保育士なら宮古島移住で30万円の支援を受けられる

宮古島でも0歳児、1歳児、2歳児を中心に毎年待機児童が発生しています。原因は保育士不足です。

宮古島市は保育士不足解消のため、島外からの保育士確保に力を入れ始めました。

平成30年度から、宮古島で保育士として働く移住者に最大30万円を支給する制度が始まりました。

移住者にとって仕事の選択は大きなテーマですが、保育士であれば移住前の仕事の経験も活かせるので、失敗するリスクも少ないです。

宮古島の保育士の職場環境と、宮古島市の移住支援制度についてまとめました。

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宮古島で保育士として働くには

宮古島には公立保育所10ヵ所。認可保育園14か所。小規模保育施設5ヵ所。認定こども園1ヵ所があります。

公立保育所では、宮古島市の公務員採用試験に保育士として合格した人が働いています。

認定保育園14か所、小規模保育施設5ヵ所、認定こども園1ヵ所では、それぞれの園が採用した保育士が働いています。

移住者は保育士であっても宮古島市の公務員採用試験に合格するのは難しいので、宮古島で保育士として働くなら民間の保育施設に採用されるパターンが現実的です。

宮古島の保育園も保育士不足に頭を悩ませていて、常に採用情報を出している園もあります。

採用されるためには宮古島で面接試験を受ける必要がありますが、面接時期はこちらの希望に合わせてくれる場合が多いです。

お願いすれば(お願いしなくても)施設見学もさせてくれます。保育士資格を持っているだけで園にとっては大歓迎なので、手厚くもてなしてもらえると思います。

認可保育園の中には保育士の半分は移住者という園もあります。

宮古島で働く若い女性の保育士は年々増えてきています。

宮古島の保育士の職場環境

宮古島の保育士の給料や職場環境についてです。

給料

宮古島の保育士の給料は、高くはありませんが全国平均とそれほど変わりません。

全国の保育士の初任給の平均は16万円~17万円ほどとされていますが、宮古島だと14万円~17万円ぐらい。大差はありません。

宮古島の中だけで比較するなら、保育士は決して給料が少ない職種ではありません。

給料が少ない分ボーナスで多くもらっている人もいます。

宮古島の場合、移住者にとってネックとなるのが給料の少なさですが、現在も保育士として働いている人なら、宮古島移住によって給料が大きく減ることはありません。

職場環境・勤務

宮古島だからと言って、保育士の仕事が楽なわけではありません。

宮古島では土曜日も働いている人が多いです。

多くの保育園では土曜日も子どもを預かっています。

求人情報に「週休2日」とあっても連休はなかなか取れません。

移住前も保育士として働いていた方は、同じぐらい大変な職場だと覚悟した方がいいと思います。

ただ、宮古島の子どもたちは素直で(もちろん生意気ですが)かわいいです。

一番ありがたいのは、モンスターペアレントみたいな変な親が少ないこと。

宮古島には「子育てはみんなでする」「島の子はみんなの子」という空気感があるので、自分の子どものことだけを考えて不満を言うような親は少ないです。

お便り帳に何も書かず、毎日ハンコを押して終わり。という園もありまが、保護者からクレームがないのか、クレームを気にしていないのか、全く改善されません(いかにも宮古島らしいです)

宮古島の職場はお酒を飲む機会が多いですが、職場に女性が多い保育園では例外です。

保育士ならお酒を飲めなくても宮古島で楽しく働けるでしょう。

宮古島市の移住支援制度

宮古島市では宮古島の保育園に保育士として島外から就職する移住者に最大30万円を支給しています。

【対象】
①宮古島市外に在住し保育士資格を有する者
②宮古島市に転居し認可保育施設に就労する者
③採用された日から起算して2年以上勤務する意思がある者

【補助金額】
県内からの場合 最大20万円
県外からの場合 最大30万円

【提出書類】
①補助金交付機申請書(宮古島市のホームページからダウンロードできます)
②保育士証の写し
③認可保育施設に採用されたことを証する書類
④申請者の住民票(移住前のもの)の写し
⑤転居するために要した費用の領収書の写し
 航空運賃/転居先の家賃、敷金、礼金、仲介手数料等/引っ越し手数料(配送料含む)/宿泊料

宮古島への移住者にとって大きな壁となるのが、仕事の選択と引っ越し費用。

保育士資格があれば、この2つの壁は簡単に越えられます。

宮古島移住に成功している人の多くは、移住前と同じ仕事をしています。

保育士資格のある移住希望者は、まずは保育士として宮古島で働くことをオススメします。

宮古島市の補助金案内ページへ

さいごに

さいごに、保育士資格を持つ皆様に耳寄りな情報です!

石垣島では保育士として就職する移住者に、市が最大50万円を支給しています!

宮古島より20万円も多い!!

宮古島にも待機児童問題があり、実はうちの子も待機児童になっていた期間があったので、ぜひ一人でも多くの保育士に宮古島に来てほしい!

石垣島の情報は本当はお伝えしたくなかったのですが、最後まで読んで頂いたあなたにだけ、こっそりお伝えしておきます!

石垣市の補助金交付要項ページへ

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