ文化村。20万球の電飾は宮古島最大規模です。

市街地エリアでイルミネーションを楽しむなら海空すこやか公園がおすすめ。

海空すこやか公園のイルミネーションも派手さはなく素朴ですが、温かみがあって島民にとってはちょうどいいサイズ感です。

※2020年はまだ海空すこやか公園のイルミネーションは始まっていません。


【2019年の海空すこやか公園イルミネーション】

南国宮古島にもクリスマスの文化は完全に根付いています。

島の人たちはクリスマスにはケーキを食べます。イルミネーションを施している家もたくさんあります。クリスマスの夜にはもちろんサンタさんも来ます。

南国のクリスマスはホワイトクリスマスになることはありません。年によってはクリスマスもお正月も半袖です。

季節感のないクリスマスですが、移住者にとっては楽しいイベントです。

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