宮古島移住5年のshimagurashiです。
宮古島に約250件あるホテルの中から、観光客と地元での評判をもとに、おすすめランキングを作成しました。
「ビーチリゾート」「一棟貸し」「市街地ホテル」「台風に強い」「2020年開業」の5つのテーマで、それぞれトップ3を厳選。最後に総合ランキングを発表します。
ビーチリゾート
宮古島の最大の魅力は、透明度抜群の美しい海。
ビーチに隣接するビーチリゾート型のホテルは観光客に根強い人気があります。
「ビーチまで歩いて行ける」「全室オーシャンビュー」「バルコニーで波音が聞こえる」など、海沿いのホテルは魅力満載です。
宮古島のおすすめビーチリゾートホテルランキングトップ3です。
【1位】宮古島東急ホテル&リゾーツ
東洋一美しいと言われる与那覇前浜に隣接する「宮古島東急ホテル&リゾーツ」
開業35年。宮古島で最も歴史があり、最もメジャーなリゾートホテルでありながら、地元での評判は抜群です。
ホテルの中庭から歩いて行ける与那覇前浜ビーチはエメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が7キロ続く宮古島を代表するビーチ。
ビーチリゾートとして、これ以上のロケーションはありません。
宮古島東急ホテル&リゾーツはホテルマンの質が高いことでも有名。
開発ラッシュで次々にホテルが開業している宮古島では、施設の質にホテルマンの質が追い付いていないホテルが散見されます。1泊3万円のリゾートホテルのフロントに業界未経験のアルバイトが立っていることがあるほどです。
宮古島東急ホテル&リゾーツは開業時から、宮古島のリゾートホテルの先がけとしてホテルマンを育ててきた歴史があります。
宮古島にはブラック企業と言われるホテルもありますが、宮古島東急ホテルの悪い噂は全く聞きません。
宮古島東急ホテル&リゾーツをおすすめする私自身が、東急ホテルのリピーター。宮古島に移住してからも自分へのご褒美で何度も利用させてもらっています。
与那覇前浜ビーチが目の前というロケーション、ゆとりのある空間の使い方、ホテルマンの質。どれをとっても宮古島トップクラスのおすすめリゾートホテルです。
【2位】ザ・リスケープ
宮古島の東側、クマザ海岸に2019年に開業した「ザ・リスケープ(the rescape)」もおすすめのビーチリゾートです。
リスケープはリラックス(くつろぐ)とエスケープ(逃げる)を合わせた造語。
島の一周道路から坂道を500メートルほど下った海沿いにあり、ホテルの目の前には宮古ブルーの海が広がります。
客室は全41室。平屋の客室群が海に沿うように横長に作られていて、全室プライベートプール付きです。
部屋から海は見えませんが、保安林の奥がすぐ海なので波音を感じながらリゾートステイを楽しめます。
ホテルの目の前のビーチは朝夕の散歩にオススメ。周辺に交通量の多い道路や民家がないのでビーチはとても静か。朝日もバッチリ見えます。
「ザ・リスケープ」は不動産大手日建ハウジンググループの沖縄ホテル部門「沖縄UDS」が運営しています。
沖縄UDSは、宮古島の市街地エリアに「ホテルローカス」を開業し、下地島空港新ターミナルの土産物店を経営するなど、宮古島で勢力を拡大しています。
宮古島の海を間近に感じられる「ザ・リスケープ」。2019年に全国放送の番組「世界さまーリゾート」で特集されるなど話題のホテルです。
【3位】シギラミラージュ
宮古島の南海岸に島内最大のリゾートエリアを展開する「南西楽園リゾート」が2019年に開業した「シギラミラージュ(SHIGIRA MIRAGE)」。
リゾートエリア内には、ホテルやビーチ、ゴルフ場、土産物店、食事処などが集中しています。シギラミラージュは11階建ての巨大なホテル。リゾートエリア内でもかなり目立ちます。
シギラミラージュの開業に合わせて、ホテルの目の前のシギラビーチ周辺も再整備が行われました。シギラビーチは宮古島有数のウミガメスポット。ウミガメ遭遇率は90%とも言われています。
高さがある分、客室から眺める海はスケール感がありあす。客室は全室50平米以上の広さです。
リゾートエリア内には無料巡回バスがあるので、エリア内の飲食店でお酒を飲んでレンタカーを置いて帰ることもできます。
2019年に全国放送の番組「旅サラダ」小林麻耶さんが宿泊した人気ホテルです。

一棟貸し
宮古島では一棟貸しタイプのリゾートホテルが人気です。
人目を気にせずに楽しめる一棟貸しホテルはカップルにもグループ旅行にもおすすめです。
宮古島のおすすめ一棟貸し宿ランキングトップ3です。
【1位】ヴィラブリゾート
宮古島の一棟貸し宿泊施設の先がけ「ヴィラブリゾート」。
伊良部島の南海岸にある絶景リゾートです。
伊良部島と宮古島は伊良部大橋でつながっているので移動も便利。ヴィラブリゾートから宮古島の繁華街エリアまでは車で20分の距離です。
ヴィラブリゾートは全6棟プライベートプールつきの隠れ家的な高級ヴィラ。
サッカー日本代表の長友佑都選手が彼女と泊まったことでも有名な、カップルや新婚旅行に人気のヴィラです。
沖縄の民家をイメージした赤瓦のヴィラは、プライベート空間が保たれていて、ゆったりとくつろぎながら至福の時間を過ごせます。
夏のトップシーズンはかなり予約が取りにくいです。「空室があれば即予約!」と言いたくなるほどおすすめです。
【2位】ヴィラカリマタ
宮古島の最高級一棟貸し宿「ヴィラカリマタ」
宮古島の北側、池間大橋へ向かう1本道の途中にポツンとある1日1組限定のリゾートヴィラです。
周辺に民家や宿泊施設がなく、完全プライベート空間が保たれています。
2018年開業の新しいヴィラ。施設はとても清潔感があります。
リビングも寝室もとてもゆとりのある作り。最大10名まで宿泊できます。
リビングにはガラス張りの大きな窓。窓の外にはプライベートプールがあり、宮古ブルーの海が見えます。
夕方には伊良部島に沈む夕日がバッチリ見えます。夜は満点の星空を楽しめます。
ホテルの目の前にはホテルの敷地を通ってしか行けないプライベートビーチがあります。人目を気にせず楽しめる最高級リゾートです。
宮古島で完全プライベートなリゾートステイを楽しみたいなら「ヴィラカリマタ」に勝る施設はありません。
【3位】かたあきの里
宮古空港から車で10分。市街地に近く便利な立地ながら、周辺に民家や宿泊施設がなくプライベート空間が保たれた宿です。
敷地内には約10棟の沖縄古民家風の建物があります。
古民家風の赤瓦の建物は、宿泊施設として新しく作られているので中はとてもきれいです。
ヴィラブリゾートは「南国リゾートヴィラ」、ヴィラカリマタは「オシャレな洋風建築」という雰囲気。かたあきの里は「沖縄の原風景」という感じです。
沖縄らしさを楽しみながら一棟貸し宿に泊まるなら「かたあきの里」がイチオシ。
建物一つ一つが完全に独立しているので、プライベート空間は十分保たれています。

市街地ホテル
宮古島をアクティブに旅するなら、繁華街「西里通り」周辺のホテルがオススメ。
宮古島のお土産屋や居酒屋、飲食店は西里通り周辺に集中しています。スーパーやコンビニも近くにあるので便利です。
西里通り周辺のホテルから厳選した、宮古島のおすすめ市街地ホテルランキングトップ3です。
【1位】ピースアイランド
宮古島の代表的なシティホテル「ピースアイランド宮古島」。西里通りにある8階建のホテルです。
2010年開業で比較的新しく、朝食付きで1泊6000円台~とコスパも抜群です。
夏の観光トップシーズンはかなり予約が取りにくい人気ホテル。空室があれば、文句無しでおすすめできます。
【2位】ホテル385
2018年に市街地エリアのど真ん中に開業した「ホテル385」
建物の外観、ロビーやレストラン、客室の内装がオシャレだと評判です。
一泊朝食付きで5000円台~とコスパも良いです。
全室禁煙。暗証番号で鍵を開けるスマートロックを全部屋に設置していて、鍵をなくす心配もありません。
市街地エリアの新しくてオシャレなホテルに泊まりたいなら「HOTEL 385」がおすすめです。
【3位】アトールエメラルド
市街地エリアに宿泊してリゾート気分を味わいたいなら「アトールエメラルド」がおすすめ。
宮古島の物流拠点、平良港の目の前の12階建てのホテル。客室数は137室。市街地エリアでは最大のホテルです。
スタンダードツイン、デラックスツイン、和室があり、全ての部屋から海が見えます。最上階にはスイートルームも3室あります。
西里通りまでは歩いて10分。市街地エリアのホテルでは珍しく、海が見えるプールもあります。
宿泊者の年齢層はやや高め、40代~70代に人気の市街地型リゾートホテルです。

台風に強い
7月~9月の宮古島旅行は台風のリスクがあります。
宮古島に接近する台風の威力はすさまじく、直撃すれば24時間以上ホテルに缶詰めになります。
台風接近のたびに宮古島では大規模停電が発生します。停電に強いおすすめホテルランキングトップ3です。
【1位】宮古島東急ホテル&リゾーツ
宮古島で最も歴史があるリゾートホテル「宮古島東急ホテル&リゾーツ」。早い時期から自家発電を導入し台風対策は万全です。
台風時にはシアタールームで子供向け映画の観賞会があり、台風でがっかりしている宿泊者を楽しませてくれます。
建物が大きいのも安心材料の一つです。
宮古島東急ホテル&リゾーツは6階建てと9階建の2つの建物からなります。建物の大きさは安心感につながります。ロビーが広く、客室前の廊下もゆとりがあります。
台風時でもロビーと部屋を自由に行き来できます。
【2位】アラマンダ
宮古島南海岸の高級ホテル「シギラベイサイドスイート・アラマンダ」。「シギラミラージュ」と同じ南西楽園リゾートのホテルです。
自家発電があり台風でもホテル内で快適に過ごせます。
アラマンダがある南海岸エリアは宮古島の中でも停電しやすい場所。ホテルの周辺は台風が来るたびにかなりの確率で停電します。
アラマンダは南海岸エリアでは貴重な自家発電のあるホテル。停電しても部屋の電気もフロントの電気も消えません。
客室にはプライベートプールやお昼寝ベッドがあります。広めの客室はリゾートステイにぴったり。リゾートホテルとしての質は高いです。
【3位】ピースアイランド市役所通り
宮古島には停電しやすい場所としにくい場所があります。
都市伝説のような本当の話ですが、一番停電しないのは宮古島市役所周辺です。
宮古島のほぼ全域が停電しても市役所周辺だけは電気がついています。市役所の建物は台風時の避難所に指定されています。市の台風対策の指揮所でもあります。
停電は沖縄電力の電線が切れることで発生します。市役所には複数のルートで電力が供給されていて、最後の最後まで停電しません。
市役所の目の前にある「ピースアイランド宮古島市役所通り」は台風でも停電しません。周辺のホテルが停電しても、このホテルだけは電気がついていることがあります。
市街地エリアで停電しないホテルを選ぶなら「ピースアイランド宮古島市役所通り」がおすすめです。

2020年開業のホテル
宮古島では次々に新しいホテルが開業しています。2020年にも既に複数のホテルが開業しました。
2020年開業のおすすめホテルランキングトップ3です。
【1位】ザ・ヴィラ前浜ビーチ
東洋一美しいと言われる宮古島を代表するビーチ、与那覇前浜まで歩いて1分の「ザ・ヴィラ前浜ビーチ。
全9棟プライベートビーチつき。温水プール、ジャグジー、キッチンが全室に備え付けられています。
与那覇前浜の目の前のホテルと言えば、「宮古島東急ホテル&リゾーツ」が有名ですが、「ザ・ヴィラ前浜ビーチ」は東急ホテルにも劣らない最高のロケーション。
与那覇前浜は昼間は海水浴場のような雰囲気ですが、早朝はほとんど人がいないので、絶景の前浜ビーチを独り占め気分でお散歩できます。
与那覇前浜は宮古島有数のサンセットスポット。水平線に沈む夕日を見送り、歩いて1分でホテル。ロケーションは抜群です。
【2位】シーウッドホテル
宮古島に2020年に開業するホテルの目玉は「来間リゾート・シーウッドホテル」
宮古島と橋でつながる来間島の北海岸に完成した大型リゾート施設。
東京ドーム2.8個分の広大な敷地に、全107邸の一棟貸しヴィラハウス、全62室のホテル棟が整備されました。
宮古島エリアの中でも、来間島は手つかずの豊かな自然が残る島。リゾートホテルとしてのロケーションは抜群です。
シーウッドホテルから歩いて行ける長間浜は、真っ白な砂浜と来間ブルーの海が魅力の穴場ビーチ。シーウッドホテルに泊まればプライベート感覚で長間浜を散策できます。
来間島は人口約160人の小さな島。「シーウッドホテル」が開業すれば、住んでいる人の数よりもホテル宿泊者数の方が多くなります。
シーウッドホテルの開業が来間島にどのような変化をもたらすのかも含め、注目のリゾートホテルです。
【3位】うみいろ
宮古島の南海岸、東平安名崎近くに開業したポツンと一軒宿。
敷地面積は2500坪。宮古島では一棟貸しタイプの宿が人気ですが、ここまで敷地が広いホテルは他にはありません。
リビングのガラス張りの大きな窓からは宮古島の南海岸の海を一望できます。
ベッドルームもガラス張り。開放感は抜群です。
集落から離れた隠れ家的な一軒宿でありながら、開放感に溢れる「うみいろ」。宮古島にありそうでなかったタイプの宿です。
集落から離れた静かな一軒宿なので、夜は満点の星空が見えます。

まとめ
宮古島のおすすめホテルを「ビーチリゾート」「一棟貸し」「市街地ホテル」「台風に強い」「2020年開業」の5つのテーマでランキング化しました。
宮古島には魅力的なホテルがいくつもあります。宮古島旅行ではホテルで過ごす時間も旅の貴重な思い出です。
最後に宮古島の全ホテルの中からおすすめホテルランキングトップ3を発表!
1位「宮古島東急ホテル&リゾーツ」
2位「ヴィラブリゾート」
3位「ザ・リスケープ」
宮古島でホテルに泊まるなら私はこの3ヶ所から選びます。皆様の参考になれば幸いです。

