伊良部島の観光拠点施設「いらぶ大橋海の駅」が2020年6月に開業しました。
海の駅は、伊良部大橋と宮古ブルーの海を一望でき、ロケーションは抜群の展望観光施設。
伊良部島に行くなら必ず訪れたい観光スポットです。
「いらぶ大橋海の駅」の場所、レストランの営業時間、メニューをまとめました。
いらぶ大橋海の駅の場所・行き方
「いらぶ大橋海の駅」は、伊良部島の入り口にあります。
宮古島から伊良部大橋を渡ると、突き当たりが「いらぶ大橋海の駅」。
敷地が広いので、伊良部大橋をドライブしていると橋の真ん中あたりからも海の駅が見えます。
駐車場が広く、観光バスが停車できるスペースもあります。
「いらぶ大橋海の駅」の最大の魅力はその眺望。
海の駅は傾斜地にあります。海の駅の上部には展望スペースがあり、伊良部大橋と宮古ブルーの海を一望できます。
観光客は宮古島側、伊良部島側の橋のたもとから伊良部大橋の写真を撮るのが定番でした。「いらぶ大橋海の駅」は、伊良部大橋の新たな撮影スポット。
伊良部大橋のダイナミックな曲線美が宮古ブルーの海にくっきりと浮かび上がります。
「いらぶ大橋海の駅」に行くなら、坂の上にある第2駐車場、第3駐車場に車を止めるのがおすすめ。海向きに車を止めれば、車内からも美しい海を眺められます。
海の駅でできること
「いらぶ大橋海の駅」には、宮古島市が整備した2階建の観光施設があります。
1階はお土産屋、2階はレストラン。お土産屋とレストランは、伊良部島の地元企業が運営しています。
1階のお土産屋では、かつお節、なまり節、うずまきパンなど伊良部島の特産品を購入できます。
店舗の奥はセレクトショップのような雰囲気で、宮古島産マンゴースイーツやハンドメイドのキャンドルなどオシャレなお土産が揃います。
2階のレストランには大きなガラス張りの窓があり、最高の景色を楽しみながら食事を楽しめます。
レストランのメニュー・値段・営業時間
レストラン・お土産屋は年中無休で営業しています。
レストランの営業時間は11時~15時半。
ビュッフェスタイルで食事を提供しています。メニューは日によって変わるようです。
座席数がそれほど多くないので、観光シーズンや休日は事前に予約しておくと安心です。窓際の席の予約がオススメ。窓際には4人がけのテーブル席とカウンター席があります。
ビュッフェの値段は大人1600円、小学生以下1000円。
カツオやトウガンなど、伊良部島・宮古島の食材を使ったメニューも提供されています。パエリアがおいしいと評判です。
夜は不定期営業。予約が入れば営業するスタイルのようです。
伊良部島の観光スポット
「いらぶ大橋海の駅」は伊良部島に行くなら必ず訪れたい観光スポットですが、食事をしなければ長時間滞在するほどの施設ではありません。
駐車場に車を止めて、伊良部大橋をバックに写真を撮り、お土産屋を見て伊良部島観光に出かけるのが定番コースになりそうです。
伊良部島には観光スポットが点在しています。「いらぶ大橋海の駅」に立ち寄るだけで宮古島に帰るのはもったいないので、伊良部島の観光スポットを紹介します。
渡口の浜
伊良部島の絶景ビーチと言えば渡口の浜。「いらぶ大橋海の駅」から車で10分の距離です。
伊良部島は海岸線が崖になっているところが多く、ビーチは少ないです。
渡口の浜は伊良部島最大のビーチ。観光スポットとしても人気です。
宮古島・伊良部島周辺は、ビーチによって海の色が違います。渡口の浜の海は、グリーンに近い青色。
時間帯や潮の満ち引きにもよっては、クリームソーダのような緑色になります。
砂がとてもきめ細かく美しいです。真っ白な砂浜と海のコントラストは、東洋一の美しさと言われる宮古島の与那覇前浜にも劣らぬ美しさです。
湾のような形になっているので波は穏やかに見えますが、外洋の波はとても高く、海水浴はリスクを伴います。
ぼんやり海を眺めたり、写真を撮ったりするにはオススメの観光スポットですが、海水浴はあまりオススメできません。
小さなビーチハウスとトイレ、シャワー施設があります。
中之島海岸
伊良部島でシュノーケリングをするなら中之島海岸。「いらぶ大橋海の駅」からは車で20分の距離です。
伊良部島と橋でつながる下地島の西側にある中之島海岸。
海岸線のすぐそばからサンゴ礁が広がり、箱メガネでもたくさんの魚が見えます。
サンゴ礁が豊かで魚の種類も豊富。内海は波も穏やかでシュノーケリングには絶好の場所です。
伊良部大橋開通後、観光客が急増していて、ゴールデンウィークや夏休みなど観光トップシーズンは混雑します。
ビーチが狭く、日陰がないので、日焼け対策、暑さ対策は万全に。駐車場の台数も限られていて路駐が目立ちます。
砂が荒くサンゴのかけらが危険なので、シュノーケリングをするならマリンシューズは必須です。
17end
「いらぶ大橋海の駅」から車で30分、下地島空港の西側に絶景の海が広がる17end。
17endの海は宮古島・伊良部島周辺でトップクラスの美しさ。飛行機の誘導橋の近くにはエメラルドグリーンの海、滑走路西側にはどこまでも青い海が広がります。
場所によって水深が違い、海の色が違います。晴れた日の17endの海は「青」の一言では書き表せない何色もの輝きを放ちます。
干潮の時間帯には潮が引き幻のビーチが現れます。
潮の引き具合によって海の見え方は全く違います。17endの海を見るなら大潮の日の干潮の時間帯がベスト。午後は逆光なので午前中~昼過ぎぐらいまでがオススメです。
17endは車両通行止め。駐車場に車を止め、歩いて10分で絶景スポットです。
17endは海水浴場ではありません。17endでは毎年のように観光客の漂流事故が発生しています。遊泳には注意が必要です。
三角点
17end同様、伊良部大橋開通後に観光客が急増した場所が、伊良部島北側の「三角点」
「いらぶ大橋海の駅」から車で30分の距離です。
観光スポットとして整備されているわけではなく、断崖絶壁の崖の上から伊良部島北海岸の海を一望できる、自然にできた場所です。
伊良部島の北海岸線は高さ70メートルほどの断崖絶壁が続きます。
崖の上から見下ろす海は、ビーチで見る海とはスケール感が違います。
三角点は危険を伴う場所。一歩足を踏み外せば崖下に転落します。
崖の先端の海を見下ろせる場所は3人分ぐらいのスペースしかありません。
長居する観光スポットではなく、ぱっと見て、ぱっと写真を撮って、次の方どうぞと退く感じ。
三角点から眺める海は季節を問わず美しいです。夏はもちろん、冬の三角点からの眺めも絶景。
三角点から見えるのは伊良部島の北側の海。太陽を背する形になるので、どの時間帯でも海がとてもきれいに見えます。
下地島空港ターミナル
2019年に新ターミナルが開業し定期便が飛ぶようになった下地島空港。
「空港からリゾートはじまる」がコンセプトのターミナルはまるでリゾートホテルにいるかのような癒しの空間。空港ターミナルそのものが観光スポットです。
飛行機に乗らない人も、カフェエリアには入れます。食事もお土産もハイセンスでオシャレなものが揃っています。
下地島空港に飛行機が飛んでいるのは、成田空港、関西空港、香港国際空港。宮古島初の国際空港で、今後も海外路線が増えることが期待されています。
「いらぶ大橋海の駅」からは車で20分の距離です。
青の洞窟
伊良部島の海をアクティブに楽しむなら青の洞窟ツアー。
青の洞窟は伊良部島北海岸の崖下に自然にできた小さな洞窟。
洞窟内の水中から外を見ると、太陽光が差し込んで青く輝いているように見える感動の観光スポットです。
宮古島に移住して以来、数々の海遊びをしてきましたが、青の洞窟に勝る感動はありません。
青の洞窟は自力では行けません。伊良部島の佐良浜港からツアー船で向かいます。「いらぶ大橋海の駅」から佐良浜港までは車で15分です。
シュノーケリング初心者でもライフジャケットを着用すれば安心。ガイドが丁寧に案内してくれます。
洞窟内で見た小さな魚の群れ、水中から眺めたキラキラ輝く水面の美しさは今でも忘れられません。
まとめ
「いらぶ大橋海の駅」は伊良部大橋と宮古ブルーの海を一望できるロケーション抜群の展望観光施設。
1階は宮古島・伊良部島のお土産販売店、2階はオーシャンビューのレストランです。
施設は年中無休。宮古島に行くなら一度は訪れたい場所です。