前浜ビーチ・砂山ビーチなど閉鎖|宮古島の新型コロナ対策

宮古島在住のshimagurashiです。

新型コロナウイルスへの不安が宮古島でも日増しに大きくなっています。

宮古島の住民はゴールデンウィークをきっかけに島にコロナが入ってくることを恐れています。

島外からの観光客に、旅行自粛を求めて来た宮古島市。大型連休を前に、ついにビーチの閉鎖を決めました。

※追記 閉鎖はゴールデンウイーク明けに解除されました。詳しくはこちらの記事

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閉鎖されるビーチ


前浜ビーチ、砂山ビーチ、新城海岸、インギャーマリンガーデンなど、宮古島を代表するビーチはほとんど閉鎖されます。

閉鎖期間は令和2年4月29日(水)~5月10日(日)

実際に閉鎖されるのは駐車場やトイレシャワー施設。罰則を伴う立ち入り禁止措置ではありませんが、宮古島市はビーチを利用しないよう呼びかけています。

前浜のように進入路がたくさんあるビーチでは、入ろうと思えば入れるかもしれませんが、歩いてでも進入するのは非常識です。

閉鎖されるのは観光地だけではありません。市街地エリアの市民憩いのパイナガマビーチや、島の子供たちが集まる海空すこやか公園、カママ嶺公園なども閉鎖されます。

【閉鎖される施設一覧】

閉鎖できない観光地


シギラビーチや中之島ビーチ、17エンドなどは閉鎖リストにありません。

宮古島市が駐車場閉鎖の権限を持っていないなど、何らかの事情があるはずですが、詳しくはわかりません。

シギラビーチは多額の税金を宮古島市に収めているリゾート事業者のプライベートビーチ化しています。駐車場も市の持ち物ではなく、宮古島市は口出しできない立場です。

中之島ビーチ、17エンドには、そもそも駐車場がありません。観光客は普段から近くの市道に車を路駐しています。

宮古島市は島の全ての観光地を管理しきれていないのが現状です。管理が行き届いていない観光地は閉鎖もできないようです。

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大型連休の恐怖

宮古島市がビーチ閉鎖に踏み切ったのは、ゴールデンウィークに宮古島に新型コロナウイルスが入ってくるのを警戒してのこと。

宮古島では4月に入って観光客が激減しています。

ホテル、レンタカーの稼働率は1割以下。夜の街からも人が消え、営業を自粛している飲食店も少なくありません。

ダイビングやシュノーケリングのマリンレジャー業者は開店休業状態です。

観光客っぽい若者をちらほら見かけることはありますが、3月までに比べるとかなり減りました。

宮古島は今、とても静かです。

大型連休を乗り越えれば、宮古島が奇跡のコロナゼロを達成する可能性も出てきます。

宮古島観光のオンシーズンは3月~11月。

毎年春休みから観光客が増え始め、ゴールデンウィークに1回目のピーク、夏休みに2回目のピークを迎えます。

夏休みは長いので観光客が分散されますが、ゴールデンウィークは観光客が集中して訪れます。

普段なら、ホテルもレンタカーもフル稼働状態。観光業者は1年で1番の稼ぎ時です。

ゴールデンウィークの沖縄便の予約数が6万越えとの報道がありました。

このうち宮古島に何人が来るかはわかりませんが、新型コロナ感染者が1人でもいて、島でウイルスが広がれば、取り返しのつかないことになりかねません。

宮古島で感染者が出る日

沖縄本島では毎日のように新型コロナウイルスの新たな感染者が確認されています。

4月に入り、ついに石垣島でも感染者が出ました。

宮古島に住んでいる感覚だと「もう入ってきていてもおかしくない」というのが正直なところ。

感染者が出るのは時間の問題という空気感です。

島の人たちは危機感を強めています。

東京で感染者が増え始めた3月頃、宮古島ではそれほどコロナへの警戒感はありませんでした。

4月に入り沖縄本島で感染者が急増し、石垣島でも感染者が確認されたことで、宮古島住民の危機感は強まっています。

当初マスクをしていなかった人たちも今ではみんなマスクをしています。

小学校、中学校、高校は休校。図書館公民館などの公共施設は利用停止。イベントは全て中止されています。

小さな宮古島の医療体制は脆弱です。島を守ることを最優先に考えるなら「島に来ないで」ではなく「島に来るな!!」とリーダーが大声で言ってもいいような状況です。

石垣島の後を追う宮古島

沖縄の2大離島、宮古島と石垣島。

宮古島は常に石垣島の背中を追いかけて来た歴史があります。

離島ブームに乗って観光客を増やして来た石垣島に追い付け追い越せの勢いで、宮古島は観光開発を進めてきました。

残念なことに、コロナ対策でも、宮古島は常に石垣島の御手を取っています。

先に観光客へ来島自粛を要請したのは石垣島。

ビーチの閉鎖を決めたのも石垣島が先でした。

宮古島市の対応は、石垣市に比べ数日~1週間遅れています。

今のところ新型コロナウイルス感染確認数は石垣島が3人、宮古島が0人ですが、近い将来この数字が逆転しないことを願っています。

忍耐強さ

宮古島の人たちの真骨頂は忍耐強さ。

島の人たちの心はとにかく強いです。

宮古島に移住して5年。

宮古島で暮らしていると、移住者とは比べ物にならない、島の人たちの心の強さ、たくましさを目の当たりにします。

真夏の信じられないほどの暑さにも、猛烈な台風にも、長時間の停電にも、毎年黙って耐える島の人たち。

多少の困難は、何事もなかったかのように受け入れる懐の深さが島の人たちにはあります。

こんな時は、移住者は黙って「島の人たちに従え」です。

コロナ危機の今、余計なことをしかねないのは移住者と観光客。

島のルールを尊重し、島の人たちが大切にしてきたことを守れない移住者は、遅かれ早かれ島を出ることになります。

まとめ

新型コロナウイルス対策で宮古島のビーチは閉鎖されます。

コロナから島を守れるかどうか。ゴールデンウィークが大きな鍵を握っています。

宮古島にどんなに行きたくても今は気持をぐっとこらえるしかありません。

宮古島ファンの皆様、コロナ収束後の美しい島でお待ちしています。

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