私が宮古島移住を決断した理由

宮古島に移住して5年のshimagurashiです。

移住は人生の大きな決断。未知の世界への冒険です。移住することで人生の新しい扉が開けますが、失敗のリスクも伴います。

大きな決断なので、不安なのは当然。私自身、移住を決断するまでかなり悩んでいた時期がありました。

宮古島に移住した5年前の経験を踏まえ、移住決断のタイミングや決断前に考えるべきことをまとめました。

私の場合

宮古島への移住を空想するようになってから、実際に移住するまでは1年ほどでした。

宮古島にこだわっていたわけでも、沖縄にこだわっていたわけでもなく、現実逃避のように「島に行きたい」とふと思ったのがきっかけでした。

はじめから移住したいと考えていたのではなく、1週間ほど休みをとってどこかの島に旅行に行きたいと考える程度でした。

日がたつにつれ、ただの旅行ではなく移住の下見になるような島に行きたいと思うようになりました。

どうせ行くなら移住についての話が聞ける場所にしたいと考え、数年前に知り合いが移住していた宮古島に旅行しました。

3泊4日の旅でしたが、先輩移住者の生の声を聞くことができ、移住に向けてかなり具体的にイメージを持つことができました。

仕事のこと、住む場所のこと、引っ越しのこと。クリアするべきことはたくさんありました。移住した場合のメリット、デメリット。移住しなかった場合のメリット、デメリットを紙に書き出し、毎日眺めていました。

移住を決断するまでには様々な葛藤がありましたが、気持ちは徐々に宮古島移住に傾き、宮古島旅行から半年後には移住を決断し、当時勤めていた会社に退職の意思を伝えました。

タイミング、直感、人との出会い、運。様々な要素が重なり、私たちの人生は大きく動きはじめました。

移住を決断する前に

人生のレールを自ら踏み外し、宮古島に移住した私。移住生活は決して順風満帆ではありませんでした。

「移住しなければよかった」「移住決断前にもっとしっかり考えておけばよかった」と思うことは何度もあります。

5年前の自分にアドバイスするつもりで、移住を決断する上で考えておくべきことをまとめました。

なぜ移住したいのか

「なぜ移住したいのか」を掘り下げることは、移住するかどうかを決断する上で大きなヒントになります。

5年前、私が宮古島に移住したかった理由は「現状から抜け出したいから」。

会社と家の往復で過ぎて行く毎日にうんざりしていた私は「現状を変えたい」と強く思っていました。

当時は一刻も早く環境を変えたい、現状を抜け出したいという思いが強く、その思いが「宮古島に移住したい」という考えに直結していました。

今思えば、当時の私はかなり視野が狭かったです。現状の暮らしに追い込まれ、日に日に「宮古島移住」という選択肢しか見えなくなっていきました。

宮古島移住が唯一の希望のように感じていました。

冷静に考えると、環境を変えるだけなら方法はいくらでもあります。一番現実的な方法は、転職すること。一度仕事を辞めて、自分の立ち位置を再確認する方法もあったかもしれません。

慌ただしい毎日に追い込まれていた私は、転職の可能性すら考えることなく「宮古島移住」の空想ばかりしていました。

移住したい理由は何か。それを満たすのは「移住」という選択だけなのか。移住を決断する前に、深く考える必要があります。

移住生活の現実は甘くありません。他に解決策があるなら、移住はオススメしません。

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価値観を統一する

夫婦での移住、家族での移住の場合、価値観をすり合わせることが大切です。

「移住したい」という漠然とした思いが一致するだけでは足りません。細かい部分まで価値観をすり合わせておかなければ、移住後困難に直面した時にトラブルになります。

「なぜ移住したいのか」「なぜ宮古島なのか」「人生で大切にすることは何か」「5年後どうなっていたいか」・・・

話し合いを重ね、出来る限り具体的に価値観をすり合わせておく必要があります。

相手の価値観を知った上で、それを認め合う懐の深さが必要です。

特に重要なのは仕事、家庭、趣味のバランス。

「仕事中心の人生から抜け出したい」「家族を大切にしたい」「子供との時間を持ちたい」仕事や家庭についての価値観をすり合わせることはとても重要です。

移住希望者の中には、価値観を変えたくて移住する人も多いですが、移住したからと言って簡単に個人の価値観が変わるほど、現実は甘くありません。

移住を機に、仕事中心の人生から、家庭・趣味中心の人生に価値観を転換しようとする人は多いですが、実際に価値観を変えれる人はごく一部です。

都会でバリバリ働き、仕事にやりがいを感じて生きているタイプの人間は、田舎に移住しても、仕事にやりがいを求めます。

はじめのうちは家庭や趣味の時間を楽しもうとしますが、次第に物足りなくなり、田舎でもバリバリ働き始めます。田舎でバリバリ働いている移住者は意外と多いです。

移住のパートナーがバリバリ仕事をするタイプの人の場合は要注意。「仕事に疲れたから移住してのんびりしたい」という言葉は危険です。このタイプの人間は移住後しばらくするとバリバリ働きはじめます。家庭はかえりみてくれません。

「家庭を大事にしたいから移住したい」という言葉なら信じてもいいですが「仕事に疲れたから移住したい」という後ろ向きの理由には要注意です。

移住を決断する上で価値観をすり合わせることはとても重要です。移住したいという気持ちに温度差があってはいけません。どちらか一方が他方を説得して移住するような形は避けた方が良いです。

話し合いを重ね、なぜ移住したいのかを互いに掘り下げ、どんな人生を歩みたいかという価値観をすり合わせた上で移住しなければ、移住生活はうまくいきません。

共に移住するパートナーは移住後の心の支えにもなり、ストレスの原因にもなります。移住生活につまずいた時に「あなたのせいで移住した」などとケンカにならないよう、パートナーの意志、価値観をしっかり確認しましょう。

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現地に行く

移住を決断する上で、移住したい理由を掘り下げて考えることや、一緒に移住する人と価値観をすり合わせることはとても大切です。

しかし、頭の中で考えているだけでは、移住は決断できません。

移住は人生の大きな決断。失敗のリスクを伴うからこそ不安に思い、結論を出すのに時間がかかります。

そんな時こそ現地に行くことをオススメします。移住決断の大きなヒントは現地にあります。

移住前の私はなかなか移住を決断できず、頭の中でウジウジと考えているばかりでした。移住決断の背中を押してくれたのは、現地での経験です。

宮古島の景色、空気、住んでいる人たちの雰囲気、先輩移住者の生の声。宮古島には移住決断のヒントがいくつもありました。

移住生活をリアルに想像するための一番の方法は、現地に長期滞在することです。

時間が許すなら1週間~1ヶ月滞在して、少し働いてみるとよいです。働くことで見えてくるものはとても多いです。仕事を通して移住者や現地の人と関われば、住んでいる人たちの特徴も自然とわかってきます。

離島でアクセスが良くなかった宮古島は観光客の急増でLCCが飛び始めたことで、旅費がかなり安くなりました。

JTBのLCCツアーHISのジェットスターツアーなら旅費総額3万円で宮古島に旅行できます。まずはこの地に来て、空気を吸って、人と言葉を交わし、全身で島を感じる。私にとってはそれが全てでした。

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まとめ

宮古島移住を決断した経緯と、移住決断前に考えておくべきことをまとめました。

移住は人生の大きな決断。失敗のリスクを伴う分、慎重になりがちですが、時には思いきりも大切です。

このブログでは、宮古島移住を考えている皆様に現地からリアルな移住情報を発信していきます。

皆様の移住決断の参考になれば幸いです。

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