宮古島の初詣~島民と移住者のモラル欠如にがっかり~

宮古島に移住して5年。ここ最近は毎年のように宮古島で年末年始を過ごしています。

宮古島の初詣と言えば、宮古神社。毎年元日からの三が日は多くの初詣客でにぎわいます。

冬でも寒くない宮古島。軽装で初詣に行けるのはありがたいですが、宮古神社に初詣に行くたびに、宮古島の島民と移住者のモラルの低さにがっかりします。

宮古島への移住を考えている方に、宮古島の年末年始はこんな感じとイメージしてもらえればと思い、宮古神社の初詣事情をまとめました。

宮古神社でカウントダウン

宮古島の市街地エリアにある宮古神社。毎年多くの初詣客でにぎわいます。

宮古神社には大晦日の夜10時頃から人が集まりはじめ、夜11時頃からは、本殿の前に、初詣の列ができます。

宮古神社と道路を挟んで反対側には宮古島で一番大きいお寺「祥雲寺」があり、こちらには除夜の鐘をつく人たちの長い列ができます。

宮古神社の周辺は住宅地ですが、外灯はなく、あたりは真っ暗。暗闇の中に宮古神社と祥雲寺だけが浮かび上がっているような感じです。

集まっている人たちの多くは、地元出身者。移住者もちらほらいるという感じ。

地元出身者は圧倒的に若者が多いです。成人式のために帰ってきた二十歳になりたてのグループ、高校生のグループ、中学生のグループ。家族連れはほとんでいません。平均年齢はとても低いです。

内地では、中学生だけで深夜に初詣なんて親が許してくれませんが、宮古島ではよくある風景。警察も見て見ぬふりで補導はしません。中学3年生が高校受験の合格祈願に友人と来るケースも多いです。

移住者は、職場の仲間同士で来ている人が大半。どの集団も酔っ払っています。宮古島の若者たちもお酒が入っています。飲酒している高校生もいるかもしれませんが、見分けがつきません。

年越しが近づくにつれてテンションも声の音量も上がっていきます。成人式で暴れるようなたちの悪い集団はいませんが、騒ぐのが大好きそうな、ザ・パリピみたいな人たちはいます。

年が明けると同時に、神主が太鼓を鳴らし、初詣の列が進みます。参拝を済ませた人たちは、縁起ものを買い求めたり、おみくじをひいたり。神社からは初詣客におしるこがふるまわれます。

神社の鳥居の外には屋台が並び、焼きそばや焼き鳥のいい香りが充満。この時ばかりは、宮古島ではないような異様な空間です。

初詣の喧騒は夜明けまで続きます。宮古神社には一般住宅や民宿、アパートも隣接していますが、そんなことおかまいなしで騒ぎ続ける人もいます。正直に言うと、この時間帯には自分の子供は連れて行きたくありません。

騒ぎとともに、モラルの欠如を感じるのが、ゴミのポイ捨て。元日の夜が明けると、神社の境内や周辺には大量のゴミが散乱しています。空き缶、空き瓶、ペットボトル、食べカス・・・。

元日の朝が、一年で一番汚いなんて、宮古島の恥。きちんとゴミを持ち帰る人もいますが、島民と移住者のモラルの欠如を感じます

元日の初詣

元日からの三が日は、多くの初詣客が宮古神社に訪れます。宮古島の島民は元日の午前中は親戚を回っていることが多いので、参拝客はそれほど多くありません。この時間帯を狙って初詣に行くのがオススメです。

我が家も元日の午前中に初詣へ。ここでも元日から見たくないものを見てしまいます。神社の前の交差点で、車の助手席の観光客と警備員のひと悶着。

宮古神社には10台分ほどの駐車場がありますが、三が日の期間中は駐車場に屋台が並ぶので、駐車場は利用できません。

「駐車場ないの?」という観光客に「ない」と答える警備員。

「あの車止まってるやん」という観光客に「あれはあれ。港」とそっけなく答える警備員。

警備員は、ザ・宮古島のおじさん。宮古島流のコミュニケーションを押し通してきます。本来なら「あの車は屋台の業者さんのものです。参拝の方には港に止めて頂くようお願いしています」と説明するところですが、ザ・宮古島のおじさんはそんなに丁寧には説明してくれません。

「あれはあれ。港」の一言で済ませます。「言わなくても雰囲気で察しろ」という空気感を前面に押し出してきます。内地の人からすれば、警備員の方が悪いように見えるかもしれません。でも、これが宮古島のルール。私はどちらかというと、警備員よりも、その場に居座り、他の車や初詣客の通行を妨げている観光客にイライラしました。

宮古神社が指定する駐車場は平良港。歩いて5分ほどで神社に着きますが、島民の感覚からすると、遠すぎます。島民の中には、駐車場がないことをわかっていながら、車で来て、神社周辺に平然と路駐する人もいます。

神社の隣に漲水御嶽(はりみずうたき)という島の中でもトップクラスに神聖な場所があります。初詣客はその鳥居のすぐ外にも平気で路駐します。

宮古神社の初詣そのものは、なかなかいいものです。宮古島に移住し、この地で暮らしている私としては、島で正月を迎え、島の神様に一年の最初に参拝できるのはありがたいことです。

宮古島の人たちはとにかく行列に並ぶのが嫌い。私も宮古島に来てから行列は避けるようになりましたが、この時ばかりは並びます。元日の午前中なら15分ほど並べば本殿にたどりつきます。

宮古島は良くも悪くも狭い島。初詣では誰かしら知り合いに出会います。神社で「あけましておめでとうございます」と声をかけ合うのもなかなかいいものです。

元日の昼になっても、神社周辺にはゴミが散乱しています。宮古島の美しいビーチを眺めていると、この島はゴミひとつない美しい島だと勘違いしがちですが、全くそんなことはありません。

宮古島はゴミの島。普段から街中にポイ捨てされたゴミは多いです。元日も2日も3日も、神社周辺のゴミはなくなりません。

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深夜の騒ぎ、ゴミの散乱、違法駐車。残念ながらこれが宮古島の初詣の現実。島民と移住者のモラルのなさを感じ、初詣の後はいつも後味が悪いです。

来年からは、地元で年越しをしようと思うこともありますが、仕事があったり、航空運賃が高かったりで、年末年始もなかなか帰省できません。

憧れの宮古島移住を実現させた私たちですが、初詣ひとつとっても、理想と現実には大きなギャップがあります。

残念なことも納得できないこともたくさんありますが、宮古島で長く暮らすなら、それに抗うのではなく、受け入れる力を身につけることが大切だと感じます。

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