宮古島の人が雨でも傘をささない理由

宮古島に移住して5年。宮古島に来て驚いたことの1つが、宮古島の人は雨でも傘をささないということ。

オジーも、オバーも、小学生も、中学生も、高校生も、傘をさしません。

傘をさしている人は圧倒的に少数派。傘そのものを持っていない人が大半です。

私は移住当初は雨が降れば傘をさしていましたが、今では宮古島の人のように雨でも傘をささなくなりました。

宮古島の人が雨でも傘をささない理由を考えてみました。

傘が壊れる

四方を海に囲まれた宮古島。海沿いなので風が強いです。雨が降るような悪天候の日には風も強く吹きます。特に冬は北風が強いです。強風で傘は簡単に壊れます。

移住前は強風で傘が壊れた記憶など、小学校時代にまでさかのぼらなければありませんでしたが、宮古島に移住してからの1年で何本も傘を壊しました。

宮古島の人は風で傘が壊れることを知っているので雨でも傘をさしません。

天気が変わりやすい

海が近い宮古島の天気はコロコロ変わります。島の片側は晴れていても反対側は大雨なんてこともあります。宮古島には「カタブイ」と言う言葉があります。偏った雨「かたぶり」を意味する宮古方言です。

雨が降ってもすぐにやんだり、また降ってきたり。天気はめまぐるしく変わります。いちいち傘をさすのが面倒くさいので、傘はさしません。

歩かない

宮古島の人たちは車移動が基本。歩く人はほとんどいません。会社に行くにも、買い物に行くにも全て車。歩いて5分の距離でも車移動です。

歩くのはスーパーマーケットの駐車場ぐらい。わざわざこの数十メートルのために傘をさすことはありません。

宮古島の夏はとても暑く、通り雨は恵みの雨に感じられます。少し濡れるぐらいがちょうどいいです。

天気予報があたらない

宮古島の天気予報は日本一と言ってもいいほど外れやすいです。特にあてにならないのは降水確率。降水確率70%なのにピーカン照りの晴れの日があったりします。

四方を海に囲まれた島なので天気予報が難しいのも理解できます。移住当初は天気予報を真剣に見ていましたが、今では参考程度にしか見ていません。

降水確率0%の日でも通り雨はあります。天気予報を見て傘を持っていくかどうかを考えるのがバカらしくなります。

宮古島の人が真剣に天気予報を見るのは台風の時ぐらい。普段は雨の予報でも晴れの予報でも傘は持っていきません。

濡れればシャワー

宮古島の人たちは雨にぬれてもシャワーを浴びれば問題ないと考えています。

宮古島の家ではバスタブがなくシャワーだけの浴室が主流です。夏の暑い日は数分外にいるだけで汗だくになります。宮古島の人たちは汗だくで帰ってきて、すぐにシャワーを浴びます。

帰宅後即シャワーの生活に慣れているので、雨にぬれてもシャワーを浴びれば大丈夫という感覚です。宮古島の人に言わせれば、暑さで汗だくになるのと、雨にぬれるのと、何が違うのか?といったところ。

小さな島なので、外出先で雨に濡れても数分車を走らせれば帰宅してシャワーを浴びれます。。仕事の合間に家でシャワーを浴びる人も多いです。

周りがささない

小中学生、高校生が傘をささない大きな理由の一つが、他の子がさしてないから。移住者の親は子供に傘を持たせようとしますが、学校で他の子が傘をさしていないので、子供は傘をさしたがりません。

お年頃の女子高校生も傘をささず、雨にぬれて歩いて帰ってきます。せいぜい頭の上にタオルを載せて雨をよけるぐらいです。

高校卒業後、島を出た子供たちは雨の日にみんなが傘をさしている光景に驚きます。はじめは傘をさすのがちょっと恥ずかしかったりするようです。

カッパは着る

宮古島の人たちは傘はさしませんがカッパは着ます。宮古島にはバイク移動の人も多く、雨の日はカッパを着てバイクに乗っています。建設現場の作業員も雨の日はカッパを身につけています。

宮古島の雨は突然降って突然やみます。いちいちさしたり閉じたりしないといけない傘より、カッパの方が宮古島の気候には合っています。

まとめ

宮古島の人が雨でも傘をささない理由をまとめました。

雨の日は風が強く傘が壊れます。天気が変わりやすく、天気予報もあてにならないのでいちいち傘を持って外出しません。そもそも歩かないので雨にぬれません。雨にぬれてもシャワーを浴びれば大丈夫という感覚です。

私も移住当初は傘をさしていましたが、今では全くささなくなりました。

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