宮古島のマンゴー農家を助けてください【コロナで大ピンチ】

宮古島在住のshimagurashiです。

宮古島の夏の味覚と言えばマンゴー!今年は天候に恵まれて豊作!なのですが、コロナの影響でマンゴー農家が大ピンチ。

このままでは、丹精込めて作ったマンゴーが大量に売れ残ってしまうかもしれません。

宮古島ファンの皆様、宮古島旅行を自粛して頂いた皆様、いつもブログを読んで頂いている皆様、ありがとうございます。宮古島のマンゴー農家を助けてください!

スポンサーリンク

マンゴーシーズン


宮古島はマンゴーの島。全国の市町村のマンゴー生産量ランキングで、宮古島は堂々の第一位。

2020年産のマンゴーは天候に恵まれ、いつもの年に増して豊作。糖度も上々との噂です。

例年、宮古島の農園や直売所には6月頃からマンゴーが並び始めます。

2020年はいつもの年より少し早く、マンゴーの収穫が始まっています。

マンゴー農家は今が一年で一番忙しい時期。

毎朝マンゴーハウスに行き、マンゴーの熟し具合を確認し、収穫。事務所に戻って選別し、箱詰めして出荷。

収穫したマンゴーは島の直売店や島外出荷用に宮古空港に運びます。

マンゴーシーズンは宮古島発の飛行機の貨物室はマンゴーでいっぱい。台風で出荷が滞る時には臨時便にまでマンゴーを山積みして出荷しています。

コロナショック

宮古島では新型コロナウイルス感染者は確認されていませんが、目に見えないウイルスは宮古島の経済に深刻な打撃を与えています。

最も大きな影響を受けているのは観光業界。

ホテル、レンタカー、バス、タクシー、飲食店、居酒屋、マリンレジャー業者などは大打撃を受けています。

コロナショックとは無縁かと思われたマンゴー農家にも、影響が出始めています。

観光客の激減で、宮古島内でのマンゴー販売量が大幅に落ち込むことが懸念されています。

4月、5月の宮古島の観光客数は例年の1割弱にまで落ち込みました。

それに比例してお土産の売り上げも落ちています。

特にお菓子メーカーは大きな被害を受けています。お菓子には賞味期限があります。売れ残ったお菓子は捨てるしかありません。

土産物店では、宮古島の住民向けに、賞味期限切れ間近のお菓子のたたき売りセールが行われています。

普段ならあり得ないですが、セールコーナーには半額の札が溢れています。

6月にマンゴーが店頭に並び始めると、同じ現象が起きてしまうかもしれません。

宮古島の地元の人たちはマンゴーをめったに買いません。

島の人たちにとって、マンゴーは「買うもの」ではなく「もらうもの」

宮古島は人と人の結びつきが強い島。親戚がマンゴー農家だと、出荷できないB級品がもらえます。

マンゴーをもらった人は友人や親戚に配ります。

このパターンで、島の人たちは毎年誰かからマンゴーをもらっています。

土産物店や直売所でマンゴーを買うのはほとんどが観光客。地元の人はネットに入ったキズつきマンゴーは買っても、贈答用の化粧箱入りのマンゴーはめったに買いません。

コロナで観光客が激減している宮古島。マンゴー農家は島内のマンゴー販売量が落ち込むことを恐れています。

このまま夏も観光客が戻らなければ、宮古島のマンゴー農家が丹精込めて作ったマンゴーが値崩れするという悲しすぎる事態になりかねません。

宮古島のお菓子メーカーを助けてください【コロナショック直撃】
宮古島在住のshimagurashiです。 新型コロナウイルスの感染拡大で宮古島には観光客がほとんど来なくなりました。 ホテル、レンタカー、飲食店、居酒屋、バス、タクシー、マリンレジャー・・・。宮古島の観光業を支えて来た事業所は...

マンゴー通販

宮古島のマンゴー農家は、ネット販売にも力を入れています。

大規模農家は自社のホームページから予約を受け付けています。

へんとな農園


宮古島のマンゴー界のカリスマ「辺土名さん」のマンゴー園。宮古島で最も有名なマンゴー農園です。早い年には5月に予約受付が終了するほどの人気です。

「へんとな農園」
宮古島市平良字島尻340-1
電話 0980-72-5181

へんとな農園のホームページへ

栄福果樹園

宮古島の北東側にある大規模マンゴー農園です。

「栄福果樹園」
宮古島市平良字東仲宗根添3481
電話 0980-72-9580

栄福果樹園のホームページへ

クマザ農園

宮古島の東側にあるマンゴー農園です。

「クマザ農園」
宮古島市城辺字長間2202-3
電話 0980-77-7209

クマザ農園のホームページへ

ネット通販

独自の通販サイトを持たない小規模のマンゴー農家は楽天市場やヤフーショッピングで島外に出荷しています。

2020年は豊作のマンゴー農家が多く、既に多くのマンゴーが出品されています。

減便の影響

コロナショックでマンゴー農家が頭を悩ませているのが飛行機の減便。

宮古島の飛行機は、人を運ぶだけでなく、たくさんの貨物を運んでいます。

鮮度が重要なマンゴーの出荷では、飛行機での貨物輸送は重宝されています。

コロナショックで宮古島発着の飛行機は5割以下に減便されています。

このまま減便が続けば、マンゴーの積み残しが大量に出てくる心配もあります。

マンゴー農家の中には、減便の影響を懸念して「仮予約」で受け付けたり、クール便限定の輸送に切り替えたりしていることろもあります。

マンゴー農家は減便が解消される日を心待ちにしながら不安な日々を過ごしています。

まとめ

宮古島の夏の味覚マンゴー!

今年は天候に恵まれ、上々の出来ですが、このまま島に観光客が戻らなければマンゴーの値崩れや売れ残りが発生しかねません。

宮古島ファンの皆様、宮古島旅行を自粛して頂いた皆様、ブログを読んで頂いている皆様、いつもありがとうございます。宮古島のマンゴー農家を助けてください!

おうちで食べる宮古島のマンゴーも、格別においしいですよ!

宮古島のお菓子メーカーを助けてください【コロナショック直撃】
宮古島在住のshimagurashiです。 新型コロナウイルスの感染拡大で宮古島には観光客がほとんど来なくなりました。 ホテル、レンタカー、飲食店、居酒屋、バス、タクシー、マリンレジャー・・・。宮古島の観光業を支えて来た事業所は...
宮古島移住に失敗しないために~移住5年の今だから話せる島暮らしの現実~
私たち夫婦が宮古島に移住したのは5年前。宮古島の知名度は今より低く、移住希望者もそれほどいませんでした。大きな変化の波にのまれた宮古島。移住した当時年間30万人台だった観光客は年間100万人を超え、移住者も増えました。南国宮古島での...
タイトルとURLをコピーしました