与那覇前浜ビーチでシュノーケリングはできる? 透明度は抜群だが・・・

宮古島のマリンレジャーといえばシュノーケリング。シュノーケルを持参すればツアーに参加しなくても簡単に美しいサンゴ礁と熱帯魚たちを観察できます。

宮古島を代表するビーチ、与那覇前浜ではシュノーケリングができるのか。実際にやってみた感想を交えてまとめました。

与那覇前浜とは

与那覇前浜は宮古島の南西側、来間大橋の近くにあるビーチ。真っ白な砂浜が7キロ続く、東洋一美しい海岸として知られています。

宮古島で最も歴史のある宮古島東急ホテル&リゾーツの目の前のビーチで、市街地エリアからは車で20分、シギラリゾートからは車で15分ほどの距離です。

マリンレジャーが盛んでバナナボートやパラセイリングの試乗体験が人気。観光客は浮輪でぷかぷか浮いたりビーチに寝そべったりして楽しんでいます。

本土の海水浴場に比べると人がとても少なくのんびりしています。湘南の茅ヶ崎海岸などとは比べ物にならないほど海は美しいですが、人の数は圧倒的に少ないです。

トイレ・シャワーも充実しています。ビーチハウスも併設されていて軽食が食べられます。

春には全日本トライアスロン宮古島大会、秋にはKAZEジェットスキー耐久レースIN宮古島。冬にはデフィウインド宮古島が開催され、トライアスロンや水上バイク、ウインドサーフィンの愛好家にも大人気のビーチです。

シュノーケリングはできる?

与那覇前浜ビーチでシュノーケリングをしている人はほとんどいません。前浜ビーチは宮古島の中ではシュノーケリングには不向きなビーチです。

シュノーケリングの醍醐味は色鮮やかなサンゴ礁や熱帯魚を観察すること。宮古島にはビーチからも熱帯魚が見えるほどサンゴ礁が豊かな海もありますが、与那覇前浜は砂地のビーチで、サンゴ礁は全く見えません。サンゴ礁がないので熱帯魚もいません。

海の透明度はとても高く、陸上から見ても海中から見ても海はとても美しいですが、シュノーケリングには向いていません。

ビーチの入り口付近で業者がパラソルや浮輪を貸し出していますが、シュノーケルの貸し出しはありません。

実際にやってみた

宮古島に移住して5年。今ではどのビーチがシュノーケリングに向いているかわかりますが、移住前は全くわかりませんでした。

移住前に観光で宮古島に来た時、宮古島のビーチならどこでもシュノーケリングができるだろうと軽いノリで考え「どうせシュノーケリングをするなら東洋一美しいビーチでしたい」と前浜ビーチでシュノーケリングをしたことがありました。

30分ほどシュノーケルをつけて海の中に入っていましたが、サンゴ礁も熱帯魚も全く見えませんでした。白い小さな魚が3尾ほど見え、必死に追いかけましたが、動きが速く、水中から見ているよりシュノーケルを外して海の上から見た方がよく見えました。

海の透明度が高いので水中はクリアに見えますが、見えるのは水と砂だけ。7月の観光トップシーズンでしたが、周りにシュノーケリングをしている人は1人もいませんでした。

観光気分を満喫しようと短パンタイプの水着一枚で海に入ったので、全身真っ赤に日焼けし、海から出た後は暑さで全身がほてり、頭がぼーっとしていました。

沖縄の地元の人は日焼け防止のため服を着て海に入ります。宮古島の常連観光客もTシャツなどを着て海水浴を楽しむことが多いです。宮古島の日差しは尋常でないほど強いので、しっかり日焼け止めを塗って予防する必要があります。

与那覇前浜はシュノーケリングには向いていませんが海水浴なら楽しめます。あまりにきれいな海なので時間を忘れて遊んでしまいそうですが、暑さには注意が必要です。

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シュノーケリングに向いているビーチ

宮古島でシュノーケリングをするならイチオシは新城海岸です。遠浅でサンゴ礁が豊か。外洋に出なければ波もとても穏やかなのでシュノーケリングにぴったりです。

新城海岸を訪れる観光客の大半はシュノーケリング目的。ビーチでシュノーケルのレンタルもできます。有料ですがパラソルつきの机とイスもレンタルできるので休憩にも困りません。駐車場からビーチへのアクセスも良く、トイレ・シャワー施設も新しくてきれいです。

ビーチのすぐそばまでサンゴ礁が広がっているので、干潮の時間帯はビーチからも魚が見えます。シュノーケルが使えない小さい子供でも、箱メガネで魚が見えてしまうぐらい近くに魚がいます。

市街地エリアからは車で30分ほど。どちらかというと午後の方が海はきれいに見えます。

新城ビーチを100点として、宮古島の他のビーチがどれぐらいシュノーケリングに向いているか得点化しました。

新城海岸 100点

【サンゴ礁の豊かさ】◎
【海の穏やかさ】◎
【施設面】◎
【アクセス】○

文句無しで宮古島ナンバーワンのシュノーケリングスポットです。

吉野海岸 80点

【サンゴ礁の豊かさ】◎
【海の穏やかさ】◎
【施設面】○
【アクセス】△

新城海岸と並びシュノーケリングスポットとして大人気の吉野海岸。サンゴ礁の豊かさ、海の穏やかさは隣の新城海岸と変わりませんが、有料の駐車場からビーチまでバスでの送迎になるので少し不便。ビーチの広さも新城海岸には劣ります。

インギャーマリンガーデン 80点

【サンゴ礁の豊かさ】○
【海の穏やかさ】◎
【施設面】△
【アクセス】○

宮古島の南海岸にあるインギャーマリンガーデン。小さな湾になっていて波がとても穏やか。子供連れの観光客に人気のシュノーケリングスポットです。

新城海岸、吉野海岸に比べるとサンゴ礁は少ないですが魚はたくさんいます。湾は直径50メートルほど。浅いところもあれば深いところもあり、地形も楽しめます。湾外の海から大きな魚が迷い込んでくることがたまにあります。

湾外は荒れていることがあり危険ですが、湾内は宮古島では最も波が穏やかなシュノーケリングスポットです。

シギラビーチ 70点

【サンゴ礁の豊かさ】○
【海の穏やかさ】○
【施設面】◎
【アクセス】○

宮古島の南海岸、シギラリゾートが展開するリゾートエリアの中にあるビーチ。シギラリゾートのホテルに宿泊する観光客の利用がメインのビーチです。

サンゴ礁が広がる遠浅の海という点は吉野海岸、新城海岸と変わりませんが、シギラビーチは人工のビーチ。観光開発を目的に人工的に砂を大量に投下して作られたビーチなので、手つかずの自然が残る海とは言えません。

少し沖に行くとウミガメの出現エリアがあり、シュノーケリングでもウミガメに出会えることがあります。

新城海岸、吉野海岸、インギャーに比べると水難事故のリスクがやや高いです。ウミガメを探して荒れた外洋に出て、水難事故に巻き込まれるケースもあります。

中之島海岸 65点

【サンゴ礁の豊かさ】◎
【海の穏やかさ】○
【施設面】×
【アクセス】△

伊良部島のシュノーケリングスポット、中之島海岸。2015年の伊良部大橋開通以降観光客が急増しています。

橋の開通前は知る人ぞ知るシュノーケリングスポットでしたが、今では小さな海岸にたくさんの観光客がひしめいています。サンゴ礁がとても豊かで熱帯魚の種類も多く、シュノーケリングにはぴったりの海岸。

足元にはサンゴ礁のかけらが散らばっているので裸足では危険。マリンシューズは必須です。日陰も少なく長居はできません。

施設面は劣りますが、海の中のコンディションだけを見れば新城海岸と同じかそれ以上のポテンシャルがあります。

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前浜ビーチ 5点

【サンゴ礁の豊かさ】×
【海の穏やかさ】△
【施設面】◎
【アクセス】○

前浜ビーチは水上バイクやバナナボート、海水浴を楽しむにはオススメできますが、シュノーケリングには不向きです。東洋一と呼ばれる美しい海なので、宮古島に来たなら立ち寄って損はないスポット。お散歩したりビーチに寝そべったりして楽しむぐらいがちょうどいいです。

砂山ビーチ 0点

【サンゴ礁の豊かさ】×
【海の穏やかさ】×
【施設面】×
【アクセス】○

宮古島の三大ビーチといえば、与那覇前浜ビーチ・砂山ビーチ・新城海岸。

国内のビーチランキングでトップ10常連の3つのビーチですが、シュノーケリングに向いているのは新城海岸だけ。砂山ビーチはシュノーケリングどころか海水浴にも不向きです。

サンゴ礁は全くなく熱帯魚もいません。遠浅のように見えて急に深くなっているところがあり、海水浴には不向き。たまに海に入っている観光客がいますが、大半はビーチから海を眺めたり、アーチ岩の写真を撮ったりして楽しむだけで、海には入りません。

砂の山を越えると絶景の海が視界に入ってくる砂山ビーチ。ダイナミックな大自然を感じられる観光スポットですが、時間をかけず、見るだけの観光にとどめるのがオススメです。

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水難事故に注意

宮古島では毎年必ず水難事故が発生し、観光客が海で命を落とします。特に目立つのはシュノーケリング中の事故です。

シュノーケリングは費用がかからず、講習も必要ないので誰でも気軽に楽しめますが、使い方を誤ると水難事故に巻き込まれるリスクがあります。正しい使い方を学んでから海に入りましょう。

宮古島では台風通過後の水難事故がとても多いです。台風通過後、天気が回復して風がおさまっても、数日間は海が荒れています。せっかく宮古島に来たのだからとシュノーケリングを楽しみたい気持ちもわかりますが、波浪注意報が出ている間は海のレジャーは控えた方が無難です。

まとめ

与那覇前浜ビーチはシュノーケリングンには不向きです。宮古島にはシュノーケリングスポットがたくさんあるので、他のビーチでシュノーケリングを楽しむことをオススメします。

宮古島のシュノーケリングスポットでイチオシは新城海岸。吉野海岸、インギャーマリンガーデンも人気です。

宮古島の海はとても豊か。ツアーに参加しなくてもシュノーケルさえあればサンゴ礁も熱帯魚も見放題です。

宮古島に来るならシュノーケリングをしないのはもったいないです。使い方をマスターして、安全に楽しくシュノーケリングを満喫しましょう。

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