宮古島のSUP事故まとめ|安全に楽しむ方法は?

宮古島在住のshimagurashiです。

宮古島では毎年SUP事故があり、死亡事故も発生しています。

宮古島で起きたSUP事故をまとめました。

SUPは初心者でも楽しめますが最初の1回はガイド付きのツアーに参加しましょう。

宮古島の定番SUPツアーはこちら

スポンサーリンク

2022年8月 新城海岸で男性死亡

2022年8月に新城海岸でSUPをしていた40代の男性が死亡しました。

新城海岸は宮古島のシュノーケリングの大人気スポット。

最近ではSUPツアーも多く開催されています。

死亡した男性は飲酒後にSUPをして海に転落したようです。

飲酒して海に入るのは危険すぎます。

宮古島では毎年水難事故がありますが、たまに飲酒がらみがありとても残念。

SUPは初心者や子供も楽しめますが遊び方を間違えると危険。

ライフジャケットをつけて足がつく範囲で遊んでいれば転落しても溺れませんが、ライフジャケットなしで飲酒は危険すぎます。

SUPに慣れている人は落ちませんが初心者は簡単に転落します。

宮古島は離島で潮の干満差が大きく、昼は足がついていた場所も夕方には深くなります。

事故があったのは夕方。

昼間は観光客で賑やかな新城海岸ですが夕方以降は人が少なくなります。

ライフセイバーがいるわけでもなく公認の海水浴場でもないので事故は自己責任。

特に人の少ない時間帯は要注意です。

2021年7月 新城海岸で3人流される

2021年3月。新城海岸でSUPをしていた女性3人が流されました。

3人は救助に向かった漁船に引き上げられて無事でした。

新城海岸にたくさん人がいる時間帯の事故で、気づいた人が運良く動いてくれたので助かりましたが場合によっては大惨事です。

近くに漁港があって、海にいた人から救助要請があって、すぐに漁船が出港できたから助かりました。

宮古島には海上保安部があって海難事故の通報のたびに救助に向かいますが現場に着いた時には手遅れなことも多いです。

SUPは見た目以上に風に流されます。

風が強いとあっという間に沖です。

新城海岸は遠浅の海ですが風が強くて風向きが悪いと5分ぐらいでリーフの外に出てしまいます。

一度リーフの外に出てしまうと素人は絶対に戻れません。

2018年9月 イムギャーで40代女性行方不明

2018年9月。イムギャーマリンガーデン周辺でSUPをしていた40代の女性が行方不明になりました。

女性は行方不明のままです。

海上保安部が捜索していましたが見つかりませんでした。

宮古島は大海原にポツンと浮かぶ離島。

SUPに乗って流され島から離れると捜索するのは困難です。

宮古島の周辺は潮の流れが複雑で捜索は時間が経てば経つほど困難に。

ライフジャケットをつけていても、携帯電話を持っていても、潮の流れには逆らえません。

イムギャーマリンガーデンは天然の入江で入江内はとても穏やかですが外洋に出ると一気に流されます。

体力に自信があってSUPの操縦に慣れている人でも岸に戻るのは大変です。

沖縄ではSUPの漂流事故が毎年あります。

14時間後に助けられたケースもありますが何年も行方不明者で捜索打ち切りになる事故もあります。

宮古島で安全にSUPを楽しむための注意点

SUPは初心者でも始めやすいマリンアクティビティで宮古島で爆発的に人気が広がっていますが、正しく遊ばないと危険も潜んでいます。

残念なことに毎年SUPの事故があり、ほとんどは個人でSUPをしていた人の事故です。

イムギャーマリンガーデンでは、入江を出て外洋でSUPをしていた女性が流されて行方不明になりました。

新城海岸では死亡事故がありました。

夢中になっているうちにビーチ戻れなくならないように注意しましょう。

    • ライフジャケットを必ず着用
    • ボードと人をつなぐリーシュコードつける
    • 空気を入れるタイプのSUPは穴あきに注意
    • 防水袋で携帯電話を持っていく
    • もしもの時は海上保安庁118に電話

宮古島は風が強いので風向きには注意しましょう。

風に乗ればスイスイ心地よく進めますが、風に逆らう方向の移動にはかなり体力を消耗します。

大潮の日は干満差が大きいので要注意。干満差が大きいほど潮の流れが大きくなります。

せっかくの旅行なので無理してでも楽しみたくなりますが、当日の天候、風速、風向き、潮位は必ずチェックしましょう。

SUPは初心者でも楽しめますが最初の1回はガイド付きのツアーに参加しましょう。

宮古島の定番SUPツアーはこちら

SUPに乗ってみた感想

事故の羅列を見ると気が滅入りそうですがSUP自体はとても楽しくおすすめのマリンアクティビティ。

のんびり島時間が流れる宮古島にはぴったりの自然と一体になれるような体験ができます。

私はSUP初心者ですが初体験のSUPは想像以上に楽しかったです。

SUPに立てた時の気分は最高。

最初のうちはバランスを取るのが大変。立ってるだけに見えて実は腹筋がプルプル。

体幹が鍛えられるというか、バランス感覚が独特で漕ぐ動作をするとバランスが崩れやすく海にバシャーン。

で、この海にバシャーンが想像以上に爽快。

大人になってから海に全身で飛び込む経験なんてなかなかないので爽快。

全身ずぶ濡れ髪の毛まで濡れましたがすごい笑顔になれます。

立つ姿勢をキープできるようになると周りを見る余裕も出ます。

SUPの上からの眺めは壮観。

実際に乗ってみると、目線の高さにビックリ。

海面よりも身長分高いところから海を見下ろせるのがSUPの醍醐味。

ジェットスキーもシーカヤックも水面近くの目線ですがSUPは上から見下ろす形になって宮古ブルーの海がきれいに見えます。

新城海岸やイムギャーは海の透明度が高いので上から熱帯魚が見えます。

新城海岸は運がよければウミガメも見えるみたい。

最初の1回では立って漕ぐのは難しいですが、座ったままだと漕げるようになりました。

コントロールが難しく思った方向には進まずにクルクル回ったりしてましたがそれだけでも楽しいです。

驚いたのはかなり風に流されること。

波ではなく風に流されます。

波が砂浜の方向に打ち寄せてきていても、風が砂浜から離れる方向だとSUPは砂浜から離れていきます。

風が強いと漕がなくても乗ってるだけで移動していくので要注意。

ぼーっとSUPで海に浮かんでるだけでも楽しいですが、砂浜から離れすぎないようにしましょう。

まとめ

宮古島では毎年SUPの事故があり死亡事故も起きています。

宮古島の海は絶景ですがコンディション次第では危険。

SUPは初心者でも楽しめますが最初の1回はガイド付きのツアーに参加しましょう。

宮古島の定番SUPツアーはこちら

宮古島のSUPおすすめスポット|人気ツアーはどこ?
宮古島で最近爆発的に人気が広がっているSUPおすすめスポットと人気ツアーを現地在住の私が紹介します。SUPは風の影響を受けやすい特殊なマリンアクティビティです。風向きや当日の海況によっておすすめスポットは変わります。...
宮古島移住に失敗しないために~移住10年の今だから話せる島暮らしの現実~
私たち夫婦が宮古島に移住したのは10年前。宮古島の知名度は今より低く、移住希望者もそれほどいませんでした。大きな変化の波にのまれた宮古島。移住した当時年間30万人台だった観光客は年間100万人を超え、移住者も増えました。南国宮古島で...


タイトルとURLをコピーしました